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6月4日 11時35分
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フィスコ

注目銘柄ダイジェスト(前場):トヨタ、マツダ、キヤノンなど

トヨタ自動車<%%%7203%%%>:2899円(前週末比-111円)
売り先行で2900円割れ。為替の円高進行、雇用統計の悪化を映した米経済の先行き懸
念などを映して、他の自動車株同様にさえない展開となっている。先週末に発表した
5月の米自動車販売に関しても、前年同月比では大幅増ながら、市場予想は下振れる
着地のようだ。また、クレディ・スイス(CS)では投資判断を「アウトパフォーム」
から「ニュートラル」に格下げで目標株価も3300円に引き下げ。足元の相対的なアウ
トパフォームを受けて、株価の上昇余地は縮小したとの見方。

マツダ<%%%7261%%%>:89円(同-7円)
軟調。為替の円高を嫌気して処分売りが止まらない状況に。先週末の一部特集記事で
は、対ユーロで1円の円高が進むと営業利益が12億円減少し、想定レートである1ユー
ロ=105円よりも8円以上円高な現状では、今期予想営業利益の3分の1を失いかねない
と指摘されている。本日も大手自動車株全面安の中で下落率は最大となっている。


キヤノン<%%%7751%%%>:2938円(同-112円)
売り優勢スタートで3000円割れ。雇用統計の悪化を映した米国株安、為替の円高を受
けて、本日も国際優良株には売りが先行する展開となっているが、とりわけ、同社に
とっては、一時78円台を突破する円高ドル安の進行がマイナス材料に。さらに、JPモ
ルガン(JPM)では投資判断を「オーバーウェイト」から「アンダーウェイト」に2段
階格下げ、目標株価も5000円から2500円に引き下げている。主力事業全てにおいてリ
スクが顕在化しており、ワーストケースを想定すれば、中期的に減益トレンド入りも
想定されると指摘しているようだ。

太陽誘電<%%%6976%%%>:678円(同+15円)
堅調。モルガン・スタンレー(MS)では、電子部品業界の投資判断「アトラクティ
ブ」を継続、新型スマホ向けなどで6月から受注回復が鮮明になり、7-9月から主要各
社の業績は大幅に回復するとみているもよう。なかでも、カバレッジ12社の中で、同
社は村田製<%%%6981%%%>やTDK<%%%6762%%%>とともに「オーバーウェイト」格付けとなっている。
また、ゴールドマン・サックス(GS)でも、社長との面談において、低収益体質の同
社が大きく変わる可能性を実感したと指摘しているようだ。

味の素<%%%2802%%%>:1095円(同+33円)
堅調。JPモルガン(JPM)では「ニュートラル」から「オーバーウェイト」に格上
げ、目標株価は960円から1130円に引き上げている。JPMでは、自己株式取得が当面の
株価のサポートになると見ているほか、バルク事業のボラティリティ低減、ROE向上
への取組を評価としているもよう。外部環境への警戒感が強い状況だが、ディフェン
シブ銘柄は好材料に相対的に反応しやすいようだ。

ダイフク<%%%6383%%%>:456円(同+16円)
逆行高。野村が同社の投資判断を「ニュートラル」から「バイ」に格上げ、目標株価
も455円から570円に引き上げており、買い材料とされている。野村では、サービス売
上の拡大や新規案件の採算改善が想定以上に見込まれるため、利益改善ペースが従来
予想よりも早くなると判断しているようだ。来期営業利益は従来予想の58億円から85
億円に上方修正しているもよう。

イーブック<%%%3658%%%>:1786円(同-213円)
下げ目立つ。先週末に第1四半期決算を発表し、売上高は6.2億円、営業利益は8600万
円で着地。前年同期との比較はできないが、上期の営業利益計画である1.3億円に対
する進捗率は約64%と順調な進捗となっている。ただし、コミックを中心とした電子
書籍配信事業の拡大を背景に好決算期待は高かったとみられ、会社計画の据え置きに
失望感が先行する格好のようだ。

アルチザ<%%%6778%%%>:45250円(同+1750円)
買い先行。今期営業利益見通しを1300万円から6800万円へ、最終利益見通しを2500万
円から9800万円へとそれぞれ上方修正したことが好感されている。主力のモバイルネ
ットワークソリューション分野において、LTE対応製品や第3世代対応製品などの
販売が堅調に推移しているほか、経費削減効果が寄与。営業利益見通しは四季報予想
であった2000万円を上回り、想定以上の上方修正を前向きに評価へ。

日本アG<%%%3751%%%>:2072円(同+71円)
逆行高。前期営業損益を18.3億円の黒字から7.0億円の赤字へと下方修正している。
金融サービス事業において、為替変動に伴う為替差損の発生などが重しに。ただし、
四季報予想でも5.0億円の赤字が見込まれており、下方修正は相当程度織り込まれて
いたとみられ、アク抜け感が意識される格好に。なお、最終損益については4.6億円
の黒字から25.1億円の黒字へと上方修正。

ミクシィ<%%%2121%%%>:138900円(同-6500円)
大幅続落で上場来安値更新。リスクオフムードが一段と強まるなか、新興市場の中小
型株の一角には換金売りが膨らむ展開となっている。また、同社については、メリル
リンチ(ML)が投資判断「アンダーパフォーム」を継続し、目標株価を43万4300円
から17万4300円へと引き下げたことも重しに。日本SNSの草分けである「mix
i」は過渡期を迎えており、今後は広告主が抱く、ターゲットの20-30代向け主要メ
ディアというイメージが剥落した場合、出稿への悪影響が懸念されるとコメントして
いる。

サイバーエージェント<%%%4751%%%>:155500円(同+4100円)
売り一巡後は切り返し、強い動きとなっている。目立った材料はないが、先週末に東
証マザーズ指数は約3年2ヵ月ぶりに節目の300ポイントを割り込むなど、短期的な売
られ過ぎ感も意識されているようだ。なお、マザーズ市場ではスカイマーク<%%%9204%%%>や
ACCCESS<%%%4813%%%>などにも打診買いとみられる動きが散見されている。


(フィスコ)


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