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8月10日 16時53分
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DeNAやソニーなど

<2432>  DeNA  2210  +400
買い気配スタートからストップ高まで。前日に4-6月期の決算を発表、営業利益は前
年同期比22.4%増益の184億円となり、会社計画の175億円を上回る決算となった。7-
9月期の計画は同32.7%増益の195億円となっている。コンプガチャ廃止の影響が限定
的であったとの見方のほか、注目される海外事業も順調に進展しているとの評価が先
行している。SMBC日興証券では投資判断を「2」から「1」に格上げ、目標株価
は2900円としている。買い安心感が強まる状況になっているほか、ソニーが同社大株
主のソネット<3789>を完全子会社化するとの発表もプラス材料視される格好のよう
だ。
<6758>  ソニー  947  +25
買い優勢。ソネットエンタテインメント<3789>を完全子会社化すると発表、現在は
58.18%を出資している。TOB価格は567500円で約611億円を投じる計画のようだ。
孫会社であるエムスリー<2413>の取り込みなどにより、医療分野への展開が広がると
の期待感など先行。買取価格にも割高感は乏しいとの見方が優勢のようだ。メリルリ
ンチ(ML)では、事業ポートフォリオの再構築を急ぐ同社にとってポジティブとの見
方。DeNA<2432>の先行きシナリオなどは今後の焦点とも。

<2413>  エムスリー  442000  +27000
大幅高。親会社であるソネットエンタテインメント<3789>をソニー<6758>が完全子会
社化すると発表、同社にも再編思惑などが先行する展開に。また、ソニーでは医療領
域を成長分野として位置づけており、同分野で特異なビジネスモデルを有する同社に
対しての期待も高いとみられる。大きなシナジー効果示現への思惑なども強まりやす
いようだ。なお、ソネットエンタテインメントはTOB価格さや寄せの動きからスト
ップ高比例配分に。

<6753>  シャープ  209  +18
買い先行。凸版印刷<7911>と大日本印刷<7912>の堺工場への出資が11日に完了すると
発表、6月末から8月末へと資本参加の時期が延期されていたこともあり、ここまでは
警戒感が強まる状況ともなっていたようだ。減損懸念など事業リスクの低減に加え
て、鴻海から本体への出資も順調に進むとの思惑が先行する形か。ただ、足元では、
台湾当局が鴻海のシャープへの出資申請を差し戻しているほか、鴻海では出資額を減
らす方向で最終調整入りなどとも伝わっている。もともと、印刷会社による堺工場へ
の出資と鴻海の本体への出資はパッケージで行われると見られてきたが、こうした見
方も後退しており、先行き懸念は拭えないとの見方が優勢のようだ。

<9831>  ヤマダ電機  4310  +315
大幅高。昨日第1四半期の決算を発表、目先の悪材料出尽し感につながっている。第1
四半期営業利益は前年同期比76.5%減益の73.7億円と、大幅減収減益決算になった
が、地デジ特需の一巡などによる業績不振は織り込み済み。市場コンセンサスの範囲
内であるほか、会社計画などは上回る着地であったもよう。7月までの高いハードル
は通過、今後の収益回復を織り込みに行く動きへ。

<6976>  太陽誘電  683  +64
大幅高で上昇率上位。昨日発表した第1四半期決算を受けて買い安心感が高まってい
る。4-6月期営業利益は11億円、前年同期比では17.6億円の損益改善となった。市場
コンセンサスもやや上回る状況とみられる。村田製作所<6981>のネガティブ決算など
から、警戒感も強まっていたと見られ、想定比上振れ決算はポジティブなインパクト
につながる。

<3659>  ネクソン  1235  -400
ストップ安比例配分。昨日発表した上半期の決算内容が嫌気されている。営業利益は
281億円で前年同期比5.2%増益だが、4-6月期は前四半期比較で39%減益となってい
る。通期予想を522億円から471億円に下方修正、第1四半期決算時には453億円から
522億円に上方修正していただけに、下方修正には意外感も強いようだ。なお、野村
では投資判断を「バイ」から「ニュートラル」に格下げ、1-3月期の業績はやや出来
過ぎであったとの指摘。

<4321>  ケネディクス  8610  -1630
下落率2位。昨日9日に上半期の決算を発表、実績の営業利益は増益に転じているが、
通期予想を大幅に下方修正、営業利益は67億円から46億円に、最終損益は17億円の黒
字から102億円の赤字としている。保有不動産の売却や投資有価証券に係る損失の発
生が最終益下方修正の主因に。バランスシートの圧縮につながる格好のようだが、大
幅な赤字計上を嫌気した見切り売りが先行する形へ。

<4704>  トレンドマイクロ  2200  -220
下落率3位。昨日発表した4-6月期の決算が嫌気される展開になっている。営業利益は
49.4億円で前年同期比26%減益、会社計画57億円、60億円程度であった市場コンセン
サスを大きく下振れる格好に。欧米市場の落ち込みが響く状況のようだ。7-9月期計
画も17%営業減益見通し、パソコンからタブレッドへの需要シフトの影響が想定以上
に大きくなってきているとの懸念も強まる格好に。

<3408>  サカイオーベックス  139  +36
急伸で上昇率トップ。前日に第1四半期の決算を発表、営業利益は5.1億円で前年同期
比49.3%増益となり、上半期計画7億円、同1.6%増益に対する進捗率は74%程度に達
している。染色加工事業におけるユニフォーム用途、自動車関連資材や医療介護資材
用途などが牽引する格好になっている。材料性の強い銘柄であり、業績上振れ期待を
手掛りとした個人投資家の関心が高まる状況のようだ。

<8029>  ルック  711  +57
3日続伸で6月28日の年初来高値を更新。業績予想の上方修正をきっかけに、足元では
騰勢ピッチを強め、あらためて材料株の中心銘柄として関心が高まる状況となってき
ていた。来週からは夏季休暇に入る市場参加者も増加すると見られ、再度、低位材料
株物色の流れが際立ってくるとの期待もあるようだ。

<5105>  東洋ゴム工業  220  -20
下げ目立つ。前場中に決算を発表、それを受けてその後は売りが優勢の展開に。4-6
月期の営業利益は35.3億円、前年同期比11.9%増の格好だが、今期は海外連結対象会
社分が1-6月分反映されている。こうしたなか、上半期計画85億円、同49.7%増益と
比較すると進捗率の低さが目立つ状況とも捉えられる。

<4613>  関西ペイント  817  -32
決算発表後は軟化。第1四半期営業利益は55.2億円で、前年同期比87%増と大幅増益
を達成。ただ、自動車メーカー大幅減産の影響一巡を背景とした業績回復は想定線で
あり、ほぼ市場コンセンサス並みの水準にとどまる格好。ポジティブ決算となった日
本ペイント<4612>との比較では失望感も先行か。前四半期比較で営業利益は12%減
益、日本ペイントは16%増益であった。

(フィスコ)


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