不動産一括査定サイトおすすめ比較[2018年]
2018年8月21日公開(2018年8月21日更新)
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ザイ・オンライン編集部

イエイ(一括査定サイト)の信頼性は?
掲載不動産会社、運営会社、対応する不動産の種類、強み、弱みなどを徹底調査!

不動産一括査定サイト「イエイ」は本当に信頼できるサイトなのか? 不動産を売却する際に非常に便利な不動産一括査定サイトだが、その中でも10年以上のサービス歴を持ち、幅広い物件種類の対応した一括査定を提供しているのが「イエイ」だ。運営企業や掲載している不動産会社、対応している不動産の種類などについて調査するとともに、ライバルサイトとの違いも比較してみた。

 不動産一括査定サイトは、売却する予定の不動産情報を入力すれば、複数会社に価格を査定してもらうことができるサイトだ。不動産の相場観が分かるだけでなく、きちんと売却してくれるパートナーになりうる不動産仲介会社を見つけるのに非常に便利なサービスだ。査定は無料なので、気軽に依頼できる。一気に複数の不動産会社と接点を持てる利便性から人気が高まっており、現在は数十サイトが乱立している。

 今回は、その中から10年以上のサービス歴を持ち、幅広い物件種類の対応した一括査定を提供している「イエイ」について、ライバルサイトと比較しながら、徹底解説しよう。

不動産一括査定サイト「イエイ」不動産一括査定サイト「イエイ

年間400万人以上が利用する一括サイト

 まず、「イエイ」の運営会社について見ていこう。

 「イエイ」は、もともと株式会社Qが2007年に開始したサービスだ。その後、リフォームを手がけるセカイエと2017年に経営統合し、社名もセカイエに変更された。東京都港区に本社があり、資本金3000万円、従業員63人(2017年6月時点)のベンチャー企業だ。

 10年以上の歴史を持つサービスだけあって知名度も高く、同社では2017年における利用者数を400万人以上と発表している。

イエイの運営会社は?
運営会社 セカイエ株式会社(非上場)
サービス開始 2007年

 同社では、「イエイ」の他にも、オンラインリフォームサービス「リノコ」や、その不動産会社様向けソリューションの「リノコBiz」、そしてリフォームと関連性の高い商材のECサイト「リノコショッピング」の運営も行っている。また、土地活用のプラン提案を受けられるサイト「土地活用の窓口」も提供している。

【関連記事はこちら!】
>> 不動産一括査定サイトを主要7社で比較! 「不動産の種類」「掲載不動産会社」「メリット・デメリット」「掲載社数」で評価しよう

マンション一棟や農地・山林など
幅広い不動産の種類に対応

 次に、対応している「不動産の種類」を見ていこう。入力画面を見ると、以下の不動産に対応していることが分かる。

イエイ」で査定できる不動産の種類
・マンション一室
・一戸建て
・土地
・ビル一室
・店舗・事務所・倉庫
・マンション一棟
・アパート一棟
・ビル一棟
・工場・倉庫
・店舗・事務所
・農地・畑・田んぼ
・山林
​・その他

 取引の多い居住用物件だけでなく、マンションやアパート一棟などの投資用物件があるほか、ビル一棟や店舗など、どちらかといえば法人向けの物件にも対応している。不動産の種類はかなり多い方だといえるだろう。

全国1000社から不動産仲介会社を紹介

 では、「一括査定」をすると、どんな不動産仲介会社を紹介してくれるのだろうか。以下がその詳細だ。

イエイが掲載する不動産会社は?
営業エリア  全国
掲載する不動産会社数 1,000社以上
掲載する主な不動産会社 三菱UFJ不動産販売、センチュリー21グループ、三井住友トラスト不動産、大京グループ、大成有楽不動産販売グループ、住友林業ホームサービス、スターツグループ、近鉄不動産、長谷工リアルエステート、ポラスグループ・中央住宅、ナイス、朝日住宅
不動産一括査定サイト「イエイ」の公式サイトはこちら

