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6月22日 11時34分
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フィスコ

注目銘柄ダイジェスト(前場):低位建設株、オリンパス、三菱UFJなど

低位建設株
不動テトラ<1926>やライト工業<1926>を筆頭に、大末建設<1814>、日特建設<1929>、
若築建設<1888>、飛島建設<1805>など、低位建設株の上昇が目立つ格好となってい
る。震災復興需要の本格化期待などが背景と観測される。先には、土木向け鋼材の受
注急増が伝わっていたが、本日22日はセメント販売量の急増も報じられている。復興
需要本格化を示す指標として捉えられる格好で、遅れていた需要の顕在化による今後
の業績期待が高まる形に。

太平洋セメント<5233>:171円(前日比+3円)
堅調。昨日21日、セメント協会が発表した5月の国内セメント販売量は、前年同月比
19.3%増になったと伝わっている。6ヶ月連続でのプラス成長だが、2ケタの伸び率は
ほぼ16年振りとされており、セメント関連の強調材料につながっているとみられる。
需要の急拡大は震災復興需要の本格化を映すものとも捉えられるところ。


オリンパス<7733>:1190円(同+20円)
小幅反発。ソニー<6758>との資本提携報道が伝わっており、買い材料視される展開
に。ソニーが約500億円を出資、筆頭株主となる見通しへ。自己資本比率の向上に加
えて、事業面でのシナジーなどに対する期待感も先行。資本提携に向けた動きは想定
線であったが、内容が具体化してきたことで、こうした動きが前進しているとの評価
になっている。なお、ソニーも買いが先行、一方で出資を見送る方針と伝わっている
パナソニック<6752>も売り先行後に切り返す。

三菱UFJ<8306>:367円(同-5円)
売り先行。ムーディーズが世界の大手銀行15行の格付けを一斉に格下げしており、東
京市場の銀行株にもネガティブな流れが波及する格好になっている。ムーディーズの
格下げ観測は、昨日の米国市場下落の一因ともなっていたようだ。とりわけ、2段階
格下げとなったモルガン・スタンレー(MS)に出資している同社には影響懸念が先行
へ。ただ、大手行の格下げは相当程度織り込まれており、モルガンに関しては、想定
された3段階格下げが回避されたことで、時間外取引では上昇する動きにもなってい
る。

ホンダ<7267>:2662円(同-3円)
相対的な底堅さも目立つ。対ドルでの円安反転などが下支え材料となっているほか、
株主への利益配分策を配当重視に見直すと伝わっていることもプラス材料に。また、
シティでは投資評価を「2」から「1」に格上げ、目標株価を3350円としている。今期
以降の収益回復を先取りする局面に入ったとの見方。足元では、投資判断格上げの動
きが目立つ状況ともなっている。

日本電産<6594>:6390円(同-230円)
さえない。シーゲートやウエスタンデジタルなど、海外市場でHDD関連株が売られた
流れを引き継ぐ形のようだ。米HDD関連株安の背景は、PC出荷の伸び悩みを背景に、
モルガン・スタンレー(MS)が今年・来年のHDD市場見通しを下方修正したこと。今
月初めにもMSが価格下落見通しを示して、HDD関連が軟化した経緯がある。


インプレスHD<9479>:135円(同+14円)
急伸で上昇率トップ。三省堂書店と組んで、電子書籍を書店で製本・販売するサービ
スを開始すると報じられている。収益機会につながるとの期待感が先行へ。株価の値
頃感が強く、短期資金の関心も集まりやすいため、好材料には敏感に反応する状況と
なっている。

旭ダイヤモンド工業<6140>:917円(同+29円)
買い先行の展開。スマホ向け工具の増産報道が一部で伝わっている。台湾で新工場を
建設、スマホのカバーガラスを面取り加工するダイヤモンド工具の生産能力を倍増す
ると報じられている。現地や中国のEMS関連企業からの受注増に対応するようだ。成
長分野への積極展開を評価する動きが優勢に。

キユーピー<2809>:1173円(同+34円)
買い先行の展開。同社は前日に上半期業績予想の上方修正を発表している。営業利益
は108億円から116億円、前年同期比23%増益にまで増額修正へ。内食志向の高まりを
背景に、調味料や加工食品事業が好調、鶏卵相場の安定推移も追い風になったよう
だ。未修正となっている通期予想の上振れなども期待できる状況に。SMBC日興証券で
は、投資判断「1」を継続で、目標株価を1210円から1340円に引き上げている。


フリービット<3843>:475円(同+21円)
買い先行。発行済み株式数の約2.01%に当たる、40万株を上限とする自社株取得枠の
設定を発表したことが好感されている。取得期間は本日から12月21日までとなり、需
給面の好材料が前向きに評価される格好に。なお、14日には今期の大幅増益見通しを
発表していたが、その後は目先の材料出尽くし感からさえない動きとなっていた。


MDNT<2370>:9700円(同+290円)
買い優勢。シンガポール国立大学と、セル・ローディング・システムの使用許諾契約
を締結したと発表したことが買い材料視されている。これを機に、これまでに培った
臨床用細胞加工に係る豊富な実績と経験を、アジア・パシフィック地域に提供してい
く事業を加速すると。なお、今期業績に与える影響は軽微としている。

リブセンス<6054>:4930円(同+535円)
大幅続伸。目立った材料はないが、連日で上場来高値を更新していることを背景に短
期資金が流入し、需給面主導での上値追いが継続しているようだ。また、本日新規上
場した大泉製<6618>やハピネス&D<3174>が堅調な初値形成となったほか、20日に上
場したEAJ<6063>が連日で大幅高となっていることが直近IPO銘柄への刺激材料
にも。

ハピネス&D<3174>:2271円
本日ジャスダック市場に新規上場し、初値は公開価格を約16%上回る2202円となっ
た。インポートブランド品の販売を中心としたセレクトショップ「ブランドショッ
プ ハピネス」の運営を展開する。事業内容に目新しさはなかったものの、足元にお
けるIPO市場に回復を背景に堅調スタートとなった。その後も、20日に上場したE
AJ<6063>が連日で強い動きとなっていることなどが支援材料となり、短期資金を巻
き込んで上値を伸ばす格好に。

(フィスコ)


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