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4月19日 11時35分
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フィスコ

注目銘柄ダイジェスト(前場):日立製作所、日本板硝子、TDKなど

日立製作所<6501>:532円(前日比+17円)
買い先行の展開。三菱UFJでは目標株価を555円から745円に、JPモルガン(JPM)では
590円から740円にそれぞれ引き上げている。ともに業績予想を上方修正しており、今
期営業利益は、三菱UFJが5050億円、JPMが5208億円を予想。現在の市場コンセンサス
4800億円強が切り上がっていく状況に。決算発表の本格化を控えて、ファンダメンタ
ルズによる選別物色の動きが今後強まっていくとの見方なども強まる格好へ。


日本板硝子<5202>:108円(同-8円)
売り先行で実質下落率トップ。前日に外国人社長の退任が発表されている。一昨年の
6月に就任したばかりであり、短期降板の形となっている。前回の外国人社長も短期
間で退任しており、トップマネジメント体制に対する不安感、経営のグローバル化が
進んでいないとの見方など強まる形にも。また、モルガン・スタンレー(MS)では、
無形資産の減損が説明会で示唆された点はネガティブなサプライズとも指摘している
ようだ。

TDK<6762>:4285円(同-20円)
小幅反落。今期営業利益が前期推定比5倍強の550億円程度になる見通しと報じられて
いる。主力のHDD用磁気ヘッドの販売拡大などが業績回復の背景とされている。た
だ、アナリストコンセンサスは640億円強の水準となっており、タイの洪水被害一巡
などによる今期の大幅増益は想定線との見方で、同報道については特に目立った反応
がみられていない。

太陽誘電<6976>:865円(同+35円)
上げ幅拡大。シティでは電子部品業界のレポートをリリース、そのなかで、同社の投
資判断を「2」から「1」に格上げで、TDK<6762>とともにトップピックと位置づけて
いることから、評価が高まる展開になっているもようだ。なお、同社のほかにもニチ
コン<6996>や日東電工<6988>など電子部品の一角で強い動きが目立っており、本日の
投信設定が需給面での下支えになっているとの見方も。

大阪チタニウムテクノロジーズ<5726>:2635円(同-102円)
売り優勢。クレディ・スイス(CS)では同社と東邦チタニウム<5727>の投資判断を新
規に「アンダーパフォーム」としており、売り材料視される展開になっている。CSで
は、利益成長は今年度も市場の期待値を下回るとみているが、依然としてバリュエー
ションには大幅なプレミアムが付与されているとの判断。大阪チタの目標株価は2300
円としている。

宇部興産<4208>:218円(同-7円)
下落が目立つ。大和が同社の投資判断を「2」から「3」に格下げしており、弱材料視
される展開に。大和では、今期営業利益は前期比2%増の460億円と予想、業績の伸び
悩みが続くと見ている。加えて、CPLの需給悪化懸念が当面払拭しづらいことから
も、短期的な株価上昇要因に欠けると判断しているもよう。

日本ユニシス<8056>:597円(同+19円)
買い先行。ドイツ証券が同社の投資判断を「ホールド」から「バイ」に格上げ、目標
株価も500円から800円に引き上げていることが好感されている。ドイツ証券では、受
注動向や不採算案件の対応、コスト削減の進捗など、足元で不安定感が薄らいできて
おり、今期からの業績改善期待が高められると指摘している。前日にはモルガン・ス
タンレー(MS)が投資判断を格上げするなど、ここにきてアナリストの評価が高まる
状況に。

イトーキ<7972>:443円(同+50円)
急伸で上昇率トップ。信用倍率0.7倍台など取組妙味が強い状況下、3月13日の高値水
準を突破したことで、踏み上げ狙いの動きが活発化する展開にも。また、真偽のほど
は定かでないものの、一部では特定資金の介入観測をはやす声もあるようだ。明和産
業<8103>が3日連続でのストップ高となるなか、こうした思惑はいつも以上に強まり
やすくもなっている。

ダイヤモンドD<3073>:436500円(同+22000円)
買い先行。いちよしが投資判断「A」を継続し、フェアバリューを43万円から62万円
へと大幅に引き上げたことが好感されている。買収した会社の収益化のスピードが想
定よりも早いほか、不採算店舗の閉店による収益性の向上などを背景に13年2月期以
降の業績予想を増額修正。また、13年2月期から新規出店の加速を予想している。


Y’s<2798>:94400円(同+8600円)
大幅高。今期営業利益が前期比2.3倍の5.5億円と大幅増益見通しとなったことが好感
されている。カジュアルレストラン事業を拡大するほか、ブライダル事業の強化、不
採算店舗の改善や撤退などによって収益拡大を図るようだ。四季報予想では3.8億円
が見込まれていたことから、想定以上の業績拡大にポジティブなインパクトが強まっ
ている。

シスロケ<2480>:326円(同+80円)
急伸でストップ高。前期営業利益を4800万円から9700万円へ、最終利益を3000万円か
ら5700万円へとそれぞれ大幅に上方修正したことが好感されている。震災の影響によ
る車両再販業務支援の入札会への出品台数の減少が想定ほど落ち込まなかったほか、
システム業務支援におけるシステムの定期レンタル収入が順調に伸びたことが寄与。
株価が低位でもあり、上方修正を手掛かりに短期資金を巻き込んでの上昇となってい
る。

日本通信<9424>:9250円(同+10円)
もみあい。一部で、NTTドコモ<9437>を契約違反で提訴することが分かったと報じ
られている。NTTドコモが合意した算定方式をとらずに高額な料金を要求している
とし、法的措置が不可避と判断したようだ。両社はネットワークを相互接続し、同社
ではドコモの携帯電話網を借りて割安な独自サービスを提供しており、手控え感が先
行へ。

ネットイヤー<3622>:47850円(同+7000円)
ストップ高。前期営業利益を9000万円から1.1億円へ、最終利益を2600万円から6900
万円へとそれぞれ上方修正したことが好感されている。ソーシャルメディアマーケテ
ィング支援サービスのほか、スマートフォンソリューションサービスの需要が想定以
上に高まったことが背景。なお、前期末配当については据え置きとなっている。


(フィスコ)


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