 「イエイ」が対応するエリアは全国。掲載する不動産仲介会社は、1000社以上だ。1000社以上あれば、規模としては問題ないだろう。

 なお、1000社というと、「1400社以上」や「1500社と提携」と謳うライバル他社がいる中では、少なく見えるかもしれない。ただし、査定において重要なのは、自分の物件を扱える不動産仲介会社や店舗がどれだけ見つかるかどうかなので、提携会社数や店舗数については参考程度に受け止めておこう。一括査定サイトの関係者に話を聞くと、「サイトによって提携している企業の定義はまちまち。過去に提携していた不動産会社を入れた『延べ社数』だったり、事実上稼働していない不動産会社までカウントしているサイトもある」としており、やみくもに提携社数が多いほどいいというわけではないのだ。

 また三菱UFJ不動産販売、三井住友トラスト不動産など、大手の不動産仲介会社も掲載しているので、「大手にも査定してほしい」というニーズにもこたえられる。

 なお、掲載している不動産仲介会社の品質を高めるため、イエイでは「イエローカード制度」を設けている。不動産の営業現場では、営業担当によるしつこい勧誘や電話に不快感を持つ顧客も多い。そこで、顧客からの評判が悪かったり、クレームが多い不動産会社はイエイの方から契約が解約できる契約になっているという。

幅広い不動産を売りたい人向け

 ここで、「イエイ」の「メリット」「デメリット」「どんな人に向いているサイトか」について、確認しておこう。

 「イエイ」は、10年以上の運営歴がある老舗サイトの一つだ。店舗、農地など幅広い不動産にも対応しているのがメリットだ。

イエイのメリット、デメリットは? どんな人向けか?
メリット 対象となる不動産の種類も多い。「お断り代行」という他社にないサービスもある
デメリット 経営母体の規模が小さい
どんな人に向いているか マンション、戸建だけでなく、店舗、農地など幅広い不動産を売りたい人向け
不動産一括査定サイト「イエイ」の公式サイトはこちら

 特徴のあるサービスとしては、「お断り代行」がある。「不動産の担当者が熱心で断りづらい」、「対応が不誠実な会社があった」といった場合、イエイのサポートデスクの相談員が、売主に代わって不動産会社へ断りの連絡を入れてくれるというものだ。それも、イエイで掲載していない不動産仲介会社への断りの連絡も対応してくれるという。

 運営会社は、2017年にリフォーム関連会社と合併したばかり。今後、相乗効果を発揮して業績を伸ばしていけば、より信頼感が増すだろう。

400万人に支持される使いやすさとシンプルさ

 では、「イエイ」のサイトは、どうやって利用し、どんな入力項目が必要なのか、実際のサイト画面を見ながら説明しよう。入力項目は大きく分けて15項目で、そのうち必須なのは13項目と比較的少ない。

 まずトップ画面は次のようになっている。これはスマホ画面だが、パソコンからアクセスしてもほぼ同じ内容だ。

イエイのトップ画面(スマホ版)イエイのトップ画面(スマホ版)

 「イエイ」のトップ画面にも書いてあるように、査定は「無料」だ。不動産仲介会社から紹介料を貰うことで経営しており、査定をする売り主候補の人からは料金を貰わないというビジネスモデルとなっている。

 この画面で、「都道府県」「市町村」を指定し、[次へ(60秒で完了)]ボタンを押すと、以下の画像のように査定してほしい物件の情報入力画面に移動する。

イエイの物件情報の入力画面(スマホ版)イエイの物件情報の入力画面(スマホ版)

 この画面で、査定物件の情報として「所在地」「建築年」「専有面積」「間取り」「所有者」などを入れる。ページの最後にある[次へ]ボタンを押すと、以下の画像のように査定理由や査定方法の入力画面になる。

イエイの査定理由や査定方法の入力画面(スマホ版)イエイの査定理由や査定方法の入力画面(スマホ版)

 「アンケートにご協力ください」とあるが、実際は物件の現状や査定理由、査定方法といった必須項目だ。ここで気になるのは、「査定方法」欄にある「机上査定」と「訪問査定」のどちらがいいかだろう。

 「机上査定」は、実際の物件を見ずに、築年数や床面積、周辺の類似物件の売り出し事例や成約事例などから査定価格を算出する方法。簡易な査定のため、30分から1時間程度、かかっても数日以内に査定価格が判明する。「売却を考え始めたばかりで、とりあえずどれくらいで売れるものか知りたい人」にとって適した査定だ。

