ベトナム 2012年8月22日

数カ月で帰るつもりが移住、結婚までしてしまった!
働く場所としておもしろすぎるベトナムベトナム路地裏経済学【1】

日本で15年間の編集者生活を送った後、ベトナムに渡って起業した中安記者が、日本人がベトナムでビジネスをすることのおもしろさ・難しさ等々をレポートします!

日本からアジアに飛び出して就職する若者が急増する!

 「アジアで働く」。
これが、これからの日本人の人生観を大きく変えるキーワードになるに違いない。それは10年間、ベトナムはホーチミン市で生活し、仕事をしている私の実感である。

 かつて日本で「Iターン就職」という言葉が注目されたことがあった。都会の大学で学んだ若者が、田舎の故郷に戻って就職するのが「Uターン就職」。それに対し、都会で育ち都会で学んだ若者が、未知の土地である田舎で就職するのが「Iターン就職」である。私は、これからは日本で生まれ育った若者が、アジアに飛び出して就職する「Aターン就職」が増えていくと考えている。

 私が、ある日系企業から「ベトナムで働きませんか」と誘いを頂き来越したのは2002年7月のこと。ベトナム語はもちろん話せず、英語も苦手な自分が国外に住むなんて、それまで考えたこともなかった。日本を離れる際も、ベトナムに長期滞在するつもりはなく、買ったばかりだった新築マンションは、家具はもちろん調味料の類まで、置いたまま。ほとんどスーツケース1つで当地にやって来た。

 ところが8カ月ほど仕事をするうちに、ベトナムで働くことの可能性の大きさに魅了されて滞在を延長し、2年後には日本のマンションを売却、ついには現地に自分の会社まで設立してしまった。

 今は、ベトナム人の妻との間にさずかった一人娘と義理の母との4人で、豊かとは言えないまでも、つつましくも幸せな生活を送っている。

ホーチミン市の中心部。真ん中にそびえ立つのは、ベトナムで一番の高さを誇るビテクスコファイナンシャルタワー【撮影/中安昭人】

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橘 玲(Tachibana Akira) 作家。1959年生まれ。早稲田大学卒業。「海外投資を楽しむ会」創設メンバーのひとり。著書に『お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方』『(日本人)』(幻冬舎)、『臆病者のための株入門』『亜玖夢博士の経済入門』(文藝春秋)、『黄金の扉を開ける賢者の海外投資術』(ダイヤモンド社)など。
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