つみたてNISA(積立NISA)おすすめ比較&徹底解説[2024年]

「つみたてNISA」口座は、商品数や積み立てる頻度、
最低積立額など、5つのポイントを比較して選ぼう!
後悔しない金融機関の選び方と変更する方法を伝授!

2019年4月26日公開(2022年3月29日更新)
頼藤 太希
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つみたてNISAのおすすめ証券会社はココ!

 本来なら投資で得られた利益にかかる約20%の税金がゼロになる、お得な制度「つみたてNISA」(積立NISA)。この連載では、「つみたてNISA」のメリットやデメリット、注意点などを毎回わかりやすく解説しています。

 前回の記事では、「つみたてNISA」の6つのデメリットと5つの注意点を紹介しました。
【※関連記事はこちら!】
「つみたてNISA(積立NISA)」の6つのデメリットとは!? 元本保証ではない、非課税期間の期限があるなど、主なデメリット+5つの注意点をやさしく解説

 「つみたてNISA」にもデメリットはありますが、デメリットを気にして何もしないというのは、おすすめできません。
 なぜなら、「つみたてNISA」には “投資の王道”といわれる『長期・分散・積立投資』を非課税で有利にスタートできるという、大きなメリットがあるからです。
【※関連記事はこちら!】
「つみたてNISA」(積立NISA)の8つのメリットを紹介! 少額から長期の積立ができて損しづらく、利益は非課税になるなど、初心者におすすめの理由を解説

 さて、メリットもデメリットもわかったところで、『「つみたてNISA」を始めたい!』という人がまず悩むのは、『どの金融機関で「つみたてNISA」の口座開設をするか』ではないでしょうか。

 今回は、「つみたてNISA」の口座開設をする金融機関の選び方について紹介します。

「つみたてNISA」の金融機関の選び方5つのポイント。
1人1口座しか開設できないから失敗は許されない!?

 「つみたてNISA」を始めるには、店舗を構えている銀行・証券会社や、インターネット専業のネット銀行・ネット証券会社、投資信託を運用している運用会社などの金融機関で、「つみたてNISA」の口座開設をする必要があります。

 みなさんの中には、銀行口座や証券口座を複数持っている人も多いでしょう。いくつかの金融機関に口座を開設して、いろいろ使い分けていると思います。
 しかし、「つみたてNISA」の口座は1人1口座しか持てません。ですから、どこの金融機関で「つみたてNISA」の口座開設をするかは、真剣に考えたいところです。

 そこで、初心者におすすめできる金融機関の選び方、比較するポイントを以下に紹介します。

「つみたてNISA」の金融機関の選び方①
積み立てる頻度を細かく設定できるか比較する


  「つみたてNISA」では、投資信託(投信)を一定の頻度で買い付けていきます。どの金融機関でも「毎月」を選ぶことはできるのですが、SBI証券では「毎週」「毎日」、楽天証券では「毎日」と、より細かい頻度で買い付けることができます。

 QUICK資産運用研究所のデータによると、「毎月」積み立てた場合と「毎日」積み立てた場合のリターン(5年リターン)を比較した場合、ほとんどの投資信託で、「毎日」積み立てたときのほうが、0.1%程度リターンが高くなりました。さらにREIT(不動産投資信託)の場合、リターンの差が1%以上となっている投資信託もあります。
 
 投資信託の値動きは、株価や為替の値動きと比べて緩やかであるものの、上下に動きはしますので、ドルコスト平均法(※)の効果を最大限に生かせるのは「毎日」積み立てた場合だと考えていいのかもしれません。

(※)ドルコスト平均法とは、毎月いくらというように、定期的に一定額の金融商品(「つみたてNISA」の場合は投資信託)を購入し続ける投資法です。
 投資信託の基準価額(投資信託の値段のこと)は上がったり下がったりしますので、基準価額が低いときにはたくさん買い、高いときには少ししか買わないことになります。
 その結果として、平均購入単価を下げることができます。つまり、平均すると安く買えるということです。
 平均購入単価を下げておけば、一時的に相場が下落しても、再び上昇したときに、利益を出しやすくなるのです。言葉を換えれば、損をしにくい、と言えます。

