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8月7日 11時35分
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フィスコ

注目銘柄ダイジェスト(前場):ネガティブサプライズ決算銘柄の急落が目立つ

堀場製作所<6856>:2253円(前日比-500円)
ストップ安で下落率トップ。昨日の決算発表銘柄の中では、ネガティブサプライズが
目立った銘柄の一つ。上半期営業利益は53億円で前年同期比22%減益、従来予想の63
億円を下回った。また、通期予想は従来の135億円から120億円に下方修正している。
第1四半期決算時に、上半期予想を50億円から63億円に増額していたため、大幅な下
振れ着地には意外感も強い状況。半導体関連分野などの失速が背景のもよう。


東海カーボン<5301>:263円(同-57円)
急落で下落率2位。上半期決算がネガティブサプライズにつながる。実績営業利益は
39.4億円で前年同期比27%減益、従来計画42億円を下回った。また、通期予想を100
億円から77億円に下方修正している。工業炉やファインカーボンの下振れが下方修正
の背景のもよう。上半期の市場コンセンサスは会社計画比上振れであっただけに、想
定外の収益鈍化として失望売りにつながる。

島津製作所<7701>:566円(同-63円)
売り気配スタートから急落。同社は昨日決算を発表、第1四半期は営業損益段階から
赤字転落、通期営業利益は230億円から210億円に下方修正しており、ネガティブなサ
プライズが強まる格好のようだ。在庫調整の長期化、欧州や中国での需要鈍化など響
く状況となっている。なお、第1四半期実績は20億円近い営業黒字水準が想定されて
いたもよう。

サンデン<6444>:218円(同-18円)
急落で下落率上位。同社が昨日発表した第1四半期の決算内容が嫌気されている。業
績予想の変更はないものの、第1四半期営業損益は5.2億円の赤字、前年同期比8.4億
円の損益悪化となっており、上半期大幅増益計画達成に対する懸念が強まる状況に。
円高や欧州需要減などに伴い、自動車機器事業が不振となったもよう。

日成ビルド工業<1916>:137円(同+14円)
急伸で上昇率2位。前日に第1四半期の決算を発表、実績営業利益は前年同期比60%増
益となったほか、通期予想も従来の10億円から15億円に増額修正している。応急仮設
住宅の追加工事の見通し確定などが上方修正の背景に。震災復興特需の反動で通期で
は大幅減益見通しに変化ないものの、株価調整進展でリバウンドのきっかけ材料につ
ながる。また、オリックス<8591>との機械式駐車場販売について協業、太陽光発電パ
ネル用架台製品の研究開発推進なども発表している。

スタートトゥデイ<3092>:1160円(同+74円)
大幅続伸で上昇率上位。同社は前日に7月の月次動向を発表している。商品取扱高は
前年同月比40.4%増、3月以来の高い伸びとなっており、安心感が強まる展開のよう
だ。前月には伸び率が1ケタ台にまで低下、警戒感が強まる状況となっていた。Uアロ
ーズ<7606>の月次動向から期待感も先行していたが、実数値の確認で改めて成長期待
など高まる形へ。

東芝<6502>:268円(同+8円)
しっかり。NAND型フラッシュメモリーの価格が小幅に反発と報じられている。主力品
の7月出荷分は前月比約2%上昇と、1年4ヶ月ぶりの値上がりとなっているもよう。ま
た、明日8日には低位割安株ファンド「龍視眈眈2」が設定される予定。「龍視眈眈
1」においては、同社が最大のウェイトとなっているもようであり、今回もファンド
組入れなど需給期待が高まる格好にもなっているようだ。

日本ペイント<4612>:690円(同+40円)
強い動きが目立つ。同社は前日に第1四半期の決算を発表、営業利益は66.9億円、前
年同期比3.5倍となり、上半期予想は従来の90億円から126億円、同2.5倍にまで上方
修正へ。比較的好決算は期待されていたものの、上方修正幅は想定以上との評価に。
原料安メリットなどを織り込めば、通期ではもう一段の上振れ余地とも。


ツムラ<4540>:2368円(同+79円)
続伸。引き続き、第1四半期の決算内容を評価する動きが続く格好に。SMBC日興証券
では投資判断を「3」から「1」に2段階格上げ、目標株価も2100円から2600円にまで
引き上げている。漢方未使用医師への訪問数大幅増などが奏効、想定以上の販売数量
好調に対し、評価を高めているようだ。

エレコム<6750>:1140円(同-85円)
売り先行。4-6月期営業利益は前年同期比14%減の13億円となり、減益での着地とな
ったことが嫌気されている。会社計画の上期営業利益は6%の増益が見込まれてお
り、第1四半期は低調な立ち上がりと捉えられる格好に。足元では、スマホ向け製品
の好調が続く一方、競合他社との価格競争などを背景に、ストレージやネットワーク
の粗利益率が大幅に低下していることが重しとなっているようだ。

クルーズ<2138>:47000円(同+3950円)
大幅続伸。昨日発表した4-6月期決算では、売上高が前年同期比27%増の23億円、営
業利益は同27%減の3.5億円となり増収減益で着地。大幅減益となったものの、足元
の業績伸び悩み懸念を織り込みながら株価は調整基調が継続しており、いったんは悪
材料出尽くし感が意識される格好に。なお、通期の業績計画については据え置きとな
っている。

ミクシィ<2121>:115100円(同-2300円)
反落。三菱UFJが投資判断を「アウトパフォーム」から「ニュートラル」へ、目標
株価を19万3000円から12万5000円へと引き下げたことが嫌気されている。スマートフ
ォン広告だけでは、PCとフィーチャーフォン広告減をカバーできないとコメント。
また、7-9月期はコンプガチャ廃止の影響が四半期フルで寄与する可能性、似たゲー
ムにユーザーが飽きてくる可能性などを指摘している。なお、ドイツ証券は投資判断
「ホールド」を継続し、目標株価を19万8000円から15万7000円へと引き下げへ。


サクセスHD<6065>:2930円
本日ジャスダック市場に新規上場し、初値は公開価格の2050円を約22%上回る2500円
となった。受託保育事業や公的保育事業を展開する。事業内容に目新しさは乏しいも
のの、足元では待機児童問題が話題となっているほか、IPO市場の活況も支援材料
となり堅調な初値形成に。初値形成後についても、値動きの軽さから短期資金が流入
し上値を伸ばす。また、類似企業となるJPHD<2749>などと比較すると、PER面
では割安感があるとの見方も。

(フィスコ)


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