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7月31日 16時48分
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フィスコ

キヤノンや日本ガイシなど

<7751>  キヤノン  2650  +146
買い先行。前日に自社株買いの実施を発表、発行済み株式数の1.8%に当たる2100万
株を上限としている。取得期間は本日31日から9月10日までとしているが、比較的、
短期間で取得する傾向が強く、短期的な需給改善への期待が高まる格好に。通期予想
の下方修正発表をきっかけに、株価は足元で急落しており、売り方の買い戻しを誘う
といった見方にも。
<6752>  パナソニック  546  +24
朝方から堅調推移が続いたが、その後もハイテク株上昇の流れに乗って一段高の展開
になっている。本日決算発表を控えるが、第1四半期の業績観測報道が安心感を誘う
形のようだ。4-6月期営業利益は300億円台の黒字となり、通期予想は維持する見通し
とされている。実績値に関してはややコンセンサス未達だが、通期では計画未達がコ
ンセンサスであったため、目先の下方修正懸念などは後退する状況に。

<6503>  三菱電機  625  +20
決算後は上げ幅を広げる。第1四半期営業利益は466億円で前年同期比11%減益、市場
コンセンサスは450億円レベルと見られ、やや上回る着地となった格好。全般的にハ
イテク株への買戻しの動きが目立つ中、安心感の高まりにもつながる形へ。通期予想
は未修正ながら、保守的な傾向が強いこともあり、コンセンサスを上回るスタートに
伴って、上振れ期待が高まる格好のようだ。

<8035>  東京エレクトロン  3675  +120
売り先行後に切り返す。朝方は前日に発表した第1四半期決算がネガティブ材料に。
4-6月期営業利益は前年同期比60%減と大幅減益、通期予想を従来の470億円から200
億円に下方修正している。市場予想をやや下回る水準まで下方修正、年間配当金見通
しも80円から51円に引き下げている。ただ、7-9月期の半導体受注見通しは760-1000
億円、4-6月期760億円が底との認識を示している。当面の悪材料は出尽くしたとの見
方から売り一巡後は切り返す展開に。

<9502>  中部電力  837  -52
下げが目立つ。同社は前日に第1四半期決算を発表、経常損益は97億円の赤字となっ
たが、市場予想との比較では、やや赤字幅は限定的であったとみられている。ただ、
60円としていた通期配当計画を白紙化しており、各社が配当金を未定としていた中、
配当予想を提示していたことがここまで相対的に株価の値持ちを良くさせていた面も
あり、ネガティブサプライズにつながっているもよう。

<5803>  フジクラ  237  +20
急伸で上昇率上位。前日、第1四半期決算と同時に自社株買いの実施を発表、買い材
料視される展開のようだ。発行済み株式数の2.77%に当たる1000万株を取得上限とし
ており、本日31日から12月21日までを取得期間としている。需給の改善期待を高める
動きが優勢のようだ。また、第1四半期営業利益は32.3億円で前年同期比7%減益、上
半期計画である50億円、同21%減益に対する進捗率は65%程度に達してもいる。

<1942>  関電工  371  +22
急伸。昨日30日の決算発表銘柄の中では、ポジティブなインパクトが強かったとみら
れる銘柄。第1四半期営業利益は27.6億円で前年同期比5.8倍と急拡大、通期予想61.0
億円、前期比24%減益に対する進捗率は45%に達している。好業績の確認により、過
度な電力業界向け需要の減少懸念などは後退する格好にも。

<5333>  日本ガイシ  907  +58
しっかり。前日に第1四半期の決算を発表、営業利益は74.2億円で前年同期比13%の
減益となったが、市場コンセンサスは55億円程度であったため、想定以上に底堅い決
算内容と捉えられている。会社側の上半期計画110億円に対しても、進捗率は67%に
達している。なお、自動車用セラミックス販売などが上振れとみられている。

<3092>  スタートトゥデイ  1040  +39
強い動き。前日に第1四半期の決算を発表、営業利益は16.3億円、前年同期比5.1%減
と減益決算になったものの、月次動向の伸び悩みから、減益リスクは織り込まれてい
た印象、短期的なアク抜け感など先行する形になっている。いちよしではレーティン
グを「B」から「A」に格上げ、フェアバリューは1400円としている。第1四半期は
会社想定並みの水準で着地、株価は十分に調整してフェアバリューに対して割安にな
ったと指摘している。

<5857>  アサヒHD  1353  -231
急落で下落率トップ。昨日30日に第1四半期決算を発表、営業利益は12億円で前年同
期比63%減益となり、通期予想を従来の90億円から51億円にまで下方修正している。
貴金属リサイクル事業の金属回収量の下振れ、金属の平均販売単価の下振れ見通しな
どが業績下方修正の背景に。ちなみに、前日にはゴールドマン・サックス(GS)が投
資判断を「買い」のコンビクションから「中立」に格下げしていた。

<3104>  富士紡HD  190  +29
急伸上昇率2位。前引け後に発表した決算が買い材料視される。第1四半期営業利益は
11.9億円で前年同期比4.3%減益となったが、上半期予想は従来の17億円から25億円
に、通期では38億円から52億円、前期比48.6%増益にまで増額修正している。研磨材
事業の好調が業績上振れの主因のもよう。ハイテク業界の環境に不透明感が強い中
で、想定外の大幅上方修正といった見方に。

<9107>  川崎汽船  120  +8
後場は上げ幅広げる。前引け後に決算を発表、第1四半期営業損益は40.7億円と黒字
に転換、通期予想は200億円から270億円に上方修正している。先週末に伝わった観測
報道では、実績営業損益は20億円程度の黒字とされていた。また、昨日30日の段階で
は、通期予想には未達懸念も残るとの見方であったため、会社側の上方修正にポジテ
ィブな見方が一段と強まる格好へ。

<6902>  デンソー  2519  +44
しっかり。前引け間際に決算を発表、その後は上げ幅を広げる展開に。第1四半期営
業利益は782億円となり、通期予想は従来見通しの2050億円から2500億円に上方修正
している。会社計画は保守的との見方が強かったため、上方修正の可能性は強く指摘
されていたが、今回はほぼコンセンサス水準までの上方修正となっている格好。第1
四半期実績もコンセンサスレンジの上限近く。サプライズは大きくないが、コンセン
サス水準はもう一段切り上がる余地も。

(フィスコ)


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