 もしかしたら、5年間で0.1~1%というのはほんの少しの差と思われるかもしれません。しかし、「つみたてNISA」の投資期間は最長20年。期間が長くなるほど、この少しの差が大きなリターンの差になる可能性があります。

 「つみたてNISA」の場合、売買手数料はゼロなので、買い付けが「毎月」でも「毎日」でもコストは変わりません。
 また、最初に決めてしまえば「毎日」でも「毎月」でも手間は同じ。それなら、少しでも成績がよくなる「毎日」積み立てられる金融機関を選んだほうがいいのではないでしょうか。
【※関連記事はこちら!】
「つみたてNISA」で月末・月初に積み立てると不利になる!? 積立投資を実行する「積立日」の選び方や、「毎月」「毎週」「毎日」など頻度の決め方を解説!

「つみたてNISA」の金融機関の選び方②
最低投資金額が安いかどうか比較する


 「つみたてNISA」で投資できる金額の上限は年40万円、月換算で約3万3000円までなのですが、下限(最低投資金額)は金融機関によって異なります。

 多くの金融機関では月1000円からですが、たとえばSBI証券楽天証券などでは、月100円から「つみたてNISA」の投資ができます。「100円」なら缶コーヒーより安いので、誰でも気軽に始められるのではないでしょうか。 

 もちろん、月100円を積み立てただけでは大幅な利益を狙うのは難しいですが、実際に「つみたてNISA」を始めてみて、値動きに慣れてきてから投資金額を増やしてもいいのです。最低投資金額が低いほど、チャレンジしやすいといえるでしょう。
【※関連記事はこちら!】
「つみたてNISA」は少額で投資が始められ、いつでも引き出せる、若年層&投資初心者にピッタリの制度!時間を味方にして、長期の積立で資産運用を始めよう  

「つみたてNISA」の金融機関の選び方③
投資できる商品(投資信託など)の数で比較する


 「つみたてNISA」で投資できる商品(投資信託、ETF・上場投資信託)は、2019年4月22日現在、金融庁のサイトによると162本あります。しかし、実際は、金融機関ごとに商品ラインナップは異なります。

 比較的、商品ラインナップが豊富なのはネット証券です。SBI証券楽天証券では162本のうち150本を扱っています。それに対し、店舗型の証券会社や銀行などでは、商品数を10本程度に絞っているところが多くみられます。

 実は、商品数は、少ない方がいいと考える人もいます。特に初心者の場合は、商品が多すぎるとどれを選んだらいいか迷ってしまうからです。

 それも一理ありますが、これから投資を経験して、知識を身につけていけば、わからないことや迷うことは少なくなっていくでしょう。それなら、投資の幅を広げる意味でも、取扱商品数は多いに越したことはないと私は思っています。
【※関連記事はこちら!】
「取扱商品の本数」を比較して選ぶ!投資信託&ETFが多い「つみたてNISA」の金融機関

「つみたてNISA」の金融機関の選び方④
信託報酬の安い商品が揃っているかで比較する


 商品数は多い方がいいと述べましたが、当然、単に商品数が多いだけでなく、少しでも私たちに有利な、信託報酬の安い商品が揃っているほうがいいでしょう。

 信託報酬は、投資信託を買って保有している間はずっとかかるコストです。保有額の何%という形で、自動的に差し引かれます。

 「つみたてNISA」で購入できる投資信託は、いずれも信託報酬は低めに設定されていますが、それでも20年も長期保有すると、相応の金額になります。
 似たような内容の投資信託なら、なるべく信託報酬の安いものを選ぶのがおすすめです。
【※関連記事はこちら!】
つみたてNISA(積立NISA)のインデックス型投信の中で、信託報酬の安い商品を厳選して紹介! 騰落率や取り扱いのある金融機関にも注目して商品を選ぼう!  

