海外の金融機関の特徴を理解する 2012年9月6日
Q12

海外金融機関で外貨預金をする場合、もっとも金利が高いのはどこですか?

 高品質低価格の商品がメーカー同士の激しい競争から生まれるように、商品としての預金も、金融機関同士が競争関係にあるところがもっとも金利が高くなります。

 日本円はほぼゼロ金利の状態が続いていますが、一部のインターネット銀行や中小金融機関のなかには、預金獲得のために1年もの定期預金で年利1%程度の金利を提示するところがあります。海外にも円預金を扱う金融機関はありますが、このような高金利を提示できるところは存在しません。

 同様に、米ドルならアメリカ、ユーロならヨーロッパ、ポンドならイギリスの金融機関がもっとも高い金利を提示しています。また一般に、信用力の高い大手銀行よりも、証券会社の預け金やMMFのほうが金利は高くなります。

 ただし、ここ数年は先進国はどこも超低金利で、高額の預金でないかぎり、どの通貨も金利に期待することはできません。

<最終更新:2012/08/01>

 


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橘 玲(Tachibana Akira) 作家。1959年生まれ。早稲田大学卒業。「海外投資を楽しむ会」創設メンバーのひとり。著書に『お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方』『(日本人)』(幻冬舎)、『臆病者のための株入門』『亜玖夢博士の経済入門』(文藝春秋)、『黄金の扉を開ける賢者の海外投資術』(ダイヤモンド社)など。
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