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7月18日 11時35分
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注目銘柄ダイジェスト(前場):日本鋳鉄管、ユニー、エムスリーなど

日本鋳鉄管<5612>:188円(前日比+12円)
急伸で上昇率上位。同社は前日に業績予想の上方修正を発表、上半期営業利益は従来
予想の2.6億円から4.6億円に、通期では6.7億円から9.5億円に増額修正している。第
1四半期決算発表前のタイミングでの上方修正には、さらなる上振れ期待も残るとこ
ろ。水道用鋳鉄管の販売増加、並びに、原材料費が想定ほど上昇しなかったことなど
が業績上振れの背景のようだ。

栗本鐵工所<5602>:230円(同+7円)
人気化、4月3日の年初来高値を更新している。鋳鉄管業界で第2位と位置づけられて
いるが、業界第3位の日本鋳鉄管<5612>が前日に業績予想を上方修正しており、連想
感が波及する流れとなっているもよう。足元では、老朽下水管の改修が急がれている
などの報道もあったが、こうした改修需要の本格化が想定される流れにもなってきて
いるようだ。

ユニー<8270>:820円(同-84円)
急落で下落率上位。公募増資3000万株、伊藤忠<8001>を割当先とする第3者割当増資
103万5000株、オーバーアロットメントによる売出450万株などの実施を発表してい
る。出店や改装費用に充当する計画のようだ。現在の発行済み株式数約1億9856万株
に対して、最大で17.9%程度の希薄化になるとみられる。また、足元でファイナンス
の実施が増加するなか、需給面への警戒感も強まりやすいもよう。

エムスリー<2413>:395500円(同+13000円)
買い先行の展開。メリルリンチ(ML)では投資判断「買い」継続で、目標株価を
417000円から433000円に引き上げている。主力の医療ポータル事業の拡大が続いてい
るほか、海外事業も米国を中心に黒字幅が拡大、来期予想を上方修正しているよう
だ。今期営業利益は35%増益を予想しているほか、来期・再来期も2割前後の増益基
調が続くと予想。決算発表の本格化が接近する中、好業績期待銘柄には買い安心感が
強まりやすい。

バンダイナムコHD<7832>:1104円(同+43円)
買い優勢。バークレイズでは投資判断を「アンダーウエイト」から「イコールウエイ
ト」に格上げ、目標株価も1150円から1300円に引き上げていることなどがプラス材料
視されている。バークレイズでは、国内ソーシャルゲームが牽引、第1四半期から会
社計画を大幅に上回る好決算となる可能性と指摘しているようだ。グリー<3632>との
提携もあり、ソーシャルゲームを中心に海外成長の兆候が現れれば、評価見直しの契
機になるとも。

ニッセンHD<8248>:344円(同-23円)
下げが目立つ。同社は前日に業績予想の下方修正を発表している。上半期営業利益は
12.5億円から8.8億円に、通期では34.0億円から24.5億円に減額修正へ。受注取消や
廃番、返品などの増加に伴う対受注比売上率の低下が下振れの背景にも。シャディ完
全子会社化による業績伸長期待もあっただけに、通期減益見通しへの下方修正には失
望感も強まる格好へ。

昭和電工<4004>:134円(同-7円)
売り優勢の展開。上半期営業利益は前年同期比3割減の160億円程度になったもようと
の観測報道が伝わっている。石化製品の販売が落ち込む中、HDD用磁気ディスクの販
売拡大などで補い、従来予想並みは確保したもようとされている。ただ、第1四半期
は増益を確保しており、アナリストコンセンサスは会社計画を上回る水準であったと
みられる。

イビデン<4062>:1269円(同+1円)
小幅反発。米インテルが前日に決算を発表、インテル関連としての位置づけが高い同
社などの動向には関心が集まったが、相対的に好感される流れとなっている。インテ
ルの第2四半期実績は想定を上振れたものの、通期の売上高見通しなどは下方修正、
時間外取引では軟化する動きとなっている。ただ、新CPUとなるIvyBridgeの立ち上が
りが想定より早いと確認されており、同社などパッケージ銘柄の強調材料と捉えられ
ているようだ。

イーアクセス<9427>:14580円(同-730円)
軟調。クレディ・スイス(CS)では投資判断を「ニュートラル」から「アンダーパフ
ォーム」に格下げ、目標株価も16000円から13000円に引き下げへ。有利子負債に対す
る返済原資のバランス悪化を意識せざるを得ない局面を迎えていると指摘、こうした
なか700mhz帯周波数整備に向けた新たな資金ニーズ懸念もあり、バリュエーション指
標の常識を超えた売りが誘発される可能性が指摘されるとしているもよう。


ヴィレッジV<2769>:78600円(同-3000円)
売り優勢。昨日は今期の大幅減益見通しが嫌気されストップ安まで急落となったが、
引き続き、上値の重い展開となっている。いちよしが投資判断を「A」から「B」
へ、フェアバリューを21万円から9万6000円へと引き下げたことも重しに。個性的な
売り場作りができる店長の育成に本気で取り組み始めたとみられるが、効果が出てく
るまで時間を用する見込みとコメントしている。

常盤薬品<7644>:ストップ高買い気配
ストップ高買い気配。アルフレッサHD<2784>が、10月1日付けで完全子会社化する
と発表している。同社1株に対して、アルフレッサ株0.147株を割り当てる。昨日のア
ルフレッサの終値を基にした理論株価は約636円となり、同水準にサヤ寄せへ。両社
は2月に業務提携を結び、経営統合に向け準備を進めていた。なお、同社は9月26日に
上場廃止となる見込み。

テラ<2191>:389円(同+67円)
買い優勢。みずほが投資判断を「中立」から「買い」へ、目標株価を480円から500円
へと引き上げたことが好感されている。がん治療技術・ノウハウの提供を行っている
契約医療機関における症例数が、3月以降、順調に増加していることを評価。また、
カタリストとしては、旭化成<3407>と共同で進めている細胞プロセッシング装置の完
成と指摘している。

ナノキャリア<4571>:62100円(同+6600円)
大幅続伸。主要パイプラインの1つである「パクリタキセルミセル」について、ライ
センス先である日本化薬<4272>により、第3相臨床試験が開始されたと発表したこと
が材料視されている。転移・再発乳がんを対象とする第3相試験が開始されたこと
は、同社のコア技術である「ミセル化ナノ粒子」の技術力の実証、早期上市につなが
る大きな成果と。

楽天<4755>:808円(同+14円)
買い先行。1-6月期営業利益は前年同期比2割増の360億円程度となり、上期としては
過去最高を更新したようだと報じられている。仮想商店街「楽天市場」における商品
流通総額が伸びたほか、カード事業も堅調に推移したもよう。コンセンサスでは370
億円前後が見込まれておりサプライズには乏しいとみられるが、足元の堅調な業績推
移が確認され買い安心感が高まる格好に。


(フィスコ)


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