最新株式ニュース
7月6日 11時34分
フィスコ

注目銘柄ダイジェスト(前場):コマツ、TDK、ソフトバンクなど

コマツ<6301>:1940円(前日比-28円)
売り先行。中国が2ヶ月連続での利下げ実施を発表、これを受けて同社など中国関連
の動きに関心は高まるが、ポジティブな反応は限定的となっている。前日に強い動き
が目立っていたが、クレディ・スイス(CS)のポジティブレポートのほか、中国の利
下げ接近観測などもその背景とされていたため、サプライズは乏しい状況のようだ。
また、来週に控えている中国GDPに対して、警戒感などがより強まる格好にもなって
いるもよう。

TDK<6762>:3140円(同-125円)
軟調。米シーゲイトが4-6月期の暫定売上高を約45億ドルと発表している。自社見通
しは50億ドル以上であったほか、市場予想も48.8億ドル程度であり、これらを大きく
下回る格好となっている。時間外取引では6%超の下落となっているようだ。足元で
警戒感の強まっているHDD業界だが、想定以上の環境悪化といった見方につながる状
況にも。

ソフトバンク<9984>:2904円(同+44円)
買い優勢。前日に下げの目立った反動もあるが、ここにきて、アナリストの評価引き
上げの動きが目立っている。今週に入って、JPモルガン(JPM)の目標株価引き上げ
(3000→3500円)が観測されたが、本日は、クレディ・スイス(CS)(3000→3500
円)、ドイツ証券(2810→3290円)が相次いで目標株価を引き上げへ。なお、ドイツ
証券では、次期iPhoneの発売で、投資家の期待も高まると考えているようだ。


7&iHD<3382>:+2478円(同+37円)
しっかり。同社は前日に第1四半期の決算を発表、営業利益は673億円で前年同期比
1.4%減益、上半期計画1545億円、同2.9%増益に対して、やや低調と見られるスター
トになっている。ただ、先に伝わった観測報道の範囲内の水準であるほか、会社側の
計画線上でもあるようだ。スーパー事業の苦戦をコンビニ事業が補う格好に。一方、
米国事業の好調、イトーヨーカ堂の不採算店閉鎖再開などを評価する声はあるよう
だ。

アタカ大機<1978>:502円(同+71円)
連日の急騰で上昇率トップ。セシウムの分離技術開発報道をきっかけに、昨日まで連
日のストップ高、本日も上げ幅を広げており、3営業日での上昇率は一時85%超にな
る場面も。関心の中心は新技術の業績インパクトから需給妙味に完全に移っており、
本日は貸借取引申込停止措置を受けて一段と買戻しの動きが強まる格好に。日証金で
の貸借倍率は0.1倍台であるほか、レンディング市場でも需給は逼迫しているよう
だ。

GSユアサ<6674>:343円(同-21円)
大幅続落。昨日は、ゴールドマン・サックス(GS)が「売り」のコンビクションに採
用したことがマイナス視されたが、本日は、バークレイズが「イコールウエイト」か
ら「アンダーウエイト」に格下げ、目標株価を420円から330円に引き下げており、追
加のネガティブ材料になっている。バークレイズでは、三菱自動車<7211>向けのリチ
ウムエナジージャパンは、第1四半期の生産量が計画を下回っているもようであり、
リチウムイオン電池事業の収益予想を下方修正しているようだ。

ルネサス<6723>:343円(同-7円)
さえない。三菱UFJが同社の投資判断「アンダーパフォーム」継続で、目標株価を300
円から100円にまで引き下げている。早期退職や生産拠点削減でも、事業環境の悪化
もあって、強靭な収益構造構築には時間を要すると判断しているようだ。営業損益の
黒字化は15.3期を予想、今期は450億円の赤字、来期は226億円の赤字を見込んでいる
もよう。

TOWA<6315>:606円(同+19円)
買い優勢。いちよしがレーティングを新規に「A」、フェアバリューは900円としてい
る。足元の受注改善、中期的な新製品群の寄与期待などを評価ポイントとしている。
LED関連装置の需要再燃、シンギュレーション装置への期待感、財務体質の改善傾向
なども指摘している。

アルデプロ<8925>:107円(同-17円)
下げ目立つ。今期営業損益見通しを16億円の赤字から20億円の赤字へ、最終損益見通
しを4800万円の黒字から13.1億円の赤字へとそれぞれ下方修正したことが嫌気されて
いる。今期末までに販売を計画していた在庫物件の売上が来期にずれ込む見込みとな
ったほか、簿価を下回る価格で販売した在庫物件があり売上総利益が見込みよりも減
少することが背景。また、今期末に11.8億円の債務超過となる見込みと発表したこと
も警戒感を誘う格好に。

1stHD<3644>:557円(同-3円)
さえない。昨日第1四半期決算を発表し、3-5月期営業利益は前年同期比4.5%減の
11.8億円、最終利益は同12.5%減の6.3億円と減益着地となったことが嫌気されてい
る。売上高については堅調に推移したものの、中国展開に伴う人員増や研究開発費な
どの増加が重しとなったようだ。なお、大和では、今後の業績拡大ペースが同業他社
比較で緩やかなことや大株主であるAPファンドがイグジットした場合の需給軟化懸
念があるため、当面の株価は膠着すると予想している。

フェローテック<6890>:484円(同+4円)
しっかり。三菱UFJが来期以降の増益の可能性に鑑みれば現状は売られすぎと判断
し、投資判断「アウトパフォーム」を継続したことが買い材料視されている。今後の
営業利益は、真空シールの稼動率低下などで13年3月期は大幅減益、14年3月期につい
ては真空シールや石英製品の反転、LED製造装置やセラミックス、シリコンウエハ
の増収などで増益に転じると予想している。なお、目標株価については1200円から
652円へと変更へ。

サイバーエージェント<4751>:201200円(同+4700円)
買い先行。三菱UFJが投資判断「アウトパフォーム」を継続し、目標株価を27.3万
円から33.3万円へと引き上げたことが好感されている。コンプガチャ廃止後も営業利
益率の高いタイトルで営業利益は微増を予想しているほか、今後はスマートフォン版
「Ameba」のコンテンツ課金に注目とも。なお、本日は同社のほか、ミクシィ
<2121>やスカイマーク<9204>など、マザーズ市場の主力株に上昇が目立っている。


(フィスコ)


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