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VMwareとAWSの提携強化は
GDPR対策の有効打となるか

――「WM World 2018」現地報告

大河原克行
2018年10月2日
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スピーディな開発ができるかがカギ

 日本では、年内にも、東京リージョンにおいて、VMware Cloud on AWSの利用が可能になるが、今回のVMworldでは、2019年第2四半期には、大阪リージョンでもサービスを開始することが新たに発表されている。

 ローマイヤー氏は、「日本の顧客からは、大阪リージョンにおけるサービス開始への関心が高かった。大阪リージョンの存在によって、日本におけるVMware Cloud on AWSの所要が広がるのは明らかだ」とする。

 2017年8月に米国オレゴンリージョンでサービスを開始し、その後は四半期ごとに1リージョンずつ増やしていったが、これを1四半期ごとに4リージョンずつ増やす形に加速。両社では、2019年末までに、AWSのすべてのアベイラビリティゾーンで利用できるようにする考えを示す。

 今回のVMworld 2018では、AWSとの協業強化を通じて、クラウドを軸としたビジネス成長に舵を切ったVMwareの姿がより鮮明になったといえる。

 そして、VMwareが打ち出す施策が、AWSのスピード感に負けない、素早い手の打ち方になっている点にも注目される。それは、VMwareの関係者が異口同音に語ったことからも証明される。これも、隠れたAWSとの提携効果だといえそうだ。

 今回発表された新たな製品やサービスが、どれだけのスピード感を持って推進されるのかも、これから注目すべきポイントの1つになってきた。
 

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