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4月17日 11時36分
フィスコ

注目銘柄ダイジェスト(前場):グリー、ファナック、東芝テックなど

グリー<3632>:2142円(前日比+137円)
上げ幅拡大で上昇率上位。メリルリンチ(ML)では投資判断「買い」を継続で、目標
株価を4040円から4620円に引き上げている。足元で景気敏感株が調整色を強める中、
内需好業績銘柄として、資金シフトの動きを誘う格好にもなっているようだ。MLで
は、RMT対策の進捗と平行して国内ゲーム収入が再加速と評価しているほか、米国で
カードバトルゲームが受容される兆候が出ているとも指摘しているもよう。


ファナック<6954>:14570円(同-30円)
上値の重い展開。みずほでは目標株価を15500円にまで引き上げているが、投資判断
は「買い」から「中立」に格下げしていることなどが重しに。みずほでは、13.3期に
業績拡大ペースは踊り場を迎えると予想、現状の株価には特段の割安感が無くなった
とも判断しているもよう。みずほでは、前期営業利益は会社計画を下回る2290億円を
予想、今期は2340億円で前期比2%増益にとどまると見込んでいるようだ。


東芝テック<6588>:329円(同+23円)
急伸で上昇率上位。米IBMから流通業向けの情報端末事業を買収すると報じられてお
り、事業規模の拡大に加え、システム構築サービス分野などへの波及効果を期待する
展開にもなっているようだ。買収額は700億円前後とされているが、自己資金を中心
に一部は借入で賄うと伝わっている。現在の同社のPOS端末世界シェア7%に対して、
IBMは22%を占めているもよう。

日本ユニシス<8056>:570円(同+19円)
しっかり。モルガン・スタンレー(MS)では投資判断を「イコールウェイト」から
「オーバーウェイト」に格上げ、目標株価は590円から660円に引き上げていることな
どが材料視されている。MSでは、では、情報技術セクターの業界判断は「インライ
ン」に引き下げているが、セクター内での出遅れ銘柄へのリバランスを想定して、同
社とITHD<3626>の投資判断は格上げしているようだ。一方、大塚商会<4768>は「オー
バーウェイト」から「イコールウェイト」に格下げしているもよう。

サンケン電気<6707>:350円(同+14円)
大幅高。大和が同社の投資判断を「3」から「2」へ格上げ、目標株価も300円から500
円に引き上げていることが、本日の買い材料につながっているもよう。大和では、体
質の改善が進みつつあるなか、セクター平均を下回るPER水準には割安感が強いとの
判断のようだ。米子会社アレグロも前第4四半期以降は回復、高止まりしていた実効
税率の正常化につながるとも。

学研HD<9470>:176円(同+6円)
しっかり。同社など複数の出版社が米アマゾンと電子書籍サービス「キンドル」日本
版の配信契約で合意したと報じられている。豊富な電子書籍データを保有する同社に
とっては、ビジネスチャンスの拡大につながっていくとの見方が先行のようだ。株価
の値頃感やPBR水準の割安感なども支えに、短期資金の関心が向かう格好へ。


明和産業<8103>:489円(同+80円)
ストップ高まで急伸で上昇率トップ。特に材料は観測されていないが、以前から特定
資金の介入思惑などが強まっていた銘柄の一つでもあり、買い気配スタートとなった
ことで、こうした思惑が一段と高まる展開にもなっているようだ。ここ1ヶ月は高値
圏でのもみ合いが続いていたことから、もみ合い上放れを期待して短期資金の関心も
高まっていたとみられる。

プラネックスH<6784>:38450円(同+4900円)
大幅続伸。昨日は後場取引時間中に上期業績予想の上方修正を発表しストップ高とな
ったが、引き続き、好業績を評価する動き。利益率の高いスマートフォン関連分野の
販売が好調であったことなどを背景に、上期営業利益見通しを2.1億円から5.5億円へ
と大幅に引き上げへ。なお、3月末にも上期業績予想を上方修正しており、相次ぐ上
方修正にポジティブなインパクトが強まっている。

ジョイス<8080>:457円(同-19円)
反落。昨日の大引け後に、アークス<9948>との経営統合を正式発表している。同社1
株に対して、アークス株を0.293株割り当てる。昨日のアークスの終値である1568円
を基にした理論株価は約460円となり、同水準にサヤ寄せの動きに。なお、野村では
経営統合について、買収金額も妥当であり中長期的なシナジーが見込みやすい案件で
あることから、両社にとってポジティブとコメントしている。

サイバーエージェント<4751>:236200円(同+5900円)
しっかり。メリルリンチ(ML)が投資判断「買い」を継続し、目標株価を36万500
円から37万7700円へと引き上げたことが支援材料となっている。子会社が他社プラッ
トフォームへゲームを提供するSAP事業が急伸していると指摘。また、スマホ広告
収入の拡大加速や、新スマホプラットフォームへの期待も前向きな要因となる可能性
があるとコメントしている。

ミクシィ<2121>:219000円(同+6300円)
買い先行。1-3月期営業利益は7.5億円前後となり、直前四半期比で約4割増えた公算
が大きいと報じられている。主力の広告事業は従来型携帯電話向け広告出稿量の減少
が続く一方、ソーシャルゲームなどの課金収入が好調だったようだ。ほぼコンセンサ
ス水準の内容ではあるが、足元の業績改善を前向きに評価する動きに。なお、直近で
はCSが1-3月期営業利益を9億円と予想していた。


(フィスコ)


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