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5月31日 17時5分
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フィスコ

ANAや関西電力など

<9202>  ANA  214  +5
買い先行。UBSが同社の投資判断を「ニュートラル」から「バイ」に格上げしてお
り、逆行高の背景となっている。目標株価は270円を継続、株価下落で割安感が強ま
ったことが主因のようだ。そのほか、震災影響からの反動増で短期的に強い収益モメ
ンタムが予想されること、円高や燃料安を背景に来年度も最高益更新が予想されるこ
となどを評価しているもよう。
<9503>  関西電力  1134  +35
買い先行。政府が大飯原発再稼動を来週中に正式決定する方針と報じられている。方
向性は定まっていた印象も強いが、夏場の電力需要がピークとなる7月中旬に間に合
うことにもなり、本日は再稼動への確度の高まりが素直に好感される状況へ。他の電
力株も連想感から沖縄電力を除いて一斉高の流れに。外部環境が不透明な中、ディフ
ェンシブ性の側面などにも関心が高まる状況か。

<1942>  関電工  353  +21
買い優勢。三菱UFJが同社の投資判断を「ニュートラル」から「アウトパフォーム」
に格上げ、目標株価を340円から400円に引き上げていることなどが好感されている。
三菱UFJでは、収益体質の強化や発電事業進出などによる成長戦略への取り組みを評
価しているもよう。また、東京電力<9501>の保有株に関しては、会社側では、自社株
買入消却を含めて幾つかの選択肢を検討しているとも。

<9042>  阪急阪神HD  380  +9
大引けでは上げ幅広げるが、ほぼもみ合い推移が続いた。MSCIリバランスを本日
に控え、新規採用となる同社には短期的な需給期待が高まる状況にも。同社に関して
は200億円強のインパクトなどと試算されている。ただ、イベント通過後の需給妙味
低下懸念なども映してか、先回り買いの動きも限定的にとどまっている。ちなみに、
MSCI新規採用発表以降昨日までの騰落率は4.5%、日経平均を7.5%アウトパフォ
ームした。

<6754>  アンリツ  843  -31
売り優勢。NEC<6701>保有株の売出を発表している。発行済み株式数の約5.6%に当た
る765万株を売り出す計画。方向性は織り込まれていた面もあろうが、株式市場の先
行き不透明感が強い中では、需給悪化材料に敏感に反応しやすい状況となっている。
また、JPモルガン(JPM)の新規買い推奨で前日に上昇していたことから、その反動
も強まる格好のようだ。

<2168>  パソナ  55100  -6900
下落率トップ。同社は前日に業績予想の下方修正を発表、ネガティブ視されている。
今5月期の営業利益は従来予想の28.5億円から17.5億円に、最終損益は6.5億円の黒字
から0.5億円の赤字に減額修正へ。期末配当金も従来計画の1200円から1000円に引き
下げられている。新規案件の増加による一時的な原価率上昇、先行投資に向けた販管
費の増加などが背景のようだ。

<1824>  前田建設工業 320  +8
しっかり。バークレイズでは建設セクターのカバレッジを開始、ゼネコン株の持たざ
るリスクに注目としている。個別では6社をカバレッジ、同社や大成建設<1801>、大
林組<1802>を新規に「オーバーウェイト」格付けへ。同社に関しては、脱請負、海外
展開に対する取組はゼネコン界でも先進的と評価、中長期的利益成長シナリオから注
目とし、目標株価は400円としているようだ。

<8050>  セイコーHD  215  +8
買い優勢。今期の電子部品事業の営業利益が、前期比2.3倍の30億円程度に増える見
通しと報じられている。不採算事業からの撤退などに伴い、採算が改善する見通しの
ようだ。今期営業利益は110億円、前期比63%増益の予想であるが、達成期待の高ま
りにもつながる格好に。また、タイにHDD部品、シャッター部品の2工場を建設と
も報じられるなど、生産体制の正常化に向けた動きも好材料視。

<2792>  ハニーズ  1650  +130
大幅続伸で年初来高値を更新。ディフェンシブ物色の流れに乗っているほか、明日6
月1日に発表予定の月次動向に対する期待感なども高まる格好か。既存店売上高は3月
が前年同月比27.0%増、4月が同11.1%増と、衣料品専門店各社の中では足元の好調
が目立っている。なお、ドイツ証券では同社の業績予想を上方修正、今期営業利益は
会社計画の49億円を上回る53億円としているようだ。

<9627>  アインファーマ  4240  +285
大幅高。前日に発表した決算内容が評価材料となっている。前期営業利益は102.5億
円で前期比26.5%増益、従来予想の96.7億円を上回って着地。今期は115.1億円で同
12.3%増益の見通しに。これを受けて野村では、目標株価を5200円から5600円まで引
き上げ、調剤報酬改定を克服して成長できる点を評価としているもよう。

<9107>  川崎汽船  145  0
直近では、UBS、クレディ・スイス(CS)、SMBCフレンド証券など投資判断格上げの
動きが相次いでいるが、本日31日もSMBC日興証券、シティで投資判断格上げの動きが
観測される。コンテナ運賃の上昇期待などを反映する動きが多いようだ。ちなみに、
三菱UFJでも「アウトパフォーム」継続で、目標株価を230円にまで引き上げている。
また、本日は米国向けコンテナ運賃引き上げで決着との報道も支援材料に。

<2432>  DeNA  1636  -102
下げ目立つ。いちよしではレーティングを「A」から「B」に格下げ、フェアバリュー
も3500円から2100円に引き下げている。コンプガチャとカードバトルゲームの連携に
よる戦略が今後の収益回復を牽引するとみていたが、コンプガチャの廃止に伴って、
今後の業績は再び鈍化すると見ざるを得なくなったとしているようだ。また、米フェ
イスブックの軟調な株価推移も逆風となっている格好。

<7261>  マツダ  100  -4
続落で一時株価100円割れ。円高で自動車株が全般さえないなか、とりわけ、為替の
影響が大きい同社にはネガティブな反応が強まっている。また、相対的に影響の大き
い対ユーロでの円高進行もマイナス材料に。さらに、みずほでは同社の目標株価を
150円から100円に引き下げ、SKYACTIV搭載車は健闘も、世代交代と為替に揺さぶられ
ると指摘している。前場には株価100円割れで一時下げ幅を広げる場面も見られた。

(フィスコ)


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