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5月23日 11時35分
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フィスコ

注目銘柄ダイジェスト(前場):TDK、川崎汽船、ファーストリテなど

TDK<6762>:3530円(前日比-140円)
下げが目立つ。米国市場でHDD関連株が売られた流れを引きずる形に。米国市場で
は、シーゲートやウエスタンデジタルなどが5%前後の株価下落となっている。先週
のHDD在庫が大幅に増加したとモルガン・スタンレー(MS)が指摘しているもようで
あり、関連各社のマイナス材料につながっている。日本電産<6594>なども売りが先行
する展開に。

川崎汽船<9107>:142円(同+5円)
買い先行の展開。UBSでは海運大手の投資判断を一斉に格上げしている。これまでは3
社ともに「セル」の投資判断であった。なかでも、同社のみ「セル」から「バイ」ま
での2段階格上げとなっており、目標株価は180円と設定のようだ。一斉格上げを受け
て、日本郵船<9101>、商船三井<9104>を含め、海運大手は揃ってしっかり。UBSでは
同社に関して、割安感の台頭、燃料価格下落による従来想定比の業績上振れ、投資計
画圧縮に伴う財務悪化の歯止めなどを格上げの背景としているもよう。

ファーストリテ<9983>:16800円(同-400円)
軟調。クレディ・スイス(CS)では「アンダーパフォーム」継続で、目標株価を
15700円から14500円に引き下げていることなどがマイナス材料視されている。CSで
は、今春夏商戦の懸念が浮上してきたほか、中国事業の収益牽引力は想定よりも緩慢
となるリスクがあると判断のもよう。なお、来8月期の営業利益は減益を予想してい
るようだ。

DeNA<2432>:1906円(同-54円)
売り先行の展開。足元では消費者庁のコンプガチャに対する正式見解を受けて、反発
を試す動きともなっていたが、クレディ・スイス(CS)ではグリー<3632>とともに投
資判断を「アウトパフォーム」から「ニュートラル」に格下げしており、本日のマイ
ナス材料につながっている。CSでは、自主規制による国内ピークアウトが想定よりも
急であること、海外の収益貢献が想定よりも先延ばしになる可能性が出てきたことを
格下げの背景としているようだ。

ルネサスエレクトロニクス<6723>:263円(同-26円)
急反落で下落率トップ。昨日22日は大規模リストラや割当増資実施報道を受けて急伸
したが、本日23日は戻り売り圧力が強まる展開に。経営再建策の公表予定は7月とし
ているなか、大株主の一角では追加支援に応じない姿勢を強調しているとも伝わって
いることで、短期的に不透明感は晴れにくいとの見方につながる格好へ。


戸田工業<4100>:407円(同+29円)
大幅反発で上昇率上位。大和でポジティブな見解を示しており、見直しの動きにつな
がっている。大和では、PER水準には既に割高感は無く、会社計画を上回る業績が期
待できるなか、強気のスタンスが妥当と判断している。電池材料に関しては、アップ
ル向けで引き合いが増大しているもようとしているほか、フェライトシートについて
も、サムスンに採用されたもようとみているようだ。

フランスベッドHD<7840>:151円(同+9円)
急伸で上昇率上位。発行済み株式数の1.36%に当たる300万株を上限に、自社株買い
を実施すると発表、需給改善への期待感が先行している。取得期間は本日23日から6
月22日まで。今年の2月から3月にかけて実施した自社株買いでは、取得上限金額の
93%程度の実績となっている。本日は、同様に自社株買いを発表したSBIHD<8473>、
自己株式消却を発表した新明和工<7224>なども上げが目立っている。

メイコー<6787>:813円(同+28円)
しっかり。大和では決算説明会などを受けて、13年3月期の会社計画は保守的な印象
が残るとコメントしている。為替による営業減益要因を10億円と厳しくみているほ
か、自動車向けプリント基板の売上高見通しを前期比14%増収に留めていることが背
景と。直近で株価は下落しており、大和予想ベースの13年3月期PERは9倍、14年3
月期PERは5倍にすぎず、株価と順調な業績見通しとの間に乖離が生じてきている
とも指摘している。

ウエストHD<1407>:1306円(同+82円)
強い動き。同社のほか、フェローテック<6890>やインターアク<7725>など、太陽光発
電関連の上昇が目立っている。目新しい材料はないが、手掛かり材料難の中でテーマ
材料株を循環物色する動きが波及しているようだ。同社についてはメガソーラー関連
の位置付けとなるほか、25日線水準からの反転となりテクニカルリバウンドの動きも
強まりやすい状況に。

スカイマーク<9204>:511円(同-26円)
さえない。国交省が同社に対して実施した立ち入り検査の結果、安全管理体制の不備
などが見つかったとして、文書で厳重注意したことが嫌気されている。立ち入り検査
で社員が飛行機の経路や飛び方を管理する機器を適切に使用していなかったほか、規
定などを順守する意識が欠如していることなどが判明したと。なお、国交省は6月5日
までに対策などを報告するように指示したようだ。

サイバーエージェント<4751>:185700円(同-8300円)
反落。CSがグリー<3632>やDeNA<2432>の投資判断を引き下げたことを受けて、
新興市場でも同社などのSNS関連は上値の重い展開となっている。同社について
は、コンプガチャ廃止などの業界の自主規制による課金売上減少は17-26%と想定。
ただし、ソーシャルゲームの売上や利益の構成比は相対的に小さく、自主規制による
インパクトは小さいほか、足元におけるゲームタイトルのガチャ以外のアイテム課金
は順調とも指摘している。

Dガレージ<4819>:177400円(同-12100円)
下げ目立つ。昨晩の米国市場では上場3日目となったフェイスブックが約9%安とな
り、初値からは約25%安と下げ止まらない展開となっていることが嫌気されている。
また、フェイスブックについては一部で、主幹事を務めたモルガン・スタンレーが、
IPO直前に売上高見通しを引き下げていたと報じられている。モルガン・スタンレ
ーの予想修正は一部の投資家にしか知らされておらず、米証券取引委員会(SEC)
がIPOの経緯について調査に乗り出すとも伝わっており、先行き不透明感が重し
に。


(フィスコ)


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