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8月17日 8時37分
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フィスコ

7月戻り高値での達成感も投信設定期待からの先高感に

 欧米株式市場の上昇の流れを受けて、日経平均は直近戻り高値を捉えてくる展開が
期待される。欧州では、スペインが国内銀行業界向けの緊急金融支援を加速すると伝
わったことが好感された。米国ではネットワーク機器のシスコシステムズの好決算と
7月住宅建設許可件数が予想を上回ったことが評価された。シカゴ日経225先物清算値
は大証比45円高の9125円だった。シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、日経平均は7
月4日の戻り高値9136.02円を捉えてくることが期待される。
 ただし、その後は同水準での攻防が続きそうである。昨日は直近でみられていたフ
ァンドの解約とみられる売りが止まる一方、景気敏感セクターの主力株を中心とした
買いが入った。これが先物への買いを誘い、CTA(商品投資顧問)などの買い戻しに
向かわせたとの見方がある。買い戻しによる需給調整が一巡している可能性もあり、
昨日のような大幅な上昇は期待しづらいところ。

 また、日経平均の戻り高値更新による達成感のほか、ボリンジャーバンドでは+2σ
を上放れてくるため、テクニカル面では短期的に過熱感が台頭してくる。週末要因も
あって積極的に上値を追う展開は考えづらいだろう。

 しかし、8月第2週(6-10日)の投資部門別株式売買動向では、個人投資家が5週ぶ
りに売り越した。売越額は約半年ぶりの大きさであり、需給整理が進んだ可能性があ
る。トレンドが好転するなか、一段と需給は改善してくるとみられる。

 また、来週20日に設定される「野村日本株投信 (豪ドル投資型)1208」への期待
が下支えとなる。投信設定期待から下を売り込む流れは考えづらく、上値追いは慎重
ながらも、売り込まれている銘柄などへの買い戻しにつながりそうである。

 なお、16日のNY市場でダウ平均は85.33ドル高の13250.11、ナスダックは31.46ポイ
ント高の3062.39。ADRの日本株はトヨタ<7203>、キヤノン<7751>、三菱商<8058>、ブ
リヂストン<5108>、京セラ<6971>など、対東証比較(1ドル79.35円換算)で全般堅調
だった。

(フィスコ)


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