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6月5日 11時35分
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注目銘柄ダイジェスト(前場):ファーストリテ、キヤノン、みずほFGなど

ファーストリテ<9983>:16480円(前日比-1130円)
大幅安で下落率上位。同社が前日に発表した5月の月次動向がマイナス視されてい
る。既存店売上高は前年同月比10.3%減、前月の同6.8%減に続く、2ヶ月連続での前
年割れに。2ケタのマイナスは昨年9月以来となっている。総じて衣料品各社の5月の
動向は伸び悩んでいる印象だが、相対的にも減収率が大きくなっている点がネガティ
ブに。なお、前日にTOPIXがバブル崩壊後の安値を更新、日経平均の割高感が意識さ
れつつあることも同社にはとってはネガティブに映る。

キヤノン<7751>:3000円(同+107円)
買い優勢の展開。発行済み株式数の1.4%に当たる1700万株を上限に、自社株買いを
実施すると発表している。取得期間は本日5日から7月27日まで。今年2回目、2010年
以降では5度目の実施となる。期待感は高まっていた状況でもあるが、株価下落ピッ
チが早まった場面でのアナウンスメントに対して、会社側の株価意識の高さなどが認
識される状況にも。また、本日は為替の落ち着きなども支援材料になっている。


みずほFG<8411>:113円(同+2円)
しっかり。本日5日は外部環境の改善を受けてメガバンクも総じて堅調な値動きにな
っている。また、同社に関してはUBSの投資判断格上げも支援材料につながってい
る。UBSでは目標株価125円で投資判断を「ニュートラル」から「バイ」に格上げ、株
価下落で上値余地が拡大したと捉えているようだ。グローバルに銀行株に対する不透
明感が増す中、日本の大手銀行株は安定したビジネスモデルを背景に、相対的に投資
魅力が増しているとの見方。高い配当利回り水準も株価の下支えと指摘しているもよ
う。

日本板硝子<5202>:73円(同+6円)
大幅反発で上昇率上位。対ユーロでの円高進行などを受けて、足元で株価下落ピッチ
が早まっていたものの、本日5日は外部環境の落ち着きを背景に自律反発を目指す展
開になっている。加えて、追加リストラ策を7月にも発表するとの社長インタビュー
報道も伝わっている。財務改善に向けては、増資は考えていないともしており、リス
トラを素直に期待する流れにもなっているようだ。

アルバック<6728>:515円(同+53円)
急伸で上昇率上位になるなど、反発色が一段と強まる格好になっている。前日には裾
野工場の見学会が開催されているもよう。今後の成長領域に対応した幅広い製品ライ
ンアップなどを受けて、見直しの動きが一段と強まる格好に。とりわけ、不揮発性メ
モリ製造装置に対する期待感が高まっているようだ。

タクマ<6013>:328円(同+20円)
大幅反発で上昇率上位。底値到達感も強まり自律反発の動きに。直近では東海東京が
投資判断を「3」から「2」へ格上げ、今期の国内ごみ焼却炉受注の拡大、今期収益の
上振れ期待、PBR水準の割安感などが格上げの背景になっている。なお、今期営業利
益は会社計画40億円に対して、63億円でほぼ前期比横ばいを予想しているようだ。


ディスコ<6146>:4115円(同+210円)
買い優勢の展開。ドイツ証券が同社の投資判断を「ホールド」から「バイ」に格上
げ、目標株価を3670円から5580円に引き上げていることなどが好感されている。ドイ
ツ証券では、半導体の微細化やパッケージング技術の進化は同社主力製品の需要拡大
につながると指摘しており、株価は長期的な同社の収益拡大を織り込んでいないとみ
ているようだ。なお、ドイツ証券では、ニコン<7731>の投資判断も同様に格上げして
いるもよう。

日立建機<6305>:1407円(同+15円)
やや上値の重さが意識される場面も。クレディ・スイス(CS)では、投資判断を「ア
ウトパフォーム」から「ニュートラル」に格下げ、目標株価も2500円から1600円に引
き下げている。建機株の先行指標となるCRB指数は下落基調を強めており、新興国に
おける景気減速や建機需要の減少局面が到来した感は強いとの見方。今後は業績の下
振れ懸念が台頭すると指摘している。CSでは、コマツ<6301>やKYB<7242>も「ニュー
トラル」に格下げしているもよう。

ベルグアース<1383>:1069円(同-89円)
大幅続落。上期営業利益を1600万円から500万円へ、最終利益を1100万円から200万円
へとそれぞれ下方修正したことが嫌気されている。農産物の仕入販売部門において、
冬場の厳しい寒さの影響を受けて野菜の市場価格が高騰し、仕入価格が予想以上の高
値となったことなどが重しに。なお、通期計画については、家庭園芸向けの販売が順
調に推移していることなどを背景に据え置きとなっている。

PBITS<3831>:896円(同+150円)
ストップ高。中小病院向けに、薬剤・医療材料共同購入プラットフォーム「JoyP
la(ジョイプラ)」を開設すると発表したことが材料視されている。薬剤やカテー
テルなどの医療材料が対象となり、サイトを通じて複数の病院からの注文をまとめる
ことで価格交渉力を高める。3年内に400病院と契約し、取扱高150億円を目指すもよ
うで、業績貢献に期待感が先行へ。

ウエストHD<1407>:1023円(同+31円)
買い優勢。クレディ・スイス(CS)が、明かされていない話を掘り起こす「ゴール
ド・ディガー(金鉱採掘)」レポートをリリースし、その中で同社を取り上げたこと
が材料視されているようだ。過去数年来の業容拡大は、ソーラーパネルの設置事業に
よってもたらされてきたとコメント。家庭用ソーラーパネル設置事業の円ベースの伸
びは価格競争を背景に減速しているものの、会社側は新たなメガソーラー市場が成長
の新たな原動力になるとしていると。

イーブック<3658>:1810円(同+10円)
反発。いちよしでは投資判断を付与していないものの、順調なコンテンツ調達や既存
会員の価値などを背景に、業績成長は続くと予想している。第1四半期は特殊要因に
より前四半期比減収となったが、新規登録会員数は順調に増加しているほか、課金手
段の多様化も進んでおり、第2四半期以降は増収基調に戻ると見込んでいる。また、
コンテンツが集まるから購入者が来る、良質な購入者が来るからコンテンツが集ま
る、という良い循環が始まっているとも。

サイバーエージェント<4751>:157200円(同+4600円)
続伸。昨日は打診買いの動きがみられ逆行高となったが、引き続き、自律反発狙いの
買い優勢となっている。また、本日から世界最大のゲーム見本市「E3」が開催され
ることを手掛かりに、ゲーム関連には関心が高まりやすいようだ。なお、バークレイ
ズでは投資判断「オーバーウエイト」を継続し、目標株価を33万円から28万円へと引
き下げ。規制の影響を加味し、2Q以降におけるSAP事業の業績を保守的に見直し
たことが背景となっている。

(フィスコ)


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