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非製造業企業の足元の業績は? ~2月のISM非製造業景況指数~ - 米経済の「今」を読む -経済指標動向-

米国の非製造業企業を対象とした企業景況感サーベイの結果が発表された。全米サプライマネジメント協会(ISM)が発表するISM非製造業景況指数は、全米の非製造業マインドを示す重要な指標である。2月の同指数は、前月からの低下を見込んでいた市場予想に反して上昇し3ヶ月連続改善となった。堅調な景気回復を背景に、需要(受注)の回復が勢いを増し事業が活発化、非製造業企業の業績改善を示唆する結果となっている。また、雇用の回復が持続していることも示され、週末(9日)の雇用統計(2月分)に向けて明るい材料も見られた。非製造業マインドは、月初に発表されたISM製造業景況指数とは打って変わって好調だ(グラフ参照)。

非製造業マインドの上振れで、2月のISM製造業景況指数の下振れにより強まった、景気回復の息切れ懸念は若干和らいだ。既に公表されている米主要経済指標でも、2月は予想を上回る改善を示す指標が散見されている(表参照)。週末の雇用統計も事前の予想通り(失業率:8.3%、非農業部門雇用者数増加幅:21.0万人)となれば、懸念はさらに後退するだろう。ISM製造業景況指数のネガティブサプライズを単月の振れとして評価するのは早計ではあるが、他指標の結果を総合すれば、米経済の緩やかな回復が継続するとの見通しが妥当であると考える。


※ISM非製造業景況指数
全米サプライマネジメント協会(ISM)が公表する、米非製造業マインドを示す最も有益な指標の1つ。全米の大企業非製造業を375社を対象に、「事業活動」や「新規受注」、「雇用」、「供給時間」が1ヶ月前と比べて拡大したかを問うアンケートの結果を元に指数化される。一般に、50が景況判断の分かれ目とされ、値が大きいほど改善の裾野や勢いが大きいことを示す。また、上記以外にも、「受注残」、「新規輸出受注」、「輸入」、「在庫変化」、「支払い価格」などの動向調査が行われる。


マネックス証券 フィナンシャル・インテリジェンス部 戸澤 正樹

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(マネックス証券)


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