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4月26日 11時35分
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注目銘柄ダイジェスト(前場):ファナック、イビデン、ファーストリテなど

ファナック<6954>:13840円(前日比-960円)
売り先行で下落率2位。同社は前日に決算を発表、前期実績は営業利益、利益率、受
注高ともにネガティブな印象をもたれている。また、今上半期予想でも、営業利益は
前年同期比3%の減益予想で、こちらもマイナス材料になっている。モルガン・スタ
ンレー(MS)では、リーマンショック時を除くと、業績が会社予想に対して未達とな
ったのは過去10年で初めてとも指摘している。なお、昨日はIR体制の改善などを期待
する動きも優勢となったようだが、この反動も強まる格好と見られる。

イビデン<4062>:1806円(同-132円)
大幅安で下落率トップ。前日に発表した決算がネガティブサプライズにつながってい
る。前期実績は会社計画比上振れでの着地となったが、今期見通しは16%増益の180
億円に留まり、市場コンセンサスの260-270億円程度を大幅に下回っている。計画は
保守的過ぎるとの見方もあるが、相対的な業績変化率の高さなどガイダンス期待が高
かった銘柄であり、失望感は先行する状況に。

ファーストリテ<9983>:17850円(同-210円)
さえない。クレディ・スイス(CS)が同社の投資判断を「ニュートラル」から「アン
ダーパフォーム」に格下げ(目標株価は15700円)しており、売り材料につながって
いる。CSでは、株価水準の割高感は強く、現在株価の正当化は困難としている。国内
ユニクロ事業の好調持続性は不透明、海外ユニクロ事業に関しても近い将来の成功に
は懐疑的と指摘。来8月期の営業利益は3%増益に留まると予想しているもよう。


東光電気<6921>:349円(同+29円)
急伸で上昇率上位。高岳製作所<6621>との経営統合報道が伝わっており、期待材料視
される展開のようだ。統合比率などの観測は伝わっていないが、統合の動き自体を評
価する展開に。両社とも東京電力<9501>系の電力機器メーカーであり、経営統合によ
る規模拡大で、東京電力リスクの低下につながっていくとの見方。また、同社がスマ
ートメーターを手掛け、高岳製は柱上変圧器や電気自動車用充電器なども手掛けてい
ることから、スマートグリッド市場での活躍余地は広がっていくとの期待感にも。


川崎重工業<7012>:236円(同-11円)
場中に決算を発表、下げ幅を広げる展開になっている。前期営業利益は575億円で前
年同期比35%増益、従来予想の500億円を上回った。一方、今期は520億円で同9.5%
の減益見通しとしている。前期実績に関してはコンセンサスも上回っているが、今期
市場予想は590億円強の水準であり、予想外の減益見通しに失望感が強まる形に。


日立建機<6305>:1755円(同-66円)
さえない。米キャタピラーが決算発表後に4%強の下落となっており、マイナス材料
視されている。実績の売上高は市場予想を下回り、通期EPS予想もコンセンサスを下
振れ。とりわけ、中国の建機売上高が想定以上に苦戦しているもようであり、中国向
け構成比が高いとされる同社にはネガティブな見方。なお、昨日決算を発表、今期は
4割超の増益見通しとしているが、先に観測報道が伝わっていることで、改めて買い
材料視はされていない。

日本電気硝子<5214>:667円(同+16円)
買い優勢の展開。米コーニングが決算を受けて7%の大幅高となっていることで、同
社や旭硝子<5201>などには見直しの動きも強まる格好に。米コーニングでは、第2四
半期の液晶ガラス出荷は前四半期比でわずかな増加を見込んでいるほか、価格につい
ては下落ピッチが格段に緩やかになるとコメントしているようだ。ちなみに、先に発
表したLGディスプレイも今後の回復見通しを示していた。

サンフロンティア不動産<8934>:18050円(同+980円)
大幅続伸で上昇率上位。同社は前日に業績予想の上方修正を発表。最終利益は従来予
想の4.0億円から9.1億円にまで上方修正、物件の仕入・販売が想定以上に進捗したほ
か、利益率も向上している。値幅取り妙味の高まりやすい銘柄でもあり、短期資金の
物色の矛先も向かっているようだ。なお、明日27日には日銀金融政策決定会合を控
え、追加金融緩和策への期待感も不動産株には強まりやすい。

タクマ<6013>:389円(同+30円)
大幅高で上昇率上位。前日に発表した業績上方修正が評価材料視されている。通期営
業利益を50億円から60億円に増額修正、廃棄物処理プラントやバイオマス発電プラン
トなどが順調に進捗しているもよう。10月に続く上方修正の形に。改めて震災復興関
連需要の拡大期待の高まりにもつながっている。

大井電気<6822>:205円(同+20円)
大幅高。前期営業利益予想を3.0億円から5.2億円へと大幅に上方修正したことが好感
されている。外注費の削減や原価低減などによるコスト削減が背景だが、3月下旬に
続く上方修正にインパクトが強まっている。また、同時に前期末配当予想についても
2円から3円へと引き上げへ。なお、本日は高岳<6621>と東光電<6921>の経営統合方針
が伝わっており、電力機器関連の再編期待なども支援材料に。

マイクロニクス<6871>:383円(同-21円)
さえない。上期営業損益見通しを1.0億円の赤字から9.6億円の赤字へ、最終損益見通
しを3.0億円の赤字から11.3億円の赤字へとそれぞれ大幅に下方修正したことが嫌気
されている。半導体機器事業の売上高の減少や、FPD機器の新製品製造に伴うコス
トの増加などが背景。上期決算前の下方修正は想定通りとの見方はあるが、通期計画
は据え置きとなったことで警戒感は拭えず、悪材料出尽くし感が強まる状況とはなっ
ていない。

KLab<3656>:628円(同-13円)
3日続落。ソーシャルゲームプラットフォーム事業者各社の自主規制が、業績に与え
る影響について発表しているが反応薄となっている。ソーシャル事業に占める10代の
ユーザーによる課金売上は6%程度、自主規制による利用限度額を越える利用分はソ
ーシャル事業売上の1%程度と試算。業績に与える影響については軽微としている
が、先行き不透明感は拭えず、買い一巡後は戻り待ち売りに押される格好に。


ウエストHD<1407>:1403円(同+118円)
大幅反発。前引け時点でジャスダック市場の売買代金トップ。同社のほか、フェロー
テック<6890>やエヌピーシー<6255>、フジプレアム<4237>、インターアク<7725>な
ど、太陽光発電関連が軒並み強い動きに。昨日は、再生可能エネルギーの全量買い取
り制度における電力会社が電気を購入する価格の原案が示され、太陽光は1キロワッ
ト時あたり42円と発電会社の要望をほぼ受け入れる水準となったことが、引き続き支
援材料に。

ユニバ園芸<6061>:1365円
本日ジャスダック市場に新規上場し、初値は公開価格を約11%上回る1455円となっ
た。法人向けの観葉植物の貸出しや造園工事事業などを展開することから事業内容に
目新しさはなかったものの、配当利回りの高さや、昨日上場したこころネット<6060>
が堅調なスタートとなったことなどが心理的な支援材料となったようだ。ただし、初
値形成後は利益確定売りに押され、やや上値の重い展開に。

(フィスコ)


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