「ビジネスプロセスを数値化する習慣」と「逆算する力」があなたを成功に導く

遠きをはかる者は富み、近きをはかる者は貧す

「遠きをはかる者は富み、近きをはかる者は貧す」という二宮尊徳の有名な言葉があります。

　これを私は、短期的な視点で物事を判断せず、長期的な視点で物事を捉えるということだと理解しています。

　先ほどまでお伝えした「ゴールから逆算する」という言葉と、まさに合致した言葉ではないかなと思います。

　ゴールから逆算せず、ただ目の前の仕事だけを見て判断していると、目先の採算・不採算や効率・非効率という軸だけで考えがちです。これは、昨今の大企業のリストラ策と同様、一時的には効果が出るかもしれませんが、結果的には長期的な利益を失う恐れも秘めています。

　ビジネスパーソンは、常日頃から結果を求められることが多く、どうしても目先の損得に振り回されがちです。

　しかし、ビジネスパーソンとして長期的に大成していくためにも、「定性情報と定量情報の活用」「ゴールから逆算する力」を日頃からイメージして、仕事に取り組んでみることをおすすめいたします。

（つづく）

※本連載は、（火）と（木）に掲載いたします。

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