「つみたてNISA」の金融機関の選び方⑤
サービスの充実度で比較する


 以上の4つのポイントで比較しても決めきれない場合、サービスの充実度も参考にしてみるといいでしょう。

相談しやすいか
 わからないことが出てきた場合、電話やメール、チャットなどで相談ができると安心です。また、店舗のある銀行や証券会社の場合、窓口で直接話ができることもあります。
 たとえばイオン銀行では、1年365日、原則朝9時から夜21時まで窓口が開いています。いつでも相談できるのは心強いのではないでしょうか。

投資の情報提供やセミナーが充実しているか
 「つみたてNISA」に限らず、投資の情報が充実していれば、これからのステップアップにも役立ちます。たとえば中央労働金庫では、定期的につみたてNISAやiDeCo(イデコ・個人型確定拠出年金)のセミナーが開催されています。
 また、ネット銀行やネット証券会社の場合、オンラインセミナーが開催されていることもあります。オンラインセミナーなら自宅で受講できるので利用しやすいでしょう。

ウェブサイトやアプリが使いやすいか
 ネット銀行・証券会社はもちろん、店舗のある銀行・証券会社でも、運用状況をウェブサイトやアプリで見られるところが増えています。そこで、ログインやログアウトなどの操作が簡単か、運用損益の状況が見やすいか、商品を選びやすいか、なども大切です。

 以上の5つのポイントで比較して、利用したい金融機関が決まったら、「つみたてNISA」の口座開設を申し込みましょう。
【※関連記事はこちら!】
つみたてNISA(積立NISA)を始めるなら、おすすめの証券会社はココだ!手数料や投資信託の取扱数などで比較した「つみたてNISA」のおすすめ証券会社とは?

 ウェブサイトの口座開設フォームに必要事項を入力するのが一番簡単です。必要な本人確認書類やマイナンバーカードも、写真で送信することができます。もちろん、金融機関の窓口でも申し込みができます。

 「つみたてNISA」の口座開設には、長い場合で1カ月程度かかります。時間には余裕を持って申し込むといいでしょう。

「つみたてNISA」の金融機関の変更方法。
金融機関変更は可能だが手続きが面倒なので注意!

 『口座開設をして「つみたてNISA」を始めたけど、別の銀行や証券会社に乗り換えたい
 そう思ったらどうすればいいのでしょうか。

 たとえば、別の銀行や証券会社の「つみたてNISA」の商品ラインナップに、ものすごく魅力的な商品が加わったり、「つみたてNISA」の制度を生かした斬新なサービスが登場したりする可能性もないとはいえません。そうしたときに「つみたてNISA」の金融機関を変更したいと思う人もいるでしょう。

 「つみたてNISA」で利用する金融機関は、手続きをすることで、年1回変更できます。手続きは以下の手順で行います。

①  変更前の金融機関に「金融商品取引業者等変更届出書」を提出する
②  変更前の金融機関から「勘定廃止通知書」を受け取る
③  変更後の金融機関に、②の「勘定廃止通知書」と「非課税口座開設届出書」を提出する
④  問題がなければ口座変更完了

 これが基本的な手順ですが、いくつか注意点があります。

注意点1】今年中に変更したかったら9月30日までに手続きする
 変更したい年の前年10月1日から変更したい年の9月30日までに手続きすれば、今年中の変更となります。たとえば、2019年中に変更したければ、2019年9月30日までに手続きをすませる必要があります。

注意点2】変更したい年に一度でも取引があると変更できない
 たとえば、2019年中に変更したいものの、2019年になってからすでに一度取引(「つみたてNISA」口座で買い・売り)をしてしまった……という場合は、残念ながら2019年中の変更はできません。2019年10月1日以降に手続きして、2020年に変更するのが最速となります。

 意外と盲点なのが、分配金の再投資なども取引に含まれること。自分では買い付けたつもりがなくても、手続き上はNGになってしまいますので要注意です。

注意点3】変更前の「つみたてNISA」口座で購入した商品を、変更後の口座に移すことはできない
 たとえば、変更前の「つみたてNISA」口座で投資信託を20万円分保有していたとします。これを変更後の「つみたてNISA」口座に入れる(移管する)ことはできません。

