新興国投資 2012年3月23日

経済開放後のミャンマーは、本当に有望なのか?(前編)フロンティア市場・ミャンマーへの投資を考える

ミャンマー経済の潜在力がにわかに注目を集めている。中国・インド・東南アジアの中心にありながら、国際社会からの経済制裁で発展が遅れてきた。

しかし、新政権発足以降、欧米諸国との対話が進み、ここへきて制裁解除の流れができつつある。これを受け、同国では外国企業の進出が増えつつあるといい、投資家の注目度も高まってきている。

果たして実際の現地の様子はどうなのか。いち早くミャンマーに投資することは可能なのか!?  海外投資の第一人者・木村昭二が現地へ飛んだ!

経済制裁解除で急成長確実!?

 投資家にとって、後進国が経済成長と共に先進国に追いつこうとする「キャッチ・アップ」の時期こそ、もっとも大きなリターンを狙える絶好のタイミングだ。

インフラが整備され、安い労働力を求めて世界中の企業が工場を建設し、国民の生活水準が向上することで、内需も急速に拡大する。高度成長期のわが国がそうだったし、1990年代のタイやマレーシア、2000年からの中国も同じ道を辿ってきた。

 そして今、まさにそのスタートラインに立たんとしているのがミャンマーというわけだ。

 ミャンマーはインドシナ半島西部に位置する。人口は5000万人(08年)ほどだが、中国、ラオス、タイ、バングラディッシュ、インドと国境を接しており、周辺には25億人のマーケットを抱えている。

ミャンマーの都市、ヤンゴンの中心地(Photo:©WorldStock.JP)

 ルビーやサファイアなどの宝石、石油をはじめとした地下資源、木材などの天然資源も豊富と地理的には非常に有利なこの国が、東南アジアの最貧国に甘んじている理由は、軍事政権による人権侵害などを理由に、欧米諸国から経済制裁を受けてきたからだ。


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橘 玲(Tachibana Akira) 作家。1959年生まれ。早稲田大学卒業。「海外投資を楽しむ会」創設メンバーのひとり。著書に『お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方』『(日本人)』(幻冬舎)、『臆病者のための株入門』『亜玖夢博士の経済入門』(文藝春秋)、『黄金の扉を開ける賢者の海外投資術』(ダイヤモンド社)など。
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