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7月19日 11時34分
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フィスコ

注目銘柄ダイジェスト(前場):安川電機、ANA、ヤマダ電機など

安川電機<6506>:566円(前日比+41円)
大幅高で上昇率上位。前日に発表した第1四半期決算がポジティブなインパクトにつ
ながる。営業利益は21.8億円で前年同期比54%の大幅減益となったが、従来計画は上
振れる推移のもようであり、上半期営業利益は30億円から45億円に上方修正してい
る。産業用ロボットが下支えとなるなか、制御機器が想定を上回る順調推移のよう
だ。比較的、警戒感が先行していたとみられ、ショートカバーの動きなども強まる格
好に。

ANA<9202>:188円(同-4円)
売り先行の展開。前日に公募価格が184円と決定しているものの、短期的なアク抜け
感が先行する状況とはなっていない。手取り調達額は最大で1751億円となる見通し、
計画発表時点では最大で2110億円の調達を見込んでいた。公募価格が接近するに伴
い、短期的な需給懸念などは、より強まりやすい状況となっている。相対的に、資金
調達策への批判的な意見は少なかったが、日本航空の再上場も近づくなどで、中期的
にも需給面での不透明感は拭えないようだ。

ヤマダ電機<9831>:3835円(同+285円)
大幅反発。昨日は目立った材料のないままきつい下げとなっていたが、クレディ・ス
イス(CS)がポジティブな見解を示しており、本日は見直しの動きが強まる流れに。
CSでは、ベスト電器<8175>買収によるシナジー効果は限定的との意見に対して、同社
の過去の企業再建実績に関する認識不足、ベスト電器側のメリットの過小評価、スマ
ートグリッド事業に関する将来見通しなどの理解不足と捉えているようだ。


JT<2914>:2467円(同+56円)
しっかり。メリルリンチ(ML)では投資判断を「中立」から「買い」に格上げ、目標
株価も2400円から2900円に引き上げている。国内たばこ値上げなどを背景とした恒常
的な業績拡大確度の高まり、株主還元強化の道筋明確化などを評価としている。一株
当たり配当金は、前期実績の実質50円から15.3期には93円になると予想しているよう
だ。

スズキ<7269>:1451円(同-57円)
さえない。インドのマネサール工場でストライキが起こり、生産を停止していると伝
わっている。生産現場における上司と従業員の口論が発端とされており、負傷者など
も多く出ているようだ。ストライキの長期化の有無など、収益に与える影響の不透明
感が買い手控えにつながる格好のようだ。

横河電機<6841>:795円(同+17円)
買い先行の展開。4-6月期営業利益が前年同期比6倍の30億円前後になったもようと報
じられている。エネルギープラント向け制御需要の好調、半導体検査装置撤退に伴う
収益改善などが背景。通期も従来予想から上振れの可能性が高まっているとされてい
る。上半期の従来計画70億円との比較ではインパクト限定的も、4-6月期の市場コン
センサスは10億円程度であり、大幅な上振れとなっている。

東芝テック<6588>:285円(同+18円)
買い優勢で上昇率上位。前日に発表した中期計画が評価材料となっている。数値目標
として、15.3期営業利益320億円などを示している。12.3期実績108億円との比較から
は、買収効果も含まれるものの、中期的な収益成長力の高さが意識される格好に。な
お、今後3年間は設備投資や研究開発なども活発化させる方向のようだ。


日本特殊陶業<5334>:940円(同-9円)
下げが目立つ。クレディ・スイス(CS)が投資判断を「ニュートラル」から「アンダ
ーパフォーム」に格下げ、目標株価を1100円から800円に引き下げていることが売り
材料視されている。CSでは、想定以上の円高推移やセンサス数量下振れなどで、今期
営業利益は会社計画を大幅に下回る見通しとしている。会社計画270億円に対して、
CSでは226億円を予想しているようだ。また、バークレイズでも目標株価を引き下
げ、ユーロ安のインパクトは電子部品セクターのカバレッジ銘柄では最大としている
もよう。

ファーマF<2929>:ストップ高買い気配
ストップ高買い気配。今期営業利益見通しを1000万円から4000万円へ、最終利益見通
しを損益トントンから3000万円へとそれぞれ上方修正したことが好感されている。次
期に試験完了を見込んでいた受託試験、共同研究開発事業について、今期での試験、
研究開発が完了したことが利益面の押し上げ要因に。なお、売上高見通しは据え置き
となっている。

モルフォ<3653>:905円(同+43円)
買い先行。一部で、スマートフォンのカメラで簡単にパノラマ風景を撮影できるソフ
ト「モルフォパノラマ」を開発したと報じられたことが材料視されているようだ。写
真合成時のズレを補正する技術を開発し、実際に見た景色のような自然な写真に仕上
がると。スマートフォンの普及が進むなか、携帯電話メーカーなどの採用拡大に期待
感が先行へ。

タケエイ<2151>:1740円(同+71円)
買い優勢。31日をもって、東証1部市場へ市場変更することになったと発表したこと
が材料視されている。東証1部への指定替えに伴って、TOPIXに算入されること
になるため、パッシブファンドから買い需要の発生が見込まれ、需給面の支援材料と
捉えられる格好に。なお、売出価格については1618円で決定している。

ニューフレア<6256>:564000円(同+11000円)
買い優勢。同社のほか、フェローテック<6890>やマイクロニクス<6871>など、半導体
関連が堅調推移となっている。昨晩の米国市場では決算発表を受けたインテルが約
3%高となったほか、時間外ではIBMが好決算を受けて一段高となっており半導体
関連の支援材料に。東証1部市場でも半導体関連の上昇が目立つ中、同社についても
好業績の半導体関連として物色が波及する格好に。

ジェイアイエヌ<3046>:1590円(同+82円)
買い先行。今期営業利益見通しを21億円から26億円へと上方修正したことが好感され
ている。機能性メガネの好調など、既存店売上高が堅調に推移したことが寄与。ま
た、野村が投資判断「バイ」を継続し、目標株価を1600円から1900円へと引き上げた
ことも支援材料に。野村では、新商品開発や広告効率改善など、業績を伸ばす余地は
まだまだあるとコメントしている。

(フィスコ)


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