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1月20日 16時40分
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SOX指数の上昇で半導体関連に買い入るもインテルの投資計画で失望も - 「投資のヒント」金山敏之が振り返る 今週の個別銘柄

今週も低位・中小型株への物色が続きました。先週に人気を集めた日本橋梁(5912)やピーエス三菱(1871)などが引き続き買われ、特に日本橋梁は先週末から19日(木)まで5日連続でストップ高となると5日間で580円も水準を切り上げ、年初に200円台だった株価は1,000円の大台に乗せました。そしてこうした低位・中小型株への買いは建設株へも広がりをみせ、17日(火)には大末建設(1814)や佐田建設(1826)、飛島建設(1805)などに物色が向かい、17日は東証1部の値上がり率トップ10のうち9銘柄が建設株が占めるという異常ぶりでした。

足の速い資金ということもあって18日には前日にトップ10入りした建設株9銘柄中7銘柄が下げに転じると、今度は震災での復興需要が期待される低位の電線株に循環物色が向かいました。2割を超す急伸をみせた東京特殊電線(5807)を初め、昭和電線ホールディングス(5805)や沖電線(5815)、日立電線(5812)などが大きく上昇しました。ただ、週後半に主力株へと買いが戻るなか、週末にはこうした銘柄に軟調となるものも多く、日本橋梁は朝方に1,150円まで上げると一転して売りが優勢となり800円台まで急落しました。

また、19日には材料の出た中小型株に大きく上昇するものが幾つかみられました。政府が愛知県渥美半島の南方沖の海底でメタンハイドレード掘削試験に入る方針を固めたと報じられたことで、日本海洋掘削(1606)や三井海洋開発(6269)が買いを集めたほか、経済産業省は地熱発電の開発を促すため独立行政法人「石油天然ガス・金属鉱物資源機構」が開発会社に資金支援することを決めたと伝えられたことから、鉱研工業(6297)がストップ高となりJASDAQ市場の値上がり率でトップとなったほか、第一実業(8059)も上昇しました。

主力株では、19日に半導体関連に上昇する銘柄が目立ちました。半導体露光装置で世界最大手の蘭ASML(ASML)が強気の見通しを示したことや、リニア集積回路メーカーの米リニア・テクノロジー(LLTC)が発表した決算で売上高が市場予想を上回ったことなどで、前日の米半導体株指数(SOX)が5%超も上昇したことから、日本市場でも東京エレクトロン(8035)をはじめ、アドバンテスト(6857)、大日本スクリーン製造(7735)、ニコン(7731)などの半導体製造装置銘柄やDRAMメモリのエルピーダメモリ(6665)、シリコンウェハーのSUMCO(3436)などが大きく上げました。

20日も米半導体最大手のインテル(INTC)が強気の設備投資計画を打ち出したことを好感して半導体製造装置関連は買いを集め大きく続伸して始まりました。しかし、その設備投資額の3分の1が設備でなく工場建屋に使われると伝わると、前日に大きく上昇していたこともあって、利益確定の売りに押される展開となり軟調となるものもみられ、大日本スクリーン製造は3%近い下落となりました。


【各銘柄の1月20日終値】終値のカッコ内は単位株数

日本橋梁(5912)         840円(50株)

ピーエス三菱(1871)       529円(100株)

大末建設(1814)         62円(1,000株)

佐田建設(1826)         82円(1,000株)

飛島建設(1805)         124円(100株)

東京特殊電線(5807)       101円(1,000株)

昭和電線ホールディングス(5805) 80円(1,000株)

沖電線(5815)          162円(1,000株)

日立電線(5812)         180円(1,000株)

日本海洋掘削(1606)       2,647円(100株)

三井海洋開発(6269)       1,389円(100株)

鉱研工業(6297)         407円(100株)

第一実業(8059)         351円(1,000株)

東京エレクトロン(8035)     4,335円(100株)

アドバンテスト(6857)      762円(100株)

大日本スクリーン製造(7735)   661円(1,000株)

ニコン(7731)          1,794円(100株)

エルピーダメモリ(6665)     345円(100株)

SUMCO(3436)          645円(100株)

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