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7月17日 11時35分
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注目銘柄ダイジェスト(前場):KLab、ソフトバンク、東京製鐵など

KLab<3656>:500円(前営業日比-63円)
大幅安で下落率上位に。同社は先週末に第3四半期決算を発表、累計営業利益は27.3
億円で前年同期比7.5倍となっているが、3-5月期では6.3億円にとどまり、前四半期
比では43%の大幅減益となっている。従来計画の9億円を下回る格好に。一方、6-8月
期は1.4億円にとどまる見通しで、対前四半期減益率は一段と拡大の見通しに。想定
以上の収益悪化と受け止められているようだ。また、決算説明会においては、協議会
によるソーシャルゲームのガイドラインに準拠すれば、業界全般の売上にネガティブ
な影響が出ると懸念を示しているもようであり、他のSNS関連銘柄にも影響を与えて
いる。

ソフトバンク<9984>:3095円(同+45円)
堅調。ゴールドマン・サックス(GS)では目標株価を3000円から3550円に引き上げ、
今期予想PERはNTTドコモ<9437>などと同程度にとどまっており、投資有価証券の価値
などを十分に反映していないと判断している。また、モルガン・スタンレー(MS)で
も目標株価を2700円から3300円に引き上げ、第1四半期決算は好調さが際立つものに
なろうとしている。直近で目標株価引き上げの動きが目立っており、先高期待の一段
の高まりにつながっている。

東京製鐵<5423>:360円(同-58円)
急落で下落率トップ。第1四半期の営業損益は、当初予想を大幅に上回り60億円程度
の損失になったもようと発表している。上半期予想は10億円の赤字であるものの、下
方修正を余儀なくされる見通しとしている。鋼材価格の下落に伴うマージンの悪化が
業績下振れの主因となっている。なお、SMBC日興証券ではネガティブサプライズとの
評価、通期営業損益は170億円の赤字予想にまで下方修正している。

JFE<5411>:1098円(同-55円)
下げが目立つ。中国の宝山鋼鉄が2ヶ月連続での値下げを発表、国内高炉各社にとっ
ても、輸出価格値上げのタイミングのずれ込みにつながるとの見方から、マイナス材
料視される格好のようだ。また、東京製鐵<5423>の第1四半期大幅赤字計上見通し発
表も、ネガティブに捉えられる格好へ。

太平洋セメント<5233>:184円(同+4円)
買い先行の展開。先週末、社長のインタビュー報道が伝わっている。今期の国内セメ
ント需要は想定を上回る公算が大きく、業績予想は慎重すぎるかもしれないとのコメ
ントなどが示されている。国内企業の決算発表本格化を控え、全般的に警戒感が高ま
っているなか、業績面での安心感の高まりは選別物色の動きを強めさせる状況にも。


住江織物<3501>:155円(同+17円)
急伸で上昇率トップ。同社は先週末に本決算を発表、実績営業利益は10.3億円で前期
比13%減益、従来予想の13.0億円を下回る着地となった。一方、今期は20億円で同
94%増益と急回復の見通し、自動車内装事業における海外子会社の業績回復などを見
込んでいるもようだ。四季報予想の17億円なども大幅に上回る水準となっている。株
価の値頃感も強く、短期資金の矛先が向かう格好に。

東洋炭素<5310>:2264円(同-163円)
売り優勢で下落率上位。同社は先週末に決算を発表している。実績営業利益は60.5億
円で前期比3.2%増益となったが、従来予想の63.0億円は下回る着地に。また、今期
は55億円で同9.2%減と減益に転じる見通しとなっている。今期予想は前期比横ばい
程度の市場見通しを下回っているが、減価償却費の定額法への変更によるプラスイン
パクトも織り込まれているため、実態面での減益幅は数値以上に大きいとの見方が先
行しているようだ。

JX<5020>:363円(同-23円)
下げが目立つ。水島製油所B工場で保安検査に不備があったと発表している。つれ
て、安全性を完全に確認するまで、同工場の全精製設備を停止するとしている。停止
期間の長期化の有無など、目先の業績動向に対する不透明感が急速に台頭する格好
に。なお、野村では、工場稼働停止に伴う業績予想の下方修正を背景に、投資判断を
「バイ」から「ニュートラル」に格下げしているもよう。

大和工業<5444>:2109円(同-117円)
さえない。鉄鋼株安の流れの中、野村が投資判断を「バイ」から「ニュートラル」に
格下げしており、株安材料につながっている。野村では、海外での中期的な成長期待
は株価に織り込まれており、東京製鐵<5423>の拡販戦略に伴う国内でのH形鋼の競争
激化などを懸念しているようだ。

ヴィレッジV<2769>:81600円(同-15000円)
大幅反落でストップ安。先週末に本決算を発表し、今期営業利益は前期比43%減の
19.4億円、最終利益は同37%減の9.8億円と大幅減益見通しとなったことが嫌気され
ている。9日には、既存店売上高の苦戦などを背景に前期業績の下方修正を発表して
いたが、今期の一段の減速に失望感が強まる格好に。なお、四季報予想の今期営業利
益は41億円が見込まれていた。

ハブ<3030>:275000円(同+6300円)
しっかり。上期営業利益見通しを3.0億円から4.0億円へ、通期見通しを5.6億円から
6.3億円へとそれぞれ上方修正したことが好感されている。第1四半期における震災後
の反動需要が想定以上であったほか、新規出店物件を厳選したことによる出店計画の
変更などが寄与。また、同時に期末配当予想についても1株当たり6700円から7500円
へと引き上げへ。

JMNC<3645>:ストップ安売り気配
ストップ安売り気配。先週末に本決算を発表し、今期営業利益は前期比55%減の6200
万円と大幅減益見通しとなったことが嫌気されている。四季報予想では3.0億円まで
の大幅増益が見込まれており、失望感からネガティブなインパクトが強まっている。
今期は歯科医院の過当競争などにより引き続き厳しい状況が続くことが予想されるほ
か、新規事業の先行投資として人員増加などによる販管費の増加が利益面の重しに。


サマンサJP<7829>:48000円(同-2200円)
売り優勢。3-5月期営業利益は前年同期比35%減の2.4億円となり、減益決算となった
ことが嫌気されている。会社計画の上期営業利益は同33%増の6.2億円が見込まれて
おり、第1四半期は低調な立ち上がりと受け止められる格好に。なお、3-5月期売上高
については、前年同期比5%増の80.5億円での着地となっている。

(フィスコ)


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