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8月2日 11時34分
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フィスコ

注目銘柄ダイジェスト(前場):イビデン、京セラ、あおぞら銀行など

イビデン<4062>:1333円(前日比+94円)
大幅高で上昇率上位。同社は前日に第1四半期の決算を発表している。営業利益は
38.9億円で前年同期比6.2%減益、30億円の会社計画は上振れて着地だが、市場コン
センサスの範囲内で、特にインパクトはないもよう。一方、発行済み株式数の3.3%
に当たる500万株を上限に自社株買いの実施を発表、取得期間は本日2日から9月21日
までと比較的短期間でもあるため、需給インパクトが期待される状況に。なお、通期
業績予想は営業利益以下を下方修正しているが、貸付金などの為替差損を見込んだも
ので、悪材料視する動きは限定的に。

京セラ<6971>:6520円(同+410円)
大幅反発で上昇率上位。同社は前日に第1四半期の決算を発表、通期予想の下方修正
を発表しているが、ネガティブな反応は強まっていない。4-6月期の営業損益は20億
円の赤字、通期営業利益は従来の1400億円から1187億円に減額修正。ただ、AVXの環
境汚染浄化費用213億円の計上が業績下振れの主因であり、それを除くとほぼコンセ
ンサス線上の水準となっている。費用計上は十分に織り込まれており、他の電子部品
メーカーとの比較では底堅い内容との見方にも。

あおぞら銀行<8304>:196円(同+18円)
急伸で上昇率トップ。前日には、資本制策についてのプレスリリースを発表してい
る。公的資金完済への道筋を確かにするとともに、新たな資本政策を含む包括的な計
画について、主要ステークスホルダーとの合意が近づいてきたとしている。10月3日
に第5回優先株式の一斉転換期期日が到来することを踏まえ、これまで協議を重ねて
きていた。株主総会や決算発表を通過しても協議の進展が見られていなかったため、
転換リスクに対する警戒感が強まってきていたとみられる。

日本ユニシス<8056>:564円(同+22円)
買い優勢の展開。前日に発表した第1四半期の決算内容が好感されている。営業損益
は9億円の黒字となり、前年同期比では15.2億円の損益改善に。上半期計画では同6億
円の改善しか見込んでおらず、上振れ推移と捉えられる。実際に、市場予想では第1
四半期は赤字との見方が多かったようだ。大和では、長期高成長入りを確認として、
目標株価は741円と設定しているもよう。

レンゴー<3941>:397円(同-25円)
下げが目立つ。04年2月以来の株価400円割れへ。大和が投資判断を「2」から「3」へ
格下げしたことが響いている。エレク向け需要の減少や震災需要の反動減などで、段
ボール需要は今後も伸び悩む可能性が高いとしている。また、中国子会社を海外子会
社の収益も悪化しているようだ。業績予想の下方修正に伴い、PER水準からの割安感
が後退とみている。

JVCケンウッド<6632>:266円(同+14円)
急伸。昨日の取引時間中に発表した第1四半期決算に対する評価が高まっているよう
だ。営業利益は20億円で前年同期比34%減益となっているが、会社計画は10億円程度
上振れのもよう。為替レートを円高水準に修正したものの業績予想は据え置いてお
り、通期下振れ懸念などは後退する格好にも。JPモルガン(JPM)では、目標株価を
430円から480円に引き上げへ。

日本配合飼料<2056>:115円(同+7円)
買い気配から大幅続伸。前日には7月の戻り高値を更新しており、上値妙味も広がる
形になっている。穀物市況の上昇を背景とした飼料需要の増加や価格引き上げ期待な
どがはやされる展開のようだ。また、本日2日はラジオNIKKEIでも取り上げられてい
るもようで、短期資金の関心がより高まる状況に。

FXプライム<8711>:ストップ高買い気配
ストップ高買い気配。GMO<9449>が、子会社を通じて同社を買収すると発表してい
る。TOB価格は410円となり、同水準にサヤ寄せする動きへ。GMOは傘下のGM
Oクリック証券との協業によって、業容拡大を目指す方針のようだ。なお、取得期間
は本日から9月12日までとなり、買い付け予定数の下限は456万8500株、それに満たな
い場合は買い付けを行わない。

ジーテクト<5970>:1895円(同+64円)
買い先行。昨日発表した4-6月期売上高は前年同期比38%増の383億円、営業利益は同
6倍の37億円となり、大幅な増収増益で着地したことが好感されている。震災の影響
があった前年同期と比較し、日本や北米を中心に得意先の生産が回復したことが背
景。会社計画の上期営業利益である65億円に対する進捗率は約58%となり、順調な立
ち上がりを評価する動きに。

セプテーニHD<4293>:56900円(同+6700円)
大幅反発。今期の業績予想を公表し、売上高は前期比20%増の415億円、営業利益は
同73%増の16億円と増収増益見通しとなったことが好感されている。四季報予想の営
業利益は15億円が見込まれており、想定以上の内容と捉えられる格好に。また、同時
に第3四半期決算を発表し、主力のネットマーケティング事業やソーシャルゲーム分
野の好調を背景に、営業利益は前年同期比84%増の11.8億円での着地となっている。


ブレインP<3655>:1480円(同+102円)
買い優勢。12年6月期営業利益が、前期比8割増の3億円強になったもようだと報じら
れたことが材料視されている。主力のデータ分析受託事業において、通販会社やソー
シャルゲーム運営会社を中心に顧客企業数が増加したことが背景。また、膨大な消費
者データを分析する需要増加を追い風に、13年6月期は増収増益を見込むとも伝わっ
ており、業績拡大期待が先行へ。

ACCESS<4813>:63600円(同+9700円)
急伸でストップ高。米Smartphone Technologies LLC社との間で、特許権のライセン
スに関する契約を締結したと発表したことが材料視されている。ライセンス契約に
は、同社が保有するスマートフォンの機能に関する特許が含まれているもよう。これ
に伴い、今第2四半期に約7億円の売上を計上し、営業利益、経常利益それぞれに対し
て約7億円の増加要因となる予定としており、業績上振れ見通しを評価へ。


(フィスコ)


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