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7月4日 16時45分
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フィスコ

中小型海運株やJFEなど

中小型海運株
本日は総じて反発。前日は川崎汽船<9107>の増資発表が連想感を誘う形で売り優勢と
なったが、過剰反応との見方から本日はリバウンドに関心が向かっている。短期資金
の値幅取り商いを中心に、とりわけ、明治海運<9115>や共栄タンカー<9130>などが強
い動きに。また、世界的な金融緩和観測などを背景に、資源価格などが上昇している
ことも支援材料につながっているようだ。
<5411>  JFE  1227  -68
下げ目立つ。川崎汽船<9107>、全日空<9202>など公募増資が相次いで発表されてお
り、全般的に増資懸念の高まりが波及しやすい状況となっている。前日には日本製紙
<3893>の株価下落が話題となっていたが、新中期計画における大型投資の発表を受
け、ファイナンス懸念の高まる局面があった同社にも、連想売りが波及する格好と観
測される。株価下落が思惑をより高めさせる状況にも。

<1978>  アタカ大機  351  +80
急伸でストップ高。放射性セシウムをごみ焼却灰から分離する技術を開発したと報じ
られている。埋め立て処理の迅速化につながる技術として、今後の需要拡大期待が高
まる流れのようだ。比較的流動性は乏しい銘柄であるものの、放射能対策関連の材料
に対する個人の関心は引き続き高まりやすいようだ。

<9202>  ANA  195  +2
小幅反発。昨日の引け後、約2100億円の公募増資実施を正式に発表している。昨日の
前引け後に観測報道が伝わっていることで、昨日の段階で概ね株価には織り込まれる
格好とはなっている。増資の可能性が低下していたほか、大幅な希薄化を招くこと
で、ネガティブなインパクトが先行しているものの、今後の積極展開期待や財務体質
の改善を長期的な観点で評価する見方などもあるもよう。

<6723>  ルネサスエレクトロニクス  345  -3
買い先行後は伸び悩みへ。生産構造対策、人的合理化施策などの構造改革案を正式に
発表。今下期からの営業黒字化確度が高まったとの見方などもあって、買い戻しの動
きが引き続き先行する。ただ、ほぼ既報道通りの内容でインパクトは限定的であるほ
か、システムLSI事業の行方、資本増強策といった今後の見極め材料などは依然と
して残される形となり、買い戻し一巡後は伸び悩みへ。

<3436>  SUMCO  750  +30
しっかり。特に材料は表面化していないが、300ミリウエハの稼働率上昇期待などが
見直し材料につながっているとみられる。みずほでは、投資判断「アンダーパフォー
ム」継続ながら、足元の引き合いの強さから、業界全体の稼働率前提を80%から85%
に引き上げるとしている。また、野村では信越化学<4063>のレポートにおいて、300
ミリウエハの稼働率は足元で約95%にまで改善と指摘。ちなみに、一昨日の米国市場
では、米ポリシリコン大手のMEMCが20%超の急騰ともなっていた。

<8306>  三菱UFJ  392  0
朝方は買い先行。欧米株高や為替円安など外部環境の改善を背景に、東京株式市場は
続伸でのスタート、マーケットの動きに連動しやすいメガバンクも買い先行へ。ま
た、昨日は大和のメガバンク一斉格上げが話題となったが、本日はUBSが同社の投
資判断を「ニュートラル」から「バイ」に格上げ、目標株価を435円としており、市
場評価の高まりなども反映される状況に。UBSでは、グローバル銀行株に対する不
透明感が増す中、相対的優位性を活かせる代表銘柄と位置づけている。

<2792>  ハニーズ  1602  +82
買い優勢。前日に5月期通期の決算を発表、営業利益実績は51.4億円で前期比44%増
益、従来予想49億円を上回る着地に。また、今期は58億円で同13%増益の予想、四季
報予想など上回る水準となっている。東北地区での販売拡大や中国での積極出店効果
などが好業績の背景に。足元の月次動向でも、衣料品専門店業界内では相対的に好調
な推移が続いている。

<3092>  スタートトゥデイ  1105  -43
売り優勢。前日に主要取引先であるユナイテッドアローズ<7606>が6月の月次動向を
発表、既存店売上高は前年同月比5.1%減とマイナスに転じており、好調を支えてき
たネット通販においても、同10.8%減と急速に失速する格好になっている。同社が運
営するネット通販「ZOZOTOWN」の販売低迷などが連想される状況のようだ。

<1919>  エスバイエル  165  -13
急落。前日に第1四半期の決算を発表、営業損益は8.4億円の赤字となり、前年同期比
で赤字幅は6億円超拡大する格好になっている。もともと、上半期は14.5億円の赤字
見通しであったが、ヤマダ電機<9831>との提携効果に対する期待が高いだけに、失望
売りにつながっている。また、6月単月の受注も失速、足元の受注した振れ傾向など
もネガティブに捉えられている。

<6474>  不二越  320  -12
後場は下げ幅を広げる。前引け後に上半期の決算を発表、マイナス視される格好に。
上半期営業利益は59.5億円で前年同期比17%減、従来予想の72億円を下回った。ま
た、通期業績は150億円の従来予想から130億円に下方修正、一転して減益見通しとし
ている。新興国市場の調整長期化に加え、円高や販価動向なども逆風となっているよ
うだ。

<4282>  EPS  223600  -6000
さえない。いちよしがレーティングを「A」から「B」に格下げ、売り材料につなが
っている。目標株価は280000円のようだ。CRO事業の受注好調などは評価も、株価
の上昇で上値余地が乏しくなったとの見方のようだ。また、CSO事業は外資系製薬
会社のMR関係予算圧縮などの影響で、第3四半期は予定を下回る水準で推移のもよ
うとも。

<2651>  ローソン  5550  -130
さえない。前日に第1四半期の決算を発表、営業利益は139.5億円、前年同期比8%増
益と順調な内容となっている。ただ、既に同様の観測報道が伝わっており、特にイン
パクトは強まる状況ではないようだ。大和では、バリュエーションの高さも踏まえる
と、利食いのタイミングを図る局面にあると判断しているようだ。

(フィスコ)


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