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8月6日 11時36分
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フィスコ

注目銘柄ダイジェスト(前場):トヨタ、シャープ、ルックなど

トヨタ自動車<7203>:3140円(前日比+75円)
堅調。同社は先週末に第1四半期決算を発表、営業利益は3531億円で前年同期比4610
億円の収益改善となっており、市場コンセンサスなどはやや上回る内容となってい
る。サプライズは乏しいものの、世界生産台数の引き上げや想定を下振れた日産
<7201>やホンダ<7267>との比較ではポジティブなインパクトが強まる形にも。また、
米雇用統計を受けた欧米株高など、外部環境の改善も支援材料となる格好。


シャープ<6753>:184円(同-8円)
売り先行で続落、年初来安値を更新している。引き続き、想定以上の大幅下方修正な
ど業績の悪化、それに伴うバランスシート懸念の強まりが警戒材料視されている。鴻
海では、同社への出資に関する合意内容を見直すことで合意したと発表、取得価格の
引き下げが想定される状況となっており、株式価値の希薄化なども強まる方向と観測
されているようだ。ADRでは上昇となっていたが、東京市場では引き続き見切り売り
が優勢となっている。

ルック<8029>:590円(同+85円)
急伸で上昇率トップ。同社は先週末に上半期業績予想の上方修正を発表、営業利益は
4億円から9億円に増額している。直営店舗での売上増加、販管費の計上ずれ込みなど
が背景となっているようだ。第1四半期の大幅増益決算から、上振れは想定線であっ
たとみられるが、個人投資家の関心が高い材料株であり、リバウンド期待を高めさせ
るきっかけ材料につながっているようだ。明和産業<8103>なども連れ高する展開に。


いすゞ自動車<7202>:410円(同+21円)
買い優勢の展開。同社は先週末に第1四半期の決算を発表、営業利益は281億円で前年
同期比96%増と大幅増益を達成している。先月27日の観測報道通りの水準であり、決
算数値にサプライズは乏しいと見られるが、説明会においては、インドネシアの鉱山
用トラック、中国の建機向けディーゼルエンジンの影響などは限定的との見方も確認
されているようであり、ポジティブに捉えられる格好へ。国内の生産拠点増産、欧州
エンジン開発の打ち切り報道なども伝わっているが、少なくても悪材料視される状況
にはないようだ。

旭硝子<5201>:476円(同+36円)
買い優勢。同社は先週末に上半期の決算を発表、営業利益は480億円で前年同期比
52%減益となり、7月に発表した下方修正値をやや上回る水準での着地に。欧州建築
ガラス市況の好転の兆し、配当維持方針などポジティブな材料もあって、当面のアク
抜け期待が高まる格好になっているようだ。野村では、投資判断を「ニュートラル」
から「バイ」に格上げ、目標株価は600円としている。

Vテク<7717>:180100円(同+14100円)
大幅反発で上昇率上位。同社は先週末に第1四半期決算を発表、営業損益は3.2億円の
赤字となり、前年同期比では6.4億円の損益悪化となっている。ただ、第2四半期まで
の赤字基調は想定の範囲内であり、短期的な悪材料出尽くし感が先行する形のよう
だ。受注実績も低水準だが、8-10月にかけての受注目標案件などは多いもようで、今
後のカタリストになっていくとの期待感も。

ユニデン<6815>:174円(同-11円)
軟調。同社は先週末に第1四半期の決算を発表、営業利益は0.2億円、前年同期比95%
減益にとどまっている。今通期では19.4億円、前期比2.7倍と急拡大予想であった
が、早々と下振れ懸念なども強まる格好に。信用需給不安も強い中、7月26日の年初
来安値を更新しており、見切り売りの動きなども強まりやすいようだ。

大平洋金属<5541>:225円(同-36円)
急落で下落率トップ。先週末に発表した業績予想の下方修正が嫌気されている。上半
期営業損益は14億円の黒字予想から5億円の赤字に、通期では43億円の黒字から4億円
の黒字に大幅下方修正している。年間配当金も9円から無配予想に引き下げ。ニッケ
ル価格の前提を大幅に引き下げたことが下方修正の主因に。なお、メリルリンチ
(ML)では目標株価を310円から270円に引き下げ、足元のニッケル市況が継続した場
合は更なる下方修正のリスクも生じると。

もしもしホットライン<4708>:ストップ高買い気配
ストップ高買い気配。先週末に発表した決算が好感されている。第1四半期営業利益
は50.2億円で前年同期比2.3倍と大幅増益、上半期は41億円から87億円に、通期では
70.7億円から126億円に大幅上方修正している。大型業務の前倒し計上や受託決定な
どが背景となっている。年間配当金も32円から56円に引き上げている。メリルリンチ
(ML)では目標株価を1100円まで引き上げ。

サン電子<6736>:478円(同+68円)
出来高急増で賑わう。先週末に発表した4-6月期決算では営業利益が7.9億円となり、
上期計画である4.5億円を大きく超過したことが材料視されている。通期計画の10億
円に対する進捗率も約8割となり、上方修正期待が先行する格好に。主力の遊技台部
品事業においては、パチンコ制御基板が新機種に係る制御基板の販売などが順調に推
移したようだ。

EAJ<6063>:ストップ安売り気配
ストップ安売り気配。今期営業利益見通しを2.6億円から1.6億円へ、最終利益見通し
を1.4億円から8700万円へと大幅に下方修正したことが嫌気されている。人件費や外
注費・募集費などの増加が重しとなるほか、官公庁からの受託事業において受託の獲
得が遅れていることなどが背景。6月の新規上場以降は値動きの軽い直近IPO銘柄
として上昇が目立っていたが、上場からわずか1ヵ月半での大幅な下方修正がネガテ
ィブサプライズに。

EG<6050>:865円(同+69円)
買い優勢。発行済み株式数の4.76%に当たる、8万株を上限とする自社株取得枠の設
定を発表したことが好感されている。買い付け期間は本日から9月20日までとなり、
需給面の好材料と捉えられている。なお、同時に発表した11年10月-12年6月期営業利
益は4400万円での着地となり、通期計画の5700万円に対して順調な進捗となってい
る。

ジェイアイエヌ<3046>:1800円(同+108円)
大幅続伸。先週末に7月の月次動向を発表し、既存店売上高は前年同月比56.2%増と
なったことが好感されている。6月は同70.4%増であり伸び率はやや低下したもの
の、好調が継続する格好に。足元では、「JINS PC」(パソコン用メガネ)を
中心とする機能性アイウエアの販売が好調に推移しているようだ。なお、全店売上高
については、前年同期比96.2%増となっている。

楽天<4755>:772円(同+2円)
もみあい。上期営業利益は前年同期比20%増の352億円となり、事前の観測報道で伝
わっていた360億円程度とほぼ同水準での着地となっている。仮想商店街「楽天市
場」の好調が継続しているほか、旅行予約やクレジットカード事業なども堅調に推
移。ただし、今後の電子書籍事業の業績貢献などを見極めたいとの見方から、ポジテ
ィブなインパクトにはつながりづらいようだ。

ミクシィ<2121>:117500円(同+7100円)
大幅高。4-6月期営業利益は前年同期比2.6倍の8.9億円での着地となり、コンセンサ
スの6億円前後を大きく上回ったことが好感されている。主力である広告事業の売上
高は、フィーチャーフォン向けの苦戦が続いた一方、スマートフォン向けは広告出稿
社数が順調に拡大し、想定以上に好調であったようだ。また、同時に、上期営業利益
の予想レンジを8.5~9.5億円から12.0~13.0億円へと上方修正へ。

(フィスコ)


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