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8月9日 16時44分
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フィスコ

OKIやニコンなど

<6703>  OKI  81  -41
売り気配から急落で一時はストップ安まで。スペインの子会社で不適切な会計処理が
あったと発表、約80億円の売上が過大に計上されていた可能性があるとされている。
東証では監理銘柄に指定、9/14までに四半期報告書を提出できない場合は上場廃止と
なる。先行き不透明感の強まりから、処分売りの動きが殺到する状況に。ゴールドマ
ン・サックス(GS)では、株価のネガティブな反応は当然想定されるが、本件が個別
要因であれば企業価値を根本的に損なうことはないとして、投資判断「中立」を継続
している。
<7731>  ニコン  2086  -184
大幅安で下落率上位。前日に第1四半期の決算を発表、営業利益は234億円で前年同期
比37%減益となり、通期予想は900億円から850億円に下方修正している。第1四半期
は会社計画やコンセンサス線上であるが、通期の市場予想は会社計画を上回るものだ
っただけに、下方修正には意外感も強まる格好となっているようだ。映像事業に対す
る期待値がやや低下する状況に。

<5401>  新日鉄  166  +3
しっかり。JFEHD<5411>も強い動きが目立つなど、鉄鋼セクター全般に買いが優
勢となっている。米国における鉄スクラップ市況の上昇などが手掛かり材料とされて
いるもようだ。国内などでも秋需の発生が見込まれるなど、市況の上昇は広がりを見
せるとの見方もあり、鋼材市況の押し上げ要因につながっていくとの期待が高まる格
好に。

<5714>  DOWA  551  +51
急伸で上昇率上位。昨日発表した第1四半期決算では、営業利益は82億円で前年同期
比68%の大幅増益となり、上半期予想は83億円から110億円にまで上方修正してい
る。非鉄大手で昨日決算を発表している東邦亜鉛<5707>や三菱マテリアル<5711>との
比較でも、好決算が際立つ状況になっている。デリバティブ評価益など一過性の要因
も大幅増益の背景とはなっているが、相対的に非鉄市況の影響が小さい、不況抵抗力
の強さを評価する流れにも。

<5020>  JX  409  +22
買い優勢。SMBC日興証券では投資判断を「2」から「1」に格上げ、目標株価も
550円から600円に引き上げている。石油製品マージンの底入れ、新規銅鉱山事業の業
績貢献を本格的に織り込み、業績予想を上方修正しているもよう。来期・再来期と2
ケタの営業増益が続くと予想、15.3期営業利益は従来の1996億円から2829億円にまで
引き上げている。

<2914>  JT  2528  +51
しっかり。7月31日以来の年初来高値を更新している。「マイルドセブン」の名称を
「メビウス」に変更すると発表したことが、買い手掛かり材料につながっている。表
示規制の問題をクリアすることで、欧州地域での販売拡大が期待される展開に。ま
た、国内などにおいても、値上げへの布石と捉えられているようだ。なお、販促費な
どの費用増加は今期計画に織り込み済みのもよう。

<6390>  加藤製作所  296  -67
急落で下落率上位。第1四半期営業損益は1.3億円の赤字に転落、前年同期比では4.3
億円の損益悪化となっている。上半期予想は18億円で同45%増益見通しであるが、低
い進捗状況から下振れ懸念なども強まる状況に。中国向け油圧ショベルなどが低迷す
る格好のようだ。国内復興需要などへの期待感などから、業績懸念はそれほど強くな
かったとみられる。

<7769>  リズム時計工業  152  +27
上昇率トップ。第1四半期の好決算と自社株買いの発表を好感する動き。第1四半期営
業利益は6.1億円で前年同期比3.7倍となり、上半期予想は7億円から10億円に上方修
正している。また、発行済み株式数の5.7%に当たる700万株を上限に自社株買いを実
施、明日10日から10月31日までを取得期間として市場買付を行うとしている。ちなみ
に、前回は今年2月末にかけて自社株の市場買付を行っているが、その際には取得上
限に近い水準までの取得実績がある。

<6801>  東光  195  -10
売り優勢。前日に上半期の決算を発表、営業利益は3億円で従来予想の1億円を上回る
着地に。一方、通期予想は11億円から10億円に減額修正、最終損益は2億円の黒字か
ら2億円の赤字に下方修正している。ノートPCやゲーム向け部品などの調整色が強
まっていることが背景に。スマートフォン関連としての期待感もあっただけに、失望
感など強まる展開となる。

<8007>  高島  338  +33
決算発表後に上げ幅広げる。第1四半期営業利益は3.1億円で前年同期比2.2倍、上半
期計画5.5億円に対する進捗率も57%に達している。太陽エネルギー関連分野が中心
となっている建材事業の拡大が牽引役となっており、太陽光エネ関連としての期待感
が改めて高まる状況にも。仕手性の強い銘柄でもあり、ポジティブ材料に対して個人
投資家の関心も高まりやすい格好。

<4205>  日本ゼオン  651  +15
しっかり。クレディ・スイス(CS)では、投資判断を「ニュートラル」から「アウト
パフォーム」に格上げ、目標株価を600円から740円に引き上げている。来年7月には
低燃費タイヤ向けS−SBRの新設備が立ち上がる予定であり、今後、この数量効果
による来期の増益を織り込んでいくと見ているようだ。今後は合成ゴムの収益拡大が
株価のカタリスト(変動要因)になっていくと指摘している。

<6707>  サンケン電気  264  -22
下げが目立つ。前日に第1四半期の決算を発表、営業利益は4.2億円、前年同期比10.4
億円の損益改善となっている。上半期計画22億円比で進捗率は高くないものの、市場
予想はやや上回る水準に。ただ、収益柱である米子会社の受注が減速していること、
中国エアコン向けビジネスが停滞していることをネガティブ視する声も。JPモルガン
(JPM)では買い推奨を継続しているものの、期初営業利益会社計画は10年連続で下
振れの公算が大きいと。

<5991>  ニッパツ  795  -45
さえない。前日に第1四半期の決算を発表、営業利益は83.7億円で前年同期比2.9倍と
なり、通期予想は投資有価証券評価損などにより、最終利益のみ270億円から250億円
に下方修正している。実績は市場想定をやや上回ったと見られるものの、HDD減産
の影響が今後出てくることなどから、進捗率が22%にとどまっている通期営業利益計
画380億円の達成には不透明感との見方にも。

(フィスコ)


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