お客さまからすると、初めてのお店に足を踏み入れるときはどことなく緊張感があります。

 たとえば洋服のお店なら「高いのかな?」「ちょっと見てみたいのだけど、しつこくされたら困るな」「冷たくあしらわれたらいやだな」etc.…

 そんな気持ちを吹き飛ばしてくれるのが販売スタッフの元気な、あるいは優しい笑顔なのです。

 外から見て楽しそうな雰囲気があり、安心して入店できる。

 そして、「いらっしゃいませ」のお出迎えに始まって、「ゆっくりご覧くださいね」「お色違いもございますよ」など、さりげない一言がプラスされた笑顔に接することで、お客さまは安心して商品を見てくれるようになります。

お客さまと親しくなるのが儲かる秘訣

 そして、お客さまが何か購入しようとするとき、無意識にですが、一緒にいて元気になれるような人、一生懸命に、楽しんで仕事している人、元気で明るい、感じがいい人、自分と同じ気持ちになってくれそうな人から買いたいと思うのが人情です。

 そういう人から買うと気分がいいし、不思議と、いい買い物をしたように感じられます。

 とはいえ、そのスタッフが自分と仲よくなれそうな人かどうかなんて、すぐにわかるはずはありません。「勘」で瞬時に判断するといってもいいかもしれません。

 その判断のもとになるのが「表情」であり、「笑顔」なのです。

 同じような商品で同じような値段であるにもかかわらず、買う、買わない、の差がついてしまうとしたら、それは笑顔があるかないかの差です。