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8月1日 11時36分
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注目銘柄ダイジェスト(前場):コマツ、ホンダ、NECなど

コマツ<6301>:1621円(前日比-137円)
大幅安で下落率上位。同社は前日に第1四半期の決算を発表、営業利益は557億円で前
年同期比18.5%の減益に、通期予想は3150億円から2620億円に下方修正している。前
年同期比での営業減益は10四半期ぶり。先週末には観測報道が伝わっており、実績値
は報道通りであるものの、通期では2800億円前後とされていたため、想定以上の下方
修正幅と意識される。中国以外の新興国需要、並びに鉱山機械分野が下支えになると
みられてきただけに、日立建機<6305>との比較感からもネガティブな見方が優勢に。


ホンダ<7267>:2405円(同-146円)
大幅下落。同社が前日発表した第1四半期決算では、営業利益は1760億円、前年同期
比7.8倍と急回復している。ただ、市場予想の中心値は2000億円を超える水準であっ
ただけに、過度な期待感が剥落する流れになっているようだ。会社側では想定線で推
移としているものの、市場コンセンサスの切り下がりは避けられない形となってい
る。

NEC<6701>:113円(同+8円)
強い動きが目立つ。前日に発表の第1四半期決算が好材料視されている。営業損益は
78.8億円の赤字となったが、会社計画比では130-140億円の上振れとなったもよう。
通信業界の設備投資関連分野の業績好調が上振れの背景のようだ。相対的に通期未達
懸念などは強かったとみられ、ポジティブなサプライズにつながる。

ファナック<6954>:11780円(同-430円)
昨日も軟調な動きが目立っていたが、本日も大幅続落。台湾キャッチャー社の業績予
想や設備投資計画下方修正が売り材料視されているもよう。キャッチャー社にタッピ
ングマシンを納入しているとされるブラザー<6448>とは違って、同社製品は納入して
いないため、直接的な影響は無いとの見方が優勢ではあるようだ。ただ、キャッチャ
ーがアップル関連製品を手掛けていることで、アップル向けの需要鈍化懸念などは連
想される格好か。

村田製作所<6981>:3700円(同-225円)
大幅下落。昨日発表した第1四半期決算がネガティブサプライズとなる。営業利益の
実績は61億円で前年同期比65%減益、コンセンサスは120億円程度であったとみられ
る。また、通期予想は従来の680億円から560億円に想定外の下方修正となっている。
スマホ関連の中心的な位置づけがなされていただけに、想定以上の業績悪化には意外
感が強いもよう。また、特定顧客の製品サイクルに収益が左右される状況となってい
ることも、ネガティブに意識される形へ。

エプソン<6724>:536円(同-93円)
急落で下落率上位。昨日の決算発表銘柄の中では、村田製<6981>などとどもにネガテ
ィブなインパクトが強かったとみられる。第1四半期営業損益は161億円の赤字、上半
期営業損益は40億円の黒字予想から一転、140億円の赤字見通しに下方修正。相対的
に業績不安が強かった銘柄であるが、市場想定の第1四半期営業赤字幅は80億円程度
であったとみられる。IPJ販売の伸び悩みなど背景、消耗品需要も減少しているもよ
う。

ITHD<3626>:958円(同+145円)
一時ストップ高で上昇率トップ。昨日発表の決算内容が好感される展開。第1四半期
営業損益は2.6億円の黒字、前年同期比では22.9億円の損益改善となっている。季節
性の強さから進捗率は低いものの、通期見通しでの前期比損益改善幅18.8億円を第1
四半期のみで超過する状況である。足元の受注も好調で、業績上振れ期待などが高ま
る展開のようだ。大和では目標株価を1417円としている。

住友重機械工業<6302>:266円(同-51円)
下落率トップ。昨日発表した第1四半期決算では、営業利益は88.4億円で前年同期比
12%減益、通期は従来予想の450億円から320億円に下方修正している。中国需要の減
少に伴う建設機械部門の低迷が下振れの背景に。また、年間配当金も従来の10円から
8円に引き下げている。業績下振れ懸念はあったものの、第1四半期の時点でこの水準
までの下方修正にはネガティブなインパクトが強まる形へ。

ケーヒン<7251>:902円(同-155円)
急落で下落率上位。同社は前日に決算を発表、第1四半期営業利益は32.9億円で前年
同期比5.8倍と急拡大したものの、通期予想は177億円から126億円にまで下方修正し
ており、ネガティブなサプライズが強まる格好に。第1四半期実績に関しては、コン
センサス線上であるものの、通期に関しては、従来の会社計画よりも上の水準であっ
たようだ。一方、ホンダ系部品メーカーでは、業績上方修正のショーワ<7274>が上昇
率上位になっている。
八千代工<7298>:470円(同+25円)
買い優勢。上期営業利益見通しを23億円から30億円へ、通期見通しを53億円から60億
円へとそれぞれ上方修正したことが好感されている。自動車部品分野での受注増加
や、自動車組立分野での機種構成変化などが押し上げ要因に。なお、同様にホンダ系
の自動車部品メーカーであるエイチワン<5989>については、昨日の取引時間中に発表
した第1四半期決算がさえない内容となり軟化へ。

ベクトル<6058>:1198円(同+163円)
大幅続伸。今期営業利益見通しを5.9億円から7.2億円へ、最終利益見通しを3.2億円
から4.0億円へと上方修正したことが好感されている。未定としていた配当予想につ
いては、今期末に10円の配当を実施するとも発表している。昨日は、今期の業績上振
れと配当の実施観測報道が伝わりストップ高となったが、足元の好業績を前向きに評
価する動きが継続へ。

ADWAYS<2489>:72600円(同+8200円)
大幅続伸。発行済み株式数の20.9%に当たる、1万6700株を上限とする大規模な自社
株取得枠の設定を発表したことが材料視されている。取得期間は本日から10月31日ま
でとなり、需給面の好材料を評価する動きに。一方、同時に今期の業績予想を公表
し、営業利益は前期比70%減の4億円と大幅減益見通しとなっており、買い一巡後は
やや伸び悩む格好にも。

スカイマーク<9204>:355円(同-26円)
売り先行。4-6月期営業利益は前年同期比97%減の5600万円となり、大幅減益での着
地となったことが嫌気されている。羽田路線を中心に、値上げの影響によって座席利
用率が想定に対し下振れたことなどが重しとなったようだ。コンセンサスでは損益ト
ントンから5億円前後の黒字であったとみられ想定の範囲内ではあるが、足元の業績
急減速にネガティブなインパクトが先行へ。

(フィスコ)


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