テクニカル分析のみによる
銘柄選びも可能だが…

 実は、ファンダメンタルを無視してテクニカル分析だけで銘柄選びを行うことも可能です。実際、デイトレードなど短期売買を行う場合には、企業業績や企業価値よりも短期間の株価の値動き自体が重視されますから、株価の方向性を表す株価チャートを活用して売買が行われます。

 短期売買でない通常の株式投資の場合も、たとえば上昇トレンドに転換したばかりの銘柄を探して買うとか、株価が短期間に急速に値下がりして売られすぎの水準にあるような銘柄を見つけ、リバウンド狙いの買いを入れる、という手法などがあります。

 しかし、株価は業績や企業価値にある程度連動して動きます。

 テクニカル分析は買い時、売り時のタイミングを見極めるために使用するにとどめ、投資対象とする銘柄選びはファンダメンタルで行うほうが、テクニカル分析のみで銘柄選びを行うよりも、安定した投資成果が期待できると思います。 


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