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林總監修 ビジネスストーリーで学ぶ会計入門

利益を上げるヒントは、損益計算書にある!

週刊ダイヤモンド編集部
【第1章】 2007年10月9日
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 2月10日からの3連休の初日。公認会計士の資格を持つ経営コンサルタントの高橋和久(33歳)は、高校の同窓会に出かけた。

 皆それぞれの職場で仕事に励むとともに、責任も増え、壁にぶち当たることも多い年齢だ。10年以上も顔を合わせていない友人も多かったが、会って1分とたたないうちに気兼ねなく話ができる学生時代の友人はいいものだ。

 「最近、株式投資を始めたんだけど、どういう会社の株を買ったらいいのか、高橋君、アドバイスしてくれない?」

 女子バスケット部のキャプテンだった山田由美子は、相変わらず屈託のない表情で、思ったことを率直に聞いてくる。そんな彼女に高橋は昔から引かれるところがあった。

 高橋「基本的には、業績のいい会社で、さらに成長しそうな会社だね」

 由美子「このあいだ、新聞に、『任天堂の株価が最高値更新』という見出しの記事が出てたけど、やっぱり業績がいいの?」

 高橋「僕もその記事を読んだけど、今期の会社見通しが当期純利益は1200億円。ソニー(1100億円)や東芝(1200億円)のそれと同等以上なんだよ。にもかかわらず、両社と比べると、会社の規模(総資本)や売上高はそうとう小さい。つまり、任天堂の総資本利益率は非常に高い。これも株価が高い理由の一つだ」

 由美子「確かに、昨年末発売の新型ゲーム機“Wii”は、いまだになかなか入手できないほど人気が高いものね」

 高橋「そういう身近な経験から感じる企業の業績予想は重要だよ。儲かっている企業の株は、多くの人が買うから値上がりする。皆が買い始める前の割安のときに買うのがベストだから、儲かっているかどうかをいち早く予測することが大切だ。

 反対に調子が悪そうな企業の株を持っている場合は、値下がりする前に売ったほうがいい。

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