ブレイク目前か!?
中高生向けのデジタル教育

ゲームにアニメ、プログラミング、好きならとことん!中高生向けのデジタル教育プログラム「Life is Tech!」(greenz.jp)

 優秀なデジタル・クリエイターを育てるには、教育の場が重要であることは言うまでもありません。その意味で興味深い活動を行っているのが、上記で紹介される「Life is Tech!」です。これは「ICT」(Information and communication Technology)に特化した中高生向け教育プログラムとのこと。

 記事からは、10代の受講者たちがカリキュラムにイキイキ取り組んでいる様子が伝わります。「うらやましい。清水氏や私(だいたい同世代)が子どもだった頃とは違う……」と思う反面、こういったデジタル・クリエイティブ教育の場はもっとたくさんあってもいいのでは? とも感じました。

 年齢にかかわらずスキルがあれば、少人数でスピーディにも作れてしまうのがデジタルサービスの特徴です。先日も海外の19歳のデザイナーが開発した「Gumroad」というサービスが話題になっていました。クリエイターがみずからの制作物(写真や音楽、動画、テキストなどのデータ)を、シンプルな手続きで販売できるシステムです。

 日本でも10代や20代のクリエイターが作ったウェブサービスがヒットするケースが出てきています。その風潮は歓迎すべきことであると同時に、リスクも存在しないわけではありません。着想やビジネスモデルが斬新で大胆であるほど、予期せぬモラルハザードが生じる可能性もあるからです。

 ゆえに技術力やビジネスセンスだけでなく、コミュニケーション能力やクリエイティブ感度も高いバランスの取れた人材育成が重視されてほしいと私は思います。この記事で紹介されている“学校”ではそういったハイブリッドな体験を大切にしているのでは? というのが読後感です。意欲的なデジタル事業もその意義を伝えることができなければ、社会に定着しないでしょう。

 どれだけ技術が進歩しようと、「結局は人なのでは?」というのが今回の記事セレクトのポイントでした。

INFORMATION
私がファシリテーターを務める東京企画構想学舎(小山薫堂学長)の第3期募集が始まります。今回はアプリ講座のコースもあります。6月1日に説明イベントが開催されますので、ご興味のある方は以下の記事をご覧ください。http://news.mynavi.jp/news/2012/05/23/077/