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9月10日 11時36分
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注目銘柄ダイジェスト(前場):トクヤマ、住友鉱、ニコンなど

トクヤマ<4043>:173円(前週末比-1円)
小幅安。先週末に日経平均の定期銘柄入れ替えが発表され、同社が新規採用銘柄とな
っている。9月25日の大引けで、インデックスファンドの買い需要が発生することに
なる。ただ、新規採用候補と位置づける見方が多かったため、特にサプライズは強ま
る状況になっていない。また、大和の試算では、インデックスファンドによる買いイ
ンパクトは出来高の4.4日分であり、影響は限定的との見方にもなっているようだ。
一方、新規採用候補の一角と見られていた日東電工<6988>、三菱ガス化学<4182>など
は冴えない動き。逆に、除外候補と目されていた三菱製紙<3864>には安心感が先行。


住友鉱<5713>:890円(同+50円)
大幅続伸。非鉄市況の上昇が手掛かり材料視されている。雇用統計を受けて次回FOMC
での追加金融緩和策への期待感が高まり、それにつれてドルの先安感の高まりを背景
に、先週末の金市況は2%強の上昇となっている。さらに、中国の景気刺激策に対す
る期待感から、銅やニッケルなどの市況も上昇へ。非鉄セクターの中心銘柄として見
直しの動きも強まる状況へ。

ニコン<7731>:2099円(同-60円)
軟調。米インテルが第3四半期の業績見通しを下方修正、7-9月期売上高は従来予想の
138-148億ドルから、129-135億ドルになる見通しとしている。粗利益率レンジも60-
66%から61-63%に引き下げへ。想定以上の需要低迷が背景となっており、今後の設
備投資計画下振れなども想定される状況に。米国市場でのインテル関連銘柄同様に、
売りが波及する格好となっている。

SUMCO<3436>:594円(同-29円)
売り優勢の展開。同社は先週末7日に上半期の決算を発表している。営業利益は69億
円で前年同期比27%増益、会社計画40億円を上回ったが、市場コンセンサスにはやや
未達となっている。また、会社側では、半導体市場調整に伴う下期のウエハー需要減
少見通しを示しており、通期計画150億円の達成は難しいとの見方にもつながってい
るようだ。もともと、通期の市場コンセンサスは会社計画比で上振れが想定されてい
た。

常磐興産<9675>:120円(同+30円)
ストップ高で上昇率トップ。同社は先週末7日に業績予想の上方修正を発表、上半期
営業利益は2.7億円の従来予想から13.7億円に、通期では3.1億円から14.6億円に増額
修正している。基幹施設であるスパリゾートハワイアンズの利用者数が、復興に向け
た協力・支援なども加わり、予想を大幅に上回ったことが背景となっている。修正幅
の大きさにはサプライズが強く、先行き警戒感などは一気に低下する流れとなってい
る。

Dr.シーラボ<4924>:259700円(同-16200円)
下落率上位。同社は先週末7日に7月期の決算を発表、営業利益は89.6億円で前年同期
比12.5%減益となり、従来予想の100億円や市場コンセンサスを下振れる着地となっ
た。今期は2ケタ増益を想定しているが、過剰広告指摘問題などを受けた事業環境の
不透明感から、上半期の見通しは公表していない。三菱UFJでは、広告問題は、中期
的にもブランド価値や顧客信頼に対する影響が残るとしている。

日東製網<3524>:128円(同+8円)
急伸で上昇率上位。先週末7日に発表した第1四半期決算の内容が好感されている。営
業利益は2.3億円で前年同期比37%増益、上半期や通期計画の同6%減益との比較で
は、順調なスタートを切る形となっている。復興需要から定置網や漁船などの漁業関
連事業が拡大したもよう。株価の値頃感や材料性の強さから短期資金の関心が向かう
格好に。

ツガミ<6101>:519円(同-42円)
売り先行で下落率トップ。みずほが投資判断を新規に「アンダーパフォーム」、目標
株価を450円としていることがマイナス材料視されているようだ。株価と連動する傾
向が強い月次受注だが、直近の7月は32億円と3月のピーク時からおよそ半減、8月受
注は20億円台まで減少する見通しと。当面はアップル関連の大型受注の獲得は期待で
きず、20-30億円台の受注が続くと判断しているようだ。

ビットアイル<3811>:719円(同+23円)
大幅反発。大和が投資判断を「3(中立)」から「1(買い)」へと2段階引き上げた
ことが好感されている。クラウド事業の開始初期は販売・運用体制の強化による人員
増などが先行し、短期業績を押し下げるものの、ラック単価の高いクラウドの稼働数
の増加に伴って、長期業績の拡大が加速されると評価している。なお、今後6ヵ月か
ら1年程度の目標株価は940円としている。

ポールHD<3657>:2222円(同+110円)
3日続伸。今期営業利益見通しを16.0億円から18.2億円へ、最終利益見通しを9.2億円
から9.8億円へとそれぞれ上方修正したことが好感されている。国内外における受注
拡大、相乗効果が見込まれる企業買収の効果が業績押し上げ要因となっているよう
だ。なお、大和では、今後は日本から海外へ進出する日本企業や、逆に海外から日本
展開を図る現地企業のデバッグ案件を獲得できる期待があるとコメント。


リブセンス<6054>:3310円(同-145円)
3日ぶりに反落。先週末に、10月1日付けで東証1部、または2部への市場変更を発表し
ている。また、それに伴って48万6600株の売り出しを発表しており、目先の需給悪化
懸念が先行する格好に。なお、変更市場は未定であるものの、同社の村上社長は現在
25歳で、仮に東証1部上場となると、1部上場企業として最年少社長となる見込み。


サイバーエージェント<4751>:150500円(同+6700円)
8日ぶり反発。同社やスカイマーク<9204>など、マザーズ市場では主力株の強い動き
が目立っている。同社については先週末に年初来安値を更新するなど需給面主導で下
落基調が続いており、短期的な売られ過ぎ感が意識されているようだ。また、本日は
超大型のIPOとなるJAL<9201>の売り出し価格が決定。売り出し株の配分の大半
を占めるとみられる個人投資家の換金売りは11日がピークとなる見込みで、需給懸念
の後退期待も先行へ。

(フィスコ)


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