注意点4】変更前の「つみたてNISA」口座で購入した商品は、変更前の金融機関で運用を続けることができる
 おそらく、一番ややこしいのがこれではないかと思います。
 変更前の「つみたてNISA」口座で購入した商品は、そのまま変更前の金融機関で保有し続けることができます。新たに買い増すことはできませんが、市場の動向を見て売却することはできます。非課税になる期間も変わりません。

 このように、「つみたてNISA」の金融機関を後から変更することは可能ですが、ちょっと面倒くさいと思う人がほとんどではないかと思います。ですから、最初にしっかりと金融機関を選んで、途中で変更せずに済むようにするのがおすすめです。

【※関連記事はこちら!】
つみたてNISA(積立NISA)を始めるなら、おすすめの証券会社はココだ! 手数料や投資信託の取扱数などで比較した「つみたてNISA」のおすすめ証券会社とは?
まだ「つみたてNISA」を始められない人が抱えがちな“8つの疑問”をわかりやすく解説! 金融機関&投信の選び方や「iDeCo」との併用方法などにズバリ回答!

頼藤太希(よりふじ・たいき)[マネーコンサルタント]
(株)Money&You代表取締役、ファイナンシャルプランナー(AFP)。日本証券アナリスト協会検定会員。慶應義塾大学経済学部卒業後、外資系生保にて資産運用リスク管理業務に従事。2015年に(株)Money&Youを創業し、現職。女性向けWEBメディア「FP Cafe」や「Mocha(モカ)」を運営。著書は『投資信託 勝ちたいならこの7本!』『やってみたらこんなにおトク! 税制優遇のおいしいいただき方』 『入門仮想通貨のしくみ』『つみたてNISAでお金は勝手に増えていく』など多数。
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2024年にスタートした新制度を解説!
「新NISA」の取扱商品や売買手数料を徹底比較!

