欧米で古くから日常の指針とされ、近年では再び注目を集めている古代ローマ時代の哲学者「エピクテトス」。奴隷出身という異端の哲学者でもあった彼の残した言葉をもとに、その思想を分かりやすく読み解いた新刊『奴隷の哲学者エピクテトス 人生の授業　――この生きづらい世の中で「よく生きる」ために』（荻野弘之・かおり＆ゆかり著、ダイヤモンド社）が9月12日に刊行となった。今回は、本書のプロローグ部分を特別に公開する。

この生きづらい世の中で「よく生きる」ために――。いま注目されている古代哲学者の思想とは？
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奴隷の哲学者が贈る、人生をラクにする「27の格言」

この生きづらい世の中で「よく生きる」ために――。いま注目されている古代哲学者の思想とは？『奴隷の哲学者エピクテトス 人生の授業』（荻野弘之・かおり＆ゆかり著、ダイヤモンド社、定価1400円＋税）

　時代を超えて多くの人々の「悩み」を解消し、人生の指針となり続けた、古代哲学者エピクテトスの残した言葉を、漫画とともにわかりやすく解説。

この生きづらい世の中で「よく生きる」ために――。いま注目されている古代哲学者の思想とは？『奴隷の哲学者エピクテトス 人生の授業』プロローグより抜粋

◆「人々を不安にするものは、事柄それ自体ではなく、その事柄に関する考え方である」
◆「他人と同じことをしないでいながら、同じものを要求することはできない」
◆「自由に至る唯一の道は『我々次第でないもの』を軽く見ることである」
◆「何がやって来ようと、それから利益を受けることはできる」

　など、人生で感じる「生きづらさ」を解消し、「よりよく生きる」ための27の言葉を紹介します。