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モテルヤツノ人生と、モテナイヤツノ人生 III

降旗 学 [ノンフィクションライター]
【第8回 III】 2012年4月27日
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 理屈っぽい男性が好きだという女性はいるだろうか。いないね、おそらく。
  では、くどい男性が好きだという女性はいるだろうか。やっぱりいないね。

 さらに、細かいところに気がつく男性と、細かいことを言う男性は、どちらが女性に好かれるだろうか。

 モテルヤツとモテナイヤツの違いのひとつに、理屈っぽさ――、がある。

 モテルヤツは、あるいは“人気のあるやつ”と置き換えてもいいのだが、生涯にわたりモテる人生を歩むのか、はたまた女性にモテる喜びとは無縁の人生を送るかは、その人の性格が理屈っぽいか否かで大きく違ってくる。

 理屈っぽいとは、もうわかりきっていることをくどくどと説明する性癖を言う。

 もともと男性は理屈っぽい生きものだが、その理屈っぽい生きものから、あいつ、理屈っぽいよな、と思われるようなやつは、女性から見れば鬱陶しさこの上ない存在でしかない。エネルギー充填一二〇%くらいの割合で“鬱陶しさ指数”が高いのである。

 理屈っぽい人間には、大きく、二つの欠点がある。

 ひとつは、命令されるのを嫌うことだ。年長者に何かを命じられたとき、必ず余計な一言を返す。黙ってりゃいいものを、黙っていられない。別の言い方をすれば、素直ではないのだ。

 きみ、これやっといてくれ――、と私が若いのに仕事を命じる。あなたも、若い部下や後輩に何かを命じたと考えてみてほしい。企画書の作成でもいいし、コピーを取るような簡単なことでもいい。

 そのとき、はい、わかりましたと言ってすぐに動くやつがいる。

 あるいは、原本の枚数を数え、全部で八枚を五部ずつ取ってくればいいですね、と確認をするやつもいる。さらには、お急ぎでしょうか、いつまでに用意すればいいでしょうと訊ねるやつもいる。

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降旗 学[ノンフィクションライター]

ふりはた・まなぶ/1964年、新潟県生まれ。'87年、神奈川大学法学部卒。英国アストン大学留学。'96年、小学館ノンフィクション大賞・優秀賞を受賞。主な著書に『残酷な楽園』(小学館)、『敵手』(講談社)、『世界は仕事で満ちている』(日経BP社)他。


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