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東京理科大学総合科学技術経営研究科
実践的な知を追究し、技術立国を支える中核的な人材を育てる

2009年12月10日
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東京理科大学の総合科学技術経営研究科(専門職大学院)は、技術経営専攻と知的財産戦略専攻の2つの修士課程で構成される。加えて、後期博士課程としてイノベーション専攻も設立された。いずれも、社会人学生が学びやすい平日夜・土曜日昼間の時間帯に履修できる。バランスのとれたカリキュラムと教授陣はもちろん、利便性の高いロケーションも魅力の一つだ。

バランスのとれた教授陣と
カリキュラムで「王道」を行く

 「日本が世界に対していかに貢献するか、また厳しい競争のなかでいかに存在感を発揮するか。日本の目指す道が技術立国、あるいはイノベーション立国であることは間違いないでしょう」

 東京理科大学教授で総合科学技術経営研究科長の伊丹敬之氏は、日本の向かうべき方向性をそう語る。しかし、イノベーション立国を支える人材は、必ずしも充足しているとはいえない。技術者の育成はもちろん重要なテーマだが、伊丹氏が育てようとしているのは「技術を生かす人材」である。

伊丹敬之
伊丹敬之氏(東京理科大学教授 総合科学技術経営研究科長)
1969年一橋大学大学院商学研究科修士課程修了、72年カーネギーメロン大学経営大学院博士課程修了・PhD。一橋大学商学部専任講師、助教授などを経て、85年教授。一橋大学商学部長、同大学大学院商学研究科教授などを歴任後、2008年より現職。『よき経営者の姿』(日本経済新聞出版社)など著書多数。

 「日本は数々の優れた技術を生み出していますが、それを経済活動や企業活動につなげる力が弱ければ大きな成果は望めません。この能力を磨く場がMOT(技術経営専攻)です。

 また、創出した技術がすぐに模倣されるのも困ります。知的財産を保護したうえで、それを次の技術開発やビジネスに生かす必要があります。こうした分野をカバーしているのがMIP(知的財産戦略専攻)です」

 東京理科大学の専門職大学院(修士課程)は、MOTとMIPという2つの専攻から成っている。前者は日本で2番目、後者は最初に設立された専門のコースである。さらに、2009年度からは後期博士課程のINS(イノベーション専攻)がスタートした。

 「この博士課程は、MOTとMIPの上に置かれた研究大学院のコースで、もちろん同じ研究科の中です。INSの教員はMOTやMIPと兼務ですから、緊密に連携しています。

 INSは専門職大学院の修了生のなかで、『もっと学びたい』という意欲を持った人たちに研究を深めてもらう場でもあります」と伊丹氏は説明する。

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