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今週の音盤=心のビタミン ビジネス・パーソンのための音楽案内

【ストーン・ローゼズ「石と薔薇」】
自信を失くしそうな時に聴くと
元気のオーラが降って来る

小栗勘太郎 [音楽愛好家]
【第42回】 2012年9月13日
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 先日、世界経済フォーラムが毎年発表する世界の競争力ランキングで、日本は昨年より順位を一つ下げて第10位だとのニュースがありました。

石と薔薇

 日本の経済力や競争力の衰退が言われて久しい一方で、毎年夏に開催されるフジ・ロック・フェスティバル等を見ると、各国から第一線の大物バンドが多数参加しています。日本の音楽市場は、やはり世界有数の堂々たるものです。それは世界の最先端の音楽を楽しむ感性豊かな聴衆が存在しているということです。大した文化力です。誇ってもよいでしょう。

 そして2012年のフジロックには、世界が注目する大きな話題がありました。昨年15年ぶりに再結成されたストーン・ローゼズの来日公演です。伝説と化していたバンドの復活が初日のトリでした。しかも、ローゼズの直前に演奏したのは、元オアシスのリアム・ギャラガーが率いるビー・ディー・アイで、翌2日目のトリは元オアシスのノエル・ギャラガーでした。

 オアシスこそローゼズの薫陶を受け、英国ロックを牽引したバンドだったことを思うと、解散したオアシスが復活ローゼズをサンドイッチのように前後で挟み込んで、祝福したとも言えるでしょう。しかも、こんな素晴らしい組み合わせのコンサートは、英国以外では日本でしか実現できません(声高に言う必要はありませんが、日本の底ヂカラのほんの一例ですし、世界中の音楽ファン垂涎の的です)。

 それにしても、色褪せることなきローゼズの魅力は凄いものです。

 と、言うわけで、今週の音盤はストーン・ローゼズの「石と薔薇」です(写真)。

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小栗勘太郎 [音楽愛好家]

1958年生まれ、牡羊座のB型。某国立大学卒、米国滞在5年。公僕を生業とする音楽愛好家。著書は『音楽ダイアリーsideA』 『同sideB』(西日本新聞社)。『毎日フォーラム』誌にて「歴史の中の音楽」を連載中。


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ビジネス・パーソンは日夜、現場で闘って、日々、喜怒哀楽を感じる。実は音楽の現場も同じだ。だって、音楽もビジネスも、所詮、生身の人間が作る、極めて人間くさい営みだから。音楽には妙な薀蓄など不要かもしれないが、音楽が生まれる時には物語がある。それを知って聴けば、喜びが倍になり、悲しみが半分になるかもしれない。毎週1枚、心のビタミンになるような音盤を綴ります。

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