 一方で、「訪問査定」は、実際に査定者が物件を訪れ、室内の状況や日当たりなどを確認し、より正確な査定価格を算出する。現地での物件確認に数10分かかるほか、土地などの場合は役所や法務局で法規制やインフラ状況を確認することもあり、査定結果が出るまでに数日かかることもある。不動産会社の候補を2~3社に絞り込んでから利用するのに適しているだろう。

 それぞれ入力して[あと少しです]ボタンを押すと、依頼者の個人情報の入力画面になる。

イエイの依頼者情報の入力画面(スマホ版)イエイの依頼者情報の入力画面(スマホ版)

 必要事項を入力して、[次で最後です]ボタンを押すと、候補となる不動産仲介会社が表示される。

イエイでは、査定依頼のほかに、自社で提供しているリフォームサービスの見積もりも依頼できるイエイでは、査定依頼のほかに、自社で提供しているリフォームサービスの見積もりも依頼できる

 今回、候補として提示された不動産仲介会社は7社だった(画面では「8見つかりました」あとあるが、一覧には7社しか表示されておらず、誤表示のようだ)。また、自社で提供しているリフォームサービスや提携している不動産買い取りサービスへの見積もり依頼も選択項目として示される。「イエイ」の場合、これらの選択肢から最大7社を選択して、査定依頼できる。7つチェックが付くと、残りの候補はグレーになって選択できなくなるので、追加で選択したい場合は、すでにチェックを付けたものを外す必要がある。間違って頼みすぎないような防止策が取られているのだ。

 「イエイ」の一括査定は、「60秒で完了」を謳っているだけあり、特殊な項目はなく、入力項目数も少なめで、迷うことはないだろう。この使いやすさとシンプルさが、400万人という利用者に支持される理由だろう。

 対象となる不動産のエリアを得意とする不動産会社を中心に紹介してくれるので、自分で不動産会社を探すよりも大変効率的だ。複数の不動産会社に査定を依頼することで、不動産の相場も分かるので、なるべく多くの会社に査定を依頼するといいだろう。

多数の不動産会社に査定依頼するのが、売却成功のカギ

 不動産の価格は、一般の売り主にとっては情報が少なく、分かりにくい。それだけに、多数の不動産仲介会社から査定してもらい、話を聞くことが売却を成功させるカギになる。

 もし、「イエイ」の紹介してくれる不動産仲介会社が少なかったり、気になる会社が少なかったら、他の一括査定サイトを併用してもいいだろう。

  また、査定金額だけを見て、一喜一憂してはいけない。最近は売却の契約を取りたいがために、相場よりもかなり高めの査定価格を出す不動産会社もゼロではない。ある程度、候補となる不動産仲介会社を絞り込んだら、実際に訪問査定をしてもらって、「価格に根拠があるか」、「不動産の知識を持っているか」、「営業マンが誠実かどうか」などをチェックしたほうがいいだろう。いい不動産会社に出会うためにも、多くの不動産会社に査定してもらうことをお勧めする。

◆イエイ(不動産一括査定サイト)
対応物件の種類 マンション、戸建て、土地、投資用物件、ビル、店舗、工場、倉庫、農地
掲載する不動産会社数 1000社 不動産一括査定サイト「イエイ」の公式サイトはこちら
サービス開始 2007年
運営会社 セカイエ
紹介会社数 最大6社
【ポイント】 強みは、サービス開始から10年以上という実績があるほか、対象となる不動産の種類も多い。「お断り代行」という他社にないサービスもある。弱点は、経営母体の規模が小さいこと。
不動産一括査定サイト「イエイ」の公式サイトはこちら

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<不動産売却の基礎編>
相場を知るために、まずは「一括査定」を活用!

