経営×ソーシャル
企業の遺伝子
【第13回】 2018年8月14日
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武田 隆 [クオン株式会社 代表取締役 兼 最高経営責任者]

「よなよなエール」のヤッホーブルーイングは
「ビールで世界を平和にする会社」を目指す

ヤッホーブルーイング井手社長に、クオン代表が聞く

クラフトビール「よなよなエール」が人気の醸造所。「とことんやる精神」と社員の自主性を生かした経営で目指すは「ビールで世界を平和にする会社」に――。オンライン消費者コミュニティの開発・運営を手がけるクオン株式会社の武田隆代表取締役が、株式会社ヤッホーブルーイング 代表取締役社長の井手直行氏に、同社の「企業の遺伝子」を聞いた。(この記事は2017年9月12日収録のラジオ番組「企業の遺伝子」の内容を活字にしたものです/オリジナル番組制作:JFN、番組企画:クオン株式会社、画像提供:株式会社ヤッホーブルーイング、構成・編集:編集工学研究所、番組パーソナリティ:武田隆、春香クリスティーン)

社名の由来は
「こだまのヤッホー」から

「よなよなエール」のヤッホーブルーイングが 「ビールで世界を平和にする会社」を目指すワケ井手直行(いで・なおゆき)  1967年福岡県生まれ。1988年国立久留米高専電気工学科卒業後、大手電気機器メーカーにエンジニアとして入社。広告代理店などを経て、1997年ヤッホーブルーイング創業時に営業担当として入社。2004年楽天市場担当としてネット業務を推進し、業績をⅤ字回復させた。以来ニックネームは「てんちょ」。2008年より代表取締役社長。著書に『ぷしゅ よなよなエールがお世話になります 』(東洋経済新報社、2016)

春香クリスティーン(以下、春香) 社名がユニークですが、なぜ「ヤッホーブルーイング」なんですか?

井手直行(以下、井出) ビール醸造所のある軽井沢の山から、日本中のビールファンに向けて「ヤッホー、おいしいビールができたよ、飲んでくださーい」という意味を込めて付けたんです。

武田隆(以下、武田) 本当にこだまのヤッホーなんですね。ヤッホー醸造所。

春香 楽しげな雰囲気が伝わりますね。成り立ちについても教えていただけますか?

井手 1996年に、星野リゾート現代表の星野佳路が長野県でクラフトビールをつくるメーカーとして設立した会社です。

春香 星野リゾートの星野さんがつくった会社なんですか! 2016年にこの番組にもご出演いただきました(星野リゾートの回を参照 )。でも、リゾートとビールでは業種がまったく違いますよね。



武田 隆(たけだ・たかし) [クオン株式会社 代表取締役 兼 最高経営責任者]

日本大学芸術学部在学中の1996年、前身となるエイベック研究所を創業。クライアント企業各社との数年に及ぶ共同実験を経て、ソーシャルメディアをマーケティングに活用する「消費者コミュニティ」の理論と手法を開発し、複数の特許を取得。その理論の中核には「心あたたまる関係と経済効果の融合」がある。システムの完成に合わせ、2000年同研究所を株式会社化。その後、自らの足で2000社の企業を回る。これまでに森永乳業、ライオン、資生堂ジャパンをはじめ、300社超のマーケティングを支援。ソーシャルメディア構築市場トップシェア(矢野経済研究所調べ)。2015年、ベルリンと大阪に支局を開設。著書『ソーシャルメディア進化論』は松岡正剛の日本最大級の書評サイト「千夜千冊」にも取り上げられ、ロングセラーに。また、CSR活動の一環としてJFN(FM)系列ラジオ番組「企業の遺伝子」のパーソナリティも務める。1974年生まれ。海浜幕張出身。


企業の遺伝子

私たちが日々の生活で接する商品やサービスは、それらを生み出す企業のアイデンティティの"結晶"でもある。その企業はどんな経緯で創業され、どのような人たちが組織に集い、どのような想いでモノづくりをしているのだろうか?企業のアイデンティティはどれひとつとして同じものはなく、それぞれに個性的でドラマチック。そこに否応なく映し出されるのは、いくつもの歓喜と困難を経験し、時代を超えて受け継がれる“企業の遺伝子“だ。この連載では、注目企業に宿る彩り豊かな遺伝子のストーリーを、各社のキーパーソンたちが語り尽くす。聞き手は、オンライン上のマーケティング施策「消費者コミュニティ」の構築・運営を通じて累計300社を支援してきたクオン株式会社の代表・武田隆氏。

「企業の遺伝子」

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