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7月20日 11時36分
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注目銘柄ダイジェスト(前場):東芝、国際帝石、日本配合飼料など

東芝<6502>:286円(前日比+4円)
買い優勢。米国ハイテク株の決算を受けて、過度な警戒感が後退する流れとなってい
る。とりわけ、昨日19日の米国市場では、フラッシュメモリを手掛けるサンディスク
が想定を上回る決算を発表、時間外取引で10%以上の上昇になっているもようであ
り、連想感が強まる流れとなっているようだ。なお、サンディスクの4-6月期EPS(1
株利益)は21セント、市場コンセンサスは18セント程度であったとみられる。7-9月
期以降に関しても、需給バランスの改善が想定される状況となっているようだ。


国際帝石<1605>:457500円(同+12500円)
買い優勢の展開。原油市況の上昇が買い材料となっている。NY原油相場は7営業日続
伸、7営業日での上昇率は10%程度に達している。昨日19日も中東の情勢不安などを
背景に、前日に3%を超す上昇率となっており、原油高メリットの代表銘柄である同
社に関心が高まる格好へ。なお、原油相場は時間外取引ではやや下落となっているも
よう。

日本配合飼料<2056>:103円(同+5円)
買い先行で上昇率上位。同社のほかにも協同飼料<2052>など飼料・肥料関連銘柄が強
い動きとなっている。米干ばつの影響で穀物被害が深刻化、穀物価格上昇で飼料コス
トが高まり、食肉値上がりの可能性などと伝わっている。飼料関連銘柄にとっては、
販売価格上昇によるマージンの改善などが思惑視される展開に。また、穀物価格の上
昇を背景に、丸山製<6316>などの農業関連も強い動きへ。

川崎汽船<9107>:114円(同-4円)
反落で年初来安値更新。前日に公募株の受渡期日は通過したものの、引き続き、処分
売りが優勢の展開となっている。TOPIXリバランスのほか、前日にはMSCIのリバラン
スも一巡、こうした需給妙味の後退も売り材料視される格好のようだ。また、バルチ
ック指数が8日続落となっていることなどもマイナス材料視へ。

スクウェア・エニックスHD<9684>:1242円(同+39円)
しっかり。BNPパリバでは投資判断を新規に「バイ」、目標株価を1800円としてい
る。来年度には「ドラゴンクエスト」、「ファイナルファンタジー」など主力シリー
ズの寄与が見込まれるほか、ソーシャルゲームやゲームソフト市場の不透明性に対す
る抵抗力が高いことも評価としているようだ。直近ではバークレイズが投資判断を格
下げしていたこともあり、安心感が高まる格好となっている。なお、カプコン<9697>
やコナミ<9766>なども、BNPパリバの新規買い推奨を受けて買い優勢の展開に。


日立ハイテクノロジーズ<8036>:1901円(同+70円)
しっかり。米インテルの決算を受けて、ハイテク関連の一角には買い安心感も強まる
流れになるなか、昨日は半導体製造装置セクターの中で相対的に上げ幅が限定的であ
った同社にも、見直しの動きが波及する格好のようだ。また、野村では同社の投資判
断「バイ」継続で目標株価を2262円から2291円に引き上げ、エッチング装置でインテ
ルとの関係が深く、現状の市場環境下では、最も恵まれた顧客ポートフォリオを持っ
ている企業と評価している。

三井造船<7003>:102円(同-2円)
もみ合い。造船大手が建造能力を削減と報じられている。削減規模は大手4社で昨年
の国内建造量の約7%に当たる規模とされている。同社に関しては年内にも約4割削減
する方向のようだ。過剰設備の解消に伴う先行きのコスト負担軽減につながるとの見
方の一方、業界環境の厳しさが改めて認識される状況にも。なお、佐世保重<7007>な
どは買い先行の展開ともなっている。

ヤマトHD<9064>:1246円(同-29円)
売り優勢の展開。第1四半期の業績観測報道が売り材料視されている。4-6月期営業利
益は50億円前後で前年同期比3割強減少したもようと伝わっている。競争激化による
単価の下落などが収益悪化の背景と。市場予想は65億円程度であったとみられる。4-
6月期は比較的不需要期であり、収益水準は大きくないものの、単価の下落傾向の継
続が不安視される状況に。通期計画は据え置く公算とされているが、未達懸念などに
もつながっているようだ。

シップヘルスケアHD<3360>:1996円(同-47円)
売り先行の展開。クレディ・スイス(CS)では、同社の投資判断を「アウトパフォー
ム」から「ニュートラル」に格下げ、売り材料につながる格好となっている。CSで
は、魅力的なニッチ・ビジネスで成功しているとの評価は、現在の株式市場ではほぼ
織り込まれたと捉えている。目標株価は2100円を継続へ。今後のカタリストとして
は、事業体性の合理化に伴い新たな収益やコストシナジーが生まれること、新規の企
業買収による成長期待の高まりなどと指摘している。

アンジェス<4563>:70600円(同+4000円)
大幅続伸。コラテジェン(HGF遺伝子治療薬)の日本における原発性リンパ浮腫を
対象とした治験について、「遺伝子治療用医薬品の品質及び安全性の確保に関する指
針」への適合確認通知を厚労省から受領したと発表したことが材料視されている。今
回の確認通知の受領を受けて、治験開始の手続きを進め、秋にも治験薬の投与を開始
する方針と。

スター・マイカ<3230>:50900円(同+2900円)
大幅反発。発行済み株式数の1.0%に当たる、1000株を上限とする自社株取得枠の設
定を発表したことが好材料視されている。金額の上限は5000万円。取得期間は本日か
ら8月31日までとなっており、比較的、短期間での自社株買いが目先の需給面の支援
材料として捉えられている。

リブセンス<6054>:2675円(同+54円)
上期営業利益見通しを4.6億円から5.7億円へ、最終利益見通しを2.7億円から3.1億円
へとそれぞれ上方修正したことが材料視されている。認知度向上に伴って、求人情報
メディア事業を中心に情報掲載を希望する企業が増加傾向にあることが背景のよう
だ。5月にも上期の業績予想を上方修正しており、一段の上振れを前向きに評価する
動きに。

ワイヤレスG<9419>:2153円(同+286円)
買い優勢。昨日は初値形成後に一時、ストップ安まで急落となったが、本日は買い先
行のスタートとなっている。いちよしではレーティングを未付与であるものの、紹介
レポートをリリース。月額利用料金による、安定した収入が見込める事業モデルと指
摘している。また、懸念されることは、現状の販売チャネルが1社依存となっている
ことであるが、今後は携帯電話販売会社など新しい販路の開拓を考えていると。


(フィスコ)


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