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今週の音盤=心のビタミン ビジネス・パーソンのための音楽案内

【ビージーズ「サタデー・ナイト・フィーバー」】
理屈も薀蓄も全く不要
大いに楽しめる音楽の玉手箱

小栗勘太郎 [音楽愛好家]
【第35回】 2012年6月7日
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 2012年5月21日(月)の早朝、日本中が25年ぶりに見ることの出来る金環日食にフィーバーしていました。朝のテレビ番組でも、各地の空模様や観測熱の盛り上り振りをレポートしていました。天気に左右されましたが、太陽光グラス越しに、金環日食をご覧になった方も多いでしょう。2週間余り前のことなのに、随分昔のことのように感じちゃいますね。

 ちょうど、金環日食のベイリー・ビーズを観測できたとのTVニュースがあった直後のことです。AFP時事が速報ニュースを配信しました。午前7時48分でした。

 「英音楽グループの『ビージーズ』のメンバー、ロビン・ギブさんががんのため死去した」

 金環日食とビージーズの主要メンバーの永眠。二つの全く異なる出来事が偶然重なったちょっと微妙な朝になりました。

 ロビン・ギブは、以前から大腸と肝臓のがんを患い、闘病中でした。快方に向かっているとの情報もありましたが、62歳の訃報でした。

 ビージーズは、バリー、ロビン、モーリスのギブ3兄弟のバンドです。1960年代から活動を始め、70年代には、ビルボート誌のチャート首位に9曲も送り込むヒットメーカーでした。が、ビージーズと言えば、何はともあれ、映画「サタデー・ナイト・フィーバー」です。

 世界中をディスコブームに巻き込み、時代のアイコンとなった映画で、日本では1978年に公開されて大ヒットしました。

 昭和50年代、日本はオイルショックで高度経済成長も終わりはしましたが、依然として右肩上がりの力強い成長を続けていた時代です。大都会のみならず地方都市でも、盛り場には多数のディスコテッィク(懐かしい響き)があって、(老)若男女が夢中で踊っていた時代でした。

 と、いう訳で、今週の音盤は映画「サタデー・ナイト・フィーバー」(写真)のサウンドトラック盤です。

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小栗勘太郎 [音楽愛好家]

1958年生まれ、牡羊座のB型。某国立大学卒、米国滞在5年。公僕を生業とする音楽愛好家。著書は『音楽ダイアリーsideA』 『同sideB』(西日本新聞社)。『毎日フォーラム』誌にて「歴史の中の音楽」を連載中。


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ビジネス・パーソンは日夜、現場で闘って、日々、喜怒哀楽を感じる。実は音楽の現場も同じだ。だって、音楽もビジネスも、所詮、生身の人間が作る、極めて人間くさい営みだから。音楽には妙な薀蓄など不要かもしれないが、音楽が生まれる時には物語がある。それを知って聴けば、喜びが倍になり、悲しみが半分になるかもしれない。毎週1枚、心のビタミンになるような音盤を綴ります。

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