※表内のデータは、情報更新時に公表されている「新NISA」の情報をまとめたものです。
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つみたて投資枠 成長投資枠 クレカ積立
還元率 
※1
投資信託 株式売買手数料(税込) 投資信託
国内株 米国株
224本 無料 無料 1190本 0〜
0.5%
【SBI証券の新NISA口座のおすすめポイント】
ネット証券大手の一つで、新NISA口座では日本株の売買手数料無料に加えて、米国株式&海外ETFの売買手数料も無料!「つみたて投資枠」対象商品のほとんどの投資信託を取り扱っており、すべてノーロード(購入時手数料が無料)。投資信託の積み立ては「100円」から可能で、少額から始めたい人に対応。「毎月積立」だけでなく、「毎週積立」「毎日積立」も選べる。三井住友カードなどによるクレジットカード決済「クレカ積立」を利用すると、カードの種類やその他の条件によってポイントが貯まる。「投信マイレージ」では保有額に応じたポイントも獲得できる。「成長投資枠」では米国株、中国株、韓国株、ロシア株(現在、注文停止中)、ベトナム株、インドネシア株、シンガポール株、タイ株、マレーシア株など海外株も豊富。単元未満株(1株から日本株が買える)「S株」は東証の全銘柄が対象で、成長投資枠で投資可能。売買手数料はゼロ円だ。ただし、リアルタイム取引はできない。カスタマーサービスセンターは「NISA・投信土日専用デスク」があり、週末も問い合わせに対応しているのも便利。「J.D.パワー2023年NISA顧客満足度調査 」<証券部門>にて、総合満足度ランキング1位を受賞した。
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つみたて投資枠 成長投資枠 クレカ積立
還元率 
※1
投資信託 株式売買手数料(税込) 投資信託
国内株 米国株
219本 無料 実質無料 1128本 0.73〜
​1.1%
【マネックス証券の新NISA口座のおすすめポイント】
新NISA口座では日本株の売買手数料が無料なのに加えて、米国株、中国株の売買手数料もキャッシュバックで実質無料。マネックス証券は以前から米国株と中国株の取引に力を入れている証券会社で、新NISA口座でも米国株は約5000銘柄、中国株は2600銘柄以上が購入できる。「つみたて投資枠」の対象投資信託のラインナップも豊富。最低購入金額が原則100円で、少額からつみたてNISAを始めることができる。すべての投資信託の販売手数料が無料! 投資信託を保有すると、ほとんどの投資信託で年率0.03〜0.08%の「マネックスポイント」がもらえる​のも嬉しい。ポイントはAmazonギフト券やdポイントなどに交換できる。しかも、年1回でも利用すれば年会費が無料になる“実質”年会費無料の「マネックスカード」で積み立てたときの還元率は最大1.1%と高還元。単元未満株取引「ワン株」では買付手数料が無料。売却手数料も新NISA口座ならキャッシュバックされるので実質無料だ。2024年3月末から「ON COMPASS」がNISA成長投資枠での利用に対応した。「ON COMPASS」は2023年4月の金融庁公表調査、3年・5年リターンで1位を獲得したおまかせ資産運用サービスだ。
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還元率 
※1
投資信託 株式売買手数料(税込) 投資信託
国内株 米国株
222本 無料 無料 1145本 0.5〜
​1.0%
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NISA口座数が500万口座(2023年11月末時点)で業界NO1。 新NISA口座では日本株の売買手数料が0円なのに加えて、米国株式&海外ETFの売買手数料も無料!「つみたて投資枠」対象商品のほとんどの投資信託を取り扱っており、すべてノーロード(購入時手数料が無料)。投資信託の最低購入金額が「100円」のため、少額から積み立てられる。「つみたて投資枠」では「毎月積立」だけでなく「毎日積立」も選べる。ポイントプログラムが充実しており、「楽天カード」で決済する「クレカ積立」にすれば、毎月の積立額に応じて「楽天ポイント」が付与される。また、投資信託の保有額が一定額に達するとポイントがもらえる(一部対象外の商品あり)。積立代金を「楽天ポイント」で支払うことも可能だ。「成長投資枠」で買える海外株は、米国株、中国株、アセアン株。1株単位で売買する単元未満株「かぶミニ」は約1600銘柄の取引が可能。売買手数料は無料だが、リアルタイム取引(約750銘柄が対象)の場合は別途スプレッドが発生する。なお、単元未満株のリアルタイム取引に対応している証券会社はめずらしく希少だ。新NISAや資産作りに迷ったら相談窓口「withアドバイザー」が便利。楽天社員がアドバイスを行っている。
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※1
投資信託 株式売買手数料(税込) 投資信託
国内株 米国株
224本 無料 無料 1094本
【松井証券の新NISA口座のおすすめポイント】
株主優待名人の桐谷さんもおすすめするネット証券
の一つ。新NISAでは、日本株や米国株の売買手数料が無料で、取り扱っているすべての投資信託の販売手数料も一括購入・積立購入を問わず0円!「つみたて投資枠」対象の投資信託の取扱本数も豊富だ。投資信託は「100円」から購入可能。積立タイミングは「毎月」「毎日」が選べる。投資信託の保有額に応じてポイントが付与され、dポイントやPayPayポイント、Amazonギフト券との交換が可能。低コストインデックス投信も含めた全銘柄がポイント還元対象となる「最大1%貯まる投信残高ポイントサービス」はお得感がある。投資信託のロボアドバイザー(利用料無料)では、新NISA対応のモデルポートフォリオ「成長投資コース」も用意されている。専門のオペレーターが投資の意思決定を手助けしてくれる「株の取引相談窓口」(完全予約制)や、NISAに関する質問に答える「NISAサポートダイヤル」を開設。利用料は無料で画期的なサービスとなっている。オンラインの口座開設手続きでは、証券口座とNISA口座の同時開設申込ができるため、手間を省いてすばやい口座開設が可能だ。
