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インフルエンザマスクを緊急プロジェクトで開発
3倍増の販売量を狙う
小林製薬社長 小林 豊

2009年9月16日
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小林製薬社長 小林 豊
 

──新型インフルエンザが再び、流行している。

 今年春の新型インフルエンザの流行が一巡した頃から、「秋には第2の流行の波がくる」と考え、「他の製品のことは考えなくてもいいから、ウイルス対策製品を最優先で作ってくれ」と社内に指示を出していた。

 マスクについても、今期は販売量を前年度比3倍に伸ばす計画だ。じつは5月の感染拡大のときには、ニーズに対応し切れなかった。当社の「のどぬーる ぬれマスク」は保湿を前面に打ち出していたことから、売れ残りの中から選ばれているような状況だった。そこで、緊急プロジェクトとして、ウイルス対策機能を付加したマスクを急きょ開発するとともに、幹部を(工場のある)中国に送り、供給体制を整えた。

 発売日も1ヵ月、前倒しした。8月のマスク関連の売上高(メーカー出荷ベース)は単月で5億円となり、前期の年間売上高の4分の1を1ヵ月間で売り切った。

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