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5月30日 11時34分
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フィスコ

注目銘柄ダイジェスト(前場):オリンパス、ソフトバンク、あおぞら銀行など

オリンパス<7733>:1226円(前日比+59円)
買い先行。一部報道では、数百億円規模の出資を受ける資本提携を目指し、ソニー
<6758>とパナソニック<6752>に絞って交渉を進めていることがわかったと伝わってい
る。当面は自主再建の方向といった見方もあっただけに、改めて資本増強による財務
体質の改善、提携に伴うシナジー効果への期待感などが優勢となっていく形へ。6月
末にもどちらかを選ぶとされている。

ソフトバンク<9984>:2394円(同+55円)
買い先行の展開。ドイツ証券では同社の投資判断を「ホールド」から「バイ」に格上
げ、目標株価も2570円から2810円に引き上げている。加入者の獲得が好調、実質的
PERも割安など、セクター内での相対感を反映しているもよう。また、クレディ・ス
イス(CS)でも通信セクターの投資判断を「オーバーウェイト」に引き上げ、同社も
買い推奨継続としているようだ。

あおぞら銀行<8304>:168円(同-16円)
下落率トップ。当初予定していた公的資金の一部返済に関して、6月下旬の株主総会
への提案を見送る方針を固めたと報じられている。公的資金の返済が遅れた場合、10
月には普通株に強制転換されることになり、株式価値の希薄化が表面化することにつ
ながる。公的資金返済への強弱感は対立していたとみられるが、本日はストレートに
失望感が先行する格好へ。

ルネサスエレクトロニクス<6723>:263円(同+59円)
急反発で一時ストップ高、上昇率トップとなっている。モルガン・スタンレー(MS)
では投資判断を「アンダーウェイト」から「イコールウェイト」に格上げ、目標株価
は270円としている。MSでは、不透明要素は多いものの、構造改革に伴う資本毀損リ
スクは株価にある程度織り込まれたとの判断。また、徹底した構造改革の好機にもな
り得るとみているようだ。日証金では貸借取引申込停止措置を実施していることも併
せ、買い戻しの動きにつながる状況とみられる。

日立建機<6305>:1530円(同-40円)
さえない。中国の景気刺激策に対する期待感を背景に、昨日は強い動きとなったもの
の、本日は過度な期待感も後退する状況のようだ。前日のクレディ・スイス(CS)の
観測レポートに対する否定的な見方も出ているほか、中国現地の報道でも、大規模な
景気刺激策を新たに導入する方針はないと伝わっているもよう。現時点では、中国株
式市場の動向に対する期待感も高まってはいないようだ。

日本電気硝子<5214>:481円(同-24円)
さえない。シティが同社の投資評価を「2」から「3」に格下げ、目標株価も660円か
ら430円に引き下げていることなどが嫌気されている。シティでは、中国や欧州を中
心とした液晶テレビ事業の下振れ、液晶ガラスの想定以上の価格下落見通しなどを受
けて、赤字転落リスクが大きくなっている点をネガティブ視しているもよう。来期に
は最終損益が赤字転落、再来期には営業損益段階から赤字転落の予想。

ローソン<2651>:5540円(同+150円)
しっかり。野村が同社の投資判断を「ニュートラル」から「バイ」に格上げ、目標株
価も従来の5000円から6300円に引き上げていることなどがプラス材料視されている。
野村では、積極的な販促戦略も含めて販売や粗利高の水準が上振れ局面に入った可能
性が高いなど、グロース型の評価が可能になってきたと指摘している。14.2期の営業
増益率はコンビニ業界で最高になると予想しているようだ。

ゲオHD<2681>:91500円(同+4600円)
買い優勢の展開。発行済み株式数の8.09%に当たる44000株を上限に、自社株買いを
実施すると発表、取得期間は6月6日から来年の3月29日までとしている。発行済みに
占める比率が高水準であることから、需給改善や一株当たり価値の向上期待などが、
より高まる状況となっている。また、大規模な自社株買いの実施を発表した倉庫精練
<3578>なども急伸の展開に。

オーデリック<6889>:1630円(同+50円)
6日続伸。LED関連の出遅れとして、見直しの動きが継続している。いちよしでは
レーティングを未付与であるものの、12年3月期下期からLED照明器具の販売増が
鮮明になっており、足下も好調が持続しているもようとコメント。13年3月期営業利
益予想を10.5億円から16.0億円へと増額修正し、会社計画の14.2億円を上回る水準を
見込んでいる。

フェローテック<6890>:412円(同-16円)
反落。引き続き、太陽電池関連事業の先行き不透明感が重しとなりさえない動き。野
村では、太陽電池製造装置市場について、業績が悪化している太陽電池メーカーが、
コスト競争力を強化するために旧式装置の一部を新型の装置に置き換える動きはある
ものの、新規ラインへの投資は余り予定されていないとコメント。また、7月に予定
されている日本の全量買取制度の開始も、設備投資の起爆剤になっていないと指摘し
ている。

リブセンス<6054>:3645円(同+150円)
大幅続伸で上場来高値を更新。新興市場全体で手掛かり材料が乏しい中で、値動きの
軽さを材料視した短期資金が向かう格好のようだ。本日については、同社のほか、昨
年12月に上場したダブル・スコープ<6619>がストップ高となっているほか、昨年11月
に上場したイーブック<3658>も大幅高となるなど、直近IPO銘柄へと消去法的に資
金が向かっている。

Dガレージ<4819>:156500円(同-3400円)
反落。米国市場ではフェイスブックが約10%の大幅下落となり上場来安値を更新して
おり、SNS関連の重しとなっている。フェイスブックについては目立った悪材料が
出たわけではないが、上場時の情報開示問題や業績面への懸念など、先行き不透明感
が拭えない状況の中で下値模索となったもよう。なお、本日はサイバーエージ<4751>
などもさえない動き。

(フィスコ)


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