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新NISAでは、日本株や米国株の売買手数料が無料!「つみたて投資枠」の投資信託の種類も多く、「100円」から購入が可能なので投資初心者や資金に余裕のない人でも始めやすい。「au Payカード」で投資信託を積み立てると最大1%のPontaポイントが貯まるほか、投資信託の保有額に応じてもPontaポイントが貯まる(「au ID」の登録が必要)。500円から個別株が買える「プチ株」、プチ株や投資信託を毎月積立投資できる「プレミアム積立」も便利。「プチ株」は売買手数料が2024年5月末まで全額キャッシュバックのうえ、6月以降は無料化の予定。新NISA口座の開設者は特定口座での現物株式の取引手数料が最大5%割引になる「NISA割」がある(ただし「プチ株」「プレミアム積立」の場合は通常の手数料が必要)。
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※1
投資信託 株式売買手数料(税込) 投資信託
国内株 米国株
149本 137〜2200円
(約定代金による)
529本
【SMBC日興証券の新NISA口座のおすすめポイント】
2023年11月から投資信託情報サービス「日興の投信NISA」を開始。数多くの投資信託のなかからおすすめの21本に絞り込んでいるうえ、「なにごともバランスが大事よ」「私は世界の成長にかける」といったタイプごとに5〜6銘柄をピックアップしてくれるので、自分好みのNISA対応ファンドを選ぶ助けになる。SMBC日興証券では一部の投資信託で買付手数料が必要となるが、積立購入(投信つみたてプラン)の場合は全銘柄で買付手数料が原則無料となるので、上手に活用したい。
また、外国株式は、オンライントレードでは取引できないので注意しよう。単元未満株取引「キンカブ」は「100円以上、100円単位」の金額指定で株が買えるのがメリットで、dポイントでも株式投資ができる。「キンカブ」は売買手数料は無料だが、別途0.5〜1.0%のスプレッドが発生するので注意しよう。
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つみたて投資枠 成長投資枠 クレカ積立
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※1
投資信託 株式売買手数料(税込) 投資信託
国内株 米国株
91本 実質無料 332本
【岡三オンラインの新NISA口座のおすすめポイント】
2024年1月4日以降、新NISA口座では、日本株の売買手数料が全額キャッシュバックされ、実質無料に(上限なし)。投資信託は従来から購入手数料が無料となる「ZEROファンドプログラム」を行っているため、一括購入、積立買付とも手数料が無料だ。投信積立については、1銘柄あたり毎月100円から。低コストの人気ファンドを数多く取りそろえている。ファンド選びに迷った場合は、各自のリスク許容度に合わせた銘柄と投資割合を提案する「投信ロボ」が心強い。また、投資信託の平均保有残高が1000万円以上(プラチナ)、3000万円以上(プレミアゼロ)の場合は、信用取引の手数料が優遇されたり、IPOの当選確率がアップするサービスも提供している。単元未満株の取引も可能で取扱銘柄数も多いが、売買手数料は約定代金2万円まで220円、3万円まで330円、10万円まで660円(すべて税込)などだ。
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※1
ETF ETF
サービス手数料:
資産残高の0.693〜0.733%(年率・税込)※
【ウェルスナビ(WealthNavi)の新NISA口座のおすすめポイント】
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国内外のETFに分散投資をするロボアドバイザー「ウェルスナビ」はNISA口座にも対応。5つの質問に答えるだけで最適なポートフォリオを提案し、毎月自動的に積立投資をしてくれるので、初心者でも簡単に効率的な運用を実行できる。2024年からの新NISAなら、つみたて投資枠と成長投資枠の両方で資産を購入することで最大で年360万円まで投資可能! 運用コストとしては、一般的な証券会社のような売買手数料ではなく、資産残高に対して決まった割合のサービス利用料を負担する形なので要注意。

※ NISA口座に自動積立だけで入金した場合で試算した手数料。リスク許容度(ポートフォリオ)により異なる。また、各商品の値動きによりポートフォリオのバランスが崩れた場合は、手数料が表記の範囲を超えて変動する可能性がある。
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※手数料などの情報は定期的に見直しを行っていますが、更新の関係で最新の情報と異なる場合があります。最新情報は各証券会社の公式サイトをご確認ください。売買手数料は、1回の注文が複数の約定に分かれた場合、同一日であれば約定代金を合算し、1回の注文として計算します。投資信託の取扱数は、各証券会社の投資信託の検索機能をもとに計測しており、実際の購入可能本数と異なる場合が場合があります。※1 年会費無料のクレジットカードの場合。※2 1約定ごとプランで約定金額240万円までの売買手数料。

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