 不動産の売却に先駆けて、まずは相場を知っておきたいという人は多いが、それには多数の不動産会社に査定をしてもらうのがいい。

 そのために便利なのが「不動産一括査定サイト」だ。一括査定サイトで売却する予定の不動産情報と個人情報を入力すれば、最大6社程度から査定してもらうことができる。不動産の相場観が分かるだけでなく、きちんと売却してくれるパートナーである不動産会社を見つけられる可能性が高まるだろう。

 ただし、査定価格が高いからという理由だけでその不動産会社を信用しないほうがいい。契約を取りたいがために、無理な高値を提示する不動産会社が増加している。

 「大手に頼んでおけば安心」という人も多いが、不動産業界は大手企業であっても、売り手を無視した手数料稼ぎ(これを囲い込みという)に走りがちな企業がある。

 なので、一括査定で複数の不動産会社と接触したら、査定価格ばかりを見るのではなく、「売り手の話を聞いてくれて誠実な対応をしているか」、「価格の根拠をきちんと話せるか」、「売却に向けたシナリオを話せるか」といったポイントをチェックするのがいいだろう。

 以下が主な「不動産一括査定サイト」なので上手に活用しよう。

■相場を知るのに、おすすめの「不動産一括査定サイト」はこちら!
◆HOME4U(不動産一括査定サイト)
対応物件の種類 マンション、戸建て、土地、ビル、アパート、店舗・事務所
掲載する不動産会社数 900社 不動産一括査定サイト「HOME4U」の公式サイトはこちら
サービス開始 2001年
運営会社 NTTデータ・スマートソーシング(東証一部子会社)
紹介会社数 最大6社
【ポイント】 強みは、日本初の一括査定サービスであり、運営会社はNTTデータグループで安心感がある点。弱点は、提携会社数がやや少なめであること。
HOME4U公式サイトはこちら
◆イエウール(不動産一括査定サイト)
対応物件の種類 マンション、戸建て、土地、投資用物件、ビル、店舗、工場、倉庫、農地
掲載する不動産会社数 1400社以上 不動産一括査定サイト「イエウール」の公式サイトはこちら
サービス開始 2014年
運営会社 Speee
紹介会社数 最大6社
【ポイント】 強みは、掲載する会社数が多く、掲載企業の一覧も掲載しており、各社のアピールポイントなども見られる点弱点は、サービスを開始してまだ日が浅い点。
イエウール公式サイトはこちら
◆LIFULL HOME'S(不動産一括査定サイト)
対応物件の種類 マンション、戸建て、土地、倉庫・工場、投資用物件
掲載する不動産会社数 1692社(2018年8月)
サービス開始 2008年
運営会社 LIFULL(東証一部)
紹介会社数 最大6社
【ポイント】強みは、匿名査定も可能で安心であるほか、日本最大級の不動産ポータルサイト「LIFULL HOME'S」が運営している点弱点は大手の不動産仲介会社が多くはないこと。
LIFULL HOME'S公式サイトはこちら
◆スマイスター(不動産一括査定サイト)
対応物件の種類 マンション、戸建て、土地、投資用物件、ビル、店舗、工場、倉庫
掲載する不動産会社数 1400社 不動産一括査定サイト「スマイスター」の公式サイトはこちら
サービス開始 2006年
運営会社 リビン・テクノロジーズ
紹介会社数 最大6社(売却6社、賃貸、買取)
【ポイント】強みは、掲載している不動産仲介会社数が多く、マンション、戸建て、土地以外の工場、倉庫、農地も取り扱いがある点。弱点は、運営会社が広告代理店で上場していないこと。
スマイスター公式サイトはこちら
◆イエイ(不動産一括査定サイト)
対応物件の種類 マンション、戸建て、土地、投資用物件、ビル、店舗、工場、倉庫、農地
掲載する不動産会社数 1000社 不動産一括査定サイト「イエイ」の公式サイトはこちら
サービス開始 2007年
運営会社 セカイエ
紹介会社数 最大6社
【ポイント】 強みは、サービス開始から10年以上という実績があるほか、対象となる不動産の種類も多い。「お断り代行」という他社にないサービスもある。弱点は、経営母体の規模が小さいこと。
イエイ公式サイトはこちら
◆マンションナビ(不動産一括査定サイト)
対応物件の種類 マンション
掲載する不動産会社数 900社超、2500店舗 不動産一括査定サイト「マンションナビ」の公式サイトはこちら
サービス開始 2011年
運営会社 マンションリサーチ
紹介会社数 最大9社(売却・買取6社、賃貸3社)
【ポイント】 強みは、マンションに特化しており、マンション売却査定は6社まで、賃貸に出す場合の査定3社まで対応している点。弱点は、比較的サービス開始から日が浅く、取扱い物件がマンションしかない点。
マンションナビ公式サイトはこちら
Special topics pr


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