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5月7日 11時35分
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フィスコ

注目銘柄ダイジェスト(前場):グリー、ファーストリテ、丸紅など

グリー<3632>:1651円(前営業日比-500円)
ストップ安。「コンプガチャ」違法報道が伝わっており、警戒材料視される展開に。
消費者庁では、ゲーム会社にこの手法を中止するように要請、会社側が応じない場合
は、景表法の措置命令を出す方針とされている。ソーシャルゲーム課金の利益構成が
9割程度とみられる同社などには、影響が避けられないとの見方に。クレディ・スイ
ス(CS)では、ソーシャルゲーム提供各社にとって当然ネガティブと指摘、影響は営
業利益で40-50%に達する可能性とも。また、違法性が認められた場合は返還請求リ
スクなども出てくるとしている。規制強化への懸念は反映されてきていたが、関連各
社にはストレートに売り材料視される格好となっている。そのほか、DeNA<2432>もス
トップ安、コナミ<9766>、ボルテージ<3639>、バンダイナムコHD<7832>などが急落と
なっている。

サイバーエージェント<4751>:204500円(同-48500円)
売り気配から急落。消費者庁が携帯ゲームのアイテム商法「コンプガチャ」を違法と
する方針が伝わり、ソーシャルゲーム関連が軒並み売り気配からのスタートとなって
いる。「コンプガチャ」とは、指定された複数のレアアイテムを「ガチャ」を介して
全て獲得すると更にレアなアイテムを獲得できるシステム。業績面へのインパクトは
未定だが、ソーシャルゲーム各社にネガティブな影響は避けられないとみられ、警戒
感が先行へ。なお、新興市場ではKLab<3656>やクルーズ<2138>なども売り気配。


ファーストリテ<9983>:17070円(同-430円)
売り優勢の展開。同社は先週末に4月の月次動向を発表、既存店売上高は前年同月比
6.8減となり、5ヶ月ぶりのマイナスに転じている。やや市場予想を下回る水準と捉え
られているようだ。前月も相対的な伸び悩みが目立っていたが、4月も減少率が相対
的に大きくなる格好に。なお、衣料品各社は揃って、前年のハードルが高かったこ
と、低気温が継続していることなどから、4月の伸び率は低下している。


丸紅<8002>:532円(同-12円)
軟調。今期純利益は2期連続で最高益を更新見通しなどと報じられているが、好感す
る動きは限定的にとどまっている。前期純利益は1700-1800億円、今期は約2000億円
の見通しと伝わっているが、ほぼ市場予想の範囲内でサプライズは乏しい状況。一
方、リスクオフの流れが強まるなかで商品市況なども下落、総合商社には資金も向か
いにくい状況へ。なお、同社は本日の14時に決算発表を予定している。

フォスター電機<6794>:1276円(同+104円)
上昇率トップ。同社は先週末に決算を発表、今期の業績回復見通しが好感される展開
になっているようだ。前期業績は先に下方修正されていただけに、警戒感が先行して
いた面もあるもよう。今期営業利益は60億円で前期比3.3倍の予想、50億円程度とみ
られていた市場予想も大きく上振れる格好となっている。

コナカ<7494>:864円(同-6円)
相対的にしっかり。取引時間中に上半期業績予想の上方修正を発表、営業利益は従来
予想の33.8億円から39.1億円に、最終利益は29.9億円から49.5億円に増額修正してい
る。売上の順調な拡大に加えて、負ののれん償却額やデリバティブ評価益を営業外収
益に計上していることが業績上振れの背景に。現在精査中としている通期予想の上振
れなども想定される状況に。

レンゴー<3941>:592円(同+10円)
しっかり。放射線を遮る樹脂製のシートを開発と発表しており、期待材料につながっ
ているようだ。金属を使った従来品と比べ、厚さや遮蔽率が同じなら、価格は20分の
1以下になるもよう。また、為替の円高や原油市況の下落などは、紙パセクター全般
にとって支援材料とも受け止められている。

三井松島産業<1518>:143円(同-14円)
大幅安で下落率上位。同社は連休前に決算を発表、前期実績は従来計画線上での着地
となったが、今期は5割強の営業減益見通しとしており、ネガティブ材料視されてい
る。販売価格下落などが利益の減少要因となるもよう。大和では、業績の悪化に伴っ
て株価の割高感は見出し難いとして、現在の投資判断「2」は見直す予定としている
ようだ。

ベネッセHD<9783>:3800円(同-175円)
売り優勢の展開。同社は連休前に決算を発表、前期実績にインパクトはないものの、
今期の業績見通しが市場想定を下回っていることがネガティブに捉えられている。営
業利益は400億円で前期比18%増益の見通し、市場予想は450億円程度とみられる。4
月の会員数が想定より伸び悩んだことが、業績見通し下振れの背景となる。UBSでは
株価の割安感も薄れたとして、投資判断を「バイ」から「ニュートラル」に格下げし
ているようだ。

アイフル<8515>:177円(同+5円)
買い優勢の展開。同社は前3月期の業績見通しを発表、最終損益は170億円の黒字と3
期ぶりの黒字に転じたもよう。会社側ではこれまで、業績見通しを公表していなかっ
た。過払利息返還請求に備えた引当金を積み増さずに済んだことが主因。今後も追加
引当を迫られる可能性は残るが、業界環境の最悪期は通過したとの見方が優勢になっ
ている。

テラプロ<6627>:726円(同+11円)
しっかり。会社更生手続き中のエルピーダが、米半導体大手マイクロン・テクノロジ
ーを支援企業に選定したと伝わったことが買い材料視されているようだ。今後の設備
投資などを含めた支援総額は3000億円弱となり、エルピーダとマイクロンのDRAM
シェアは韓国SKハイニックスを抜いて2位に浮上する見込み。主要取引先であるエ
ルピーダの支援先が決定し、買い安心感も高まる展開に。

エレコム<6750>:1902円(同-68円)
さえない。今期営業利益は前期推定比約1割増の75億円前後になりそうだと報じられ
ているが反応薄。スマートフォンやタブレット端末の関連商品の販売好調が続くほ
か、家庭用の無線LAN製品も堅調であるもよう。ただし、四季報予想の今期営業利
益も75億円が見込まれており、想定内との見方からインパクトは強まりづらいよう
だ。なお、本日は本決算の発表が予定されている。

GMO-AP<4784>:52500円(同+7000円)
急伸でストップ高まで。上期営業利益見通しを1.5億円から2.8億円へ、最終利益見通
しを1.0億円から1.6億円へとそれぞれ大幅に上方修正したことが好感されている。メ
ディアレップ事業やSEM事業、WEBマーケティング事業などのインターネット広
告事業全般が予定よりも好調に推移したことが背景。通期業績については据え置いて
いるが、上期営業利益の通期に対する進捗率は約7割となり、通期計画の上振れにも
期待感が高まる格好に。


(フィスコ)


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