ブラウン文字盤は、旬のシルバーボタンとも調和し、
クールビズに風格を添える

 これからの季節、気になるのがクールビズのコーディネートだ。ただネクタイを外すのでなく、重要なのはどんなシャツを着るか。お薦めするのは、ジャケットとのグラデーション。絞り込んだカラーリングが気品にもつながる。

 クールビズの基本となるのが、ジャケット+パンツのスタイルだ。それも清々しさを与えつつ、カジュアルになり過ぎないようにするには、紺色のジャケットがいい。ピークトラペル(襟)はレギュラータイプに比べるとドレッシーさが増し、シルバーのメタルボタンは、オーセンティックな雰囲気に加え、ホワイトパンツもシックに映える。

ジャズマスター シンライン オート
H38525721 SS、ケース径40㎜、5気圧防水、自動巻き。11万2320円(税込み)

 ただしパンツの素材は、麻はシワが目立ちやすいので、麻混コットンがお薦めだ。また紺のジャケットに合わせるシャツは、定番のライトブルーやストライプではなく、ジャケットと同系色の紺のグラデーションにするとスマートかつ洒脱さが増す。

 合わせる時計は、シンプルな薄型が似合う。ハミルトンの「ジャズマスター シンライン オート」は、ブラウンのニュアンスカラーを文字盤に用い、あえて2針に絞り込んだ潔いフェイスを美しく演出する。 さらにサンレイ加工を施した輝きが、袖のシルバーのボタンとも調和することはいうまでもない。ストラップにはイージークリックシステムを採用し、専用工具を必要とせず、簡単に付け替えられる。別売のストラップを揃えれば、ビジネスでもTPOに合わせて異なるスタイルが楽しめるのも嬉しい。