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6月6日 11時34分
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フィスコ

注目銘柄ダイジェスト(前場):オリンパス、スクリーン、シャープなど

オリンパス<7733>:1347円(前日比+16円)
買い優勢。一部報道では、パナソニック<6752>が500億円を出資する方向で調整に入
ったと報じられている。比較的最近になってからだが、支援企業の優良候補に浮上し
ていただけに大きなサプライズはないものの、再建に向けての順調な前進として評価
する動きが優勢に。また、今期最終損益が50-100億円の黒字に転換する見通しとの観
測報道も伝わっている。市場予想よりは低水準とみられるが、会社側では業績予想を
未公表だったこともあり、黒字見通しにひとまず安心感も先行。

大日本スクリーン製造<7735>:598円(同+36円)
強い動き。半導体受託製造の台湾大手企業が大型投資を実施して生産能力を増強する
と伝わっている。世界トップのTSMCでは当初60億ドルの計画から80-85億ドルに増
額、2位のUMCも過去2番目となる規模の投資を実施する計画へ。半導体製造装置各社
のプラス材料となるが、とりわけ、ファウンドリー向けのウェイトが大きいとみられ
る同社にはポジティブな見方へ。

シャープ<6753>:418円(同+26円)
大幅続伸。今週末には経営戦略説明会を予定しており、期待感が先行する格好とみら
れる。全般地合いが改善する中だが、相対的にも強い動きが目立っている。また、JA
ソーラーが第1四半期太陽電池出荷の想定比上ぶれで大幅高となったことも、太陽電
池関連として追い風になっているようだ。

サニックス<4651>:227円(同+16円)
買い優勢で上昇率上位。前日に発表した5月の月次売上高は前年同月比20.5%増、5ヵ
月連続での前年比プラス、3ヶ月ぶりの2ケタ増となっている。太陽光発電システムが
含まれるHS事業部門も順調に拡大しており、好材料視される展開となっている。太陽
光エネルギー関連としてのテーマ性が高いことで、個人投資家の関心が高まりやすい
状況に。

任天堂<7974>:9150円(同-140円)
反落。「Wii U」を正式発表したものの、本日6日は目先の出尽くし感が先行する形と
なっている。大和ではカンファレンスを受けて、弱含み傾向にある株価の反発材料と
なるものは非常に少なかったと捉えているようだ。短期業績が依然3DSのハード逆ザ
ヤや「Wii U」の開発費負担などで営業赤字となるため、目先の株価が一株当たりキ
ャッシュである約7500円程度まで弱含む展開は否定しないとも。

森下仁丹<4524>:391円(同+46円)
急伸。前日のTV番組で取り上げられたことが材料視されているもよう。「老舗企
業...驚きの大変身」というコーナーで紹介されたもよう。仁丹で培った「つなぎ目
のないカプセル」を作る技術を使い、シロアリ駆除剤やレアメタル回収カプセルま
で、独自の商品開発に挑んでいると。

東京デリカ<9990>:701円(同+100円)
ストップ高で上昇率トップ。株式の売出中止を発表しており、買い戻しの動きなどが
先行する格好に。最近の株式市場の動向等を勘案したとしている。先月25日に売出の
実施を発表、今週4日からは価格決定期間入りとなっていた。需給懸念を背景に、売
出発表後は一時25%安の水準まで売り込まれた経緯もある。

オリジン電気<6513>:263円(同+12円)
急動意。みずほでは投資判断「買い」継続で、目標株価を360円から390円に引き上げ
ている。スマートフォン用MDB(ディスプレイパネルの貼り合せ装置)で大型受注に
成功したことを評価しているようだ。みずほでは約60億円規模の水準と推定、前期、
前々期の累計販売実績約30億円を大きく上回ったとみている。今期営業利益は従来予
想の16.0億円から23.5億円に上方修正、会社計画を上回ると予想へ。

エキサイト<3754>:57000円(同+3700円)
買い先行。伊藤忠<8001>と組み、アジアでポイント事業に乗り出すと報じられたこと
が材料視されている。インドネシアで保険会社やゲーム会社などから広告を集めた専
用サイトを設け、ゲームのダウンロードや商品の資料を請求した会員にポイントを付
与すると。年内に300万人の会員獲得を狙うとも伝わっており、インターネットが急
速に普及するアジアでの事業展開に期待感が先行へ。

ビットアイル<3811>:781円(同+1円)
もみあい。11年8月-12年4月期営業利益は、前年同期比39%増の20.8億円と大幅増益
で着地。通期計画の28億円に対して約74%の進捗となり順調な業績推移が確認された
ものの、コンセンサスは通期で30億円前後が見込まれており、インパクトには乏しい
内容と受け止められているようだ。なお、大和では、一般事業者やソーシャルゲーム
企業のDC需要拡大などを背景に大幅増収増益もサプライズはなく、投資機会は本決
算直後となる可能性とコメント。

ナノキャリア<4571>:36000円(同+3300円)
続伸。最重要パイプラインの1つである「NC-6004 ナノプラチン」の膵臓がんに対
する第2相臨床試験について、患者登録が終了したと発表したことが好感されてい
る。これによって、第2相臨床試験は年内に終了する見通しとなり、試験終了後は欧
米を含めたグローバルでの第3相臨床試験開始のための準備を進める予定。なお、今
期業績に与える影響はないとしている。

セルシード<7776>:ストップ高買い気配
ストップ高買い気配。政府が、再生医療の実用化までの手続きを緩和する検討に入っ
たと報じられたことが材料視されている。国の承認を得るため効果や副作用を検証す
る臨床試験を医薬品の場合よりも簡略化し、実用化後の監視を強化する方法に改める
方針と。同社は細胞シート再生医療医薬品の研究開発などを手掛けており、関心が高
まる格好に。また、再生医療関連としては、J・TEC<7774>なども大幅高となって
いる。

きちり<3082>:385500円(同+66000円)
買い気配から。「タニタ食堂」を、NTT東日本関東病院内のレストラン棟に出店す
ると発表したことが材料視されている。同社は、昨年11月にタニタ社との業務提携を
発表。「丸の内タニタ食堂」のプロデュースやコンサルティングを展開することで関
心が高まったが、新規出店の発表を手掛かりにあらためて見直しの動きに。



(フィスコ)


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