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【新連載】
「韓国が日本の新聞に主張広告を検討」
待ち遠しくて仕方がない、韓国政府の説明

降旗 学 [ノンフィクションライター]
【第1回】 2012年9月14日
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 世界でもっとも“つきあいにくい国”が北朝鮮、その次がアメリカだと私は思っているのだが、とても残念なことに、ここにきて大韓民国もつきあいにくい国の上位に躍り出た感が否めない。

 アメリカは、自国に不利益をもたらす国を“ならず者国家”と称し、他国に呼びかけて経済制裁を断行するが、私たち日本人からすれば、韓国も充分“ならず者”と呼ぶに等しい蛮行に及んでいる。

 なにしろ、人さまの領土を“俺たちのものだ”と言い張るのだから。

 韓国は、竹島を“韓国領”と決めつけているのである。そういった意味では中国も何ら変わるところがないが、儒教の教典には、欲しかったら他人のものを奪えばいい――、という教えがあるのだろうか。韓国は、儒教の国である。

 竹島の領有権をめぐる問題は、戦後半世紀以上にわたり日韓両国のあいだでくすぶり続けていたが、今年八月十日、李明博大統領の竹島訪問は、私たちを驚かせるに足る暴挙だった。

 一国の元首が、問題の渦中にある“グラウンド・ゼロ”に足を踏み入れたのである。

 ニュース映像には、“韓国領”と彫り込まれた断崖の前で高々と両手を挙げ、万歳をする大統領の姿が映し出された。そして、竹島問題が大きく取り上げられた直後、この大統領は何を思ったか――、

 「天皇が韓国を訪問したがっているが、心から謝罪するなら来なさい」

 と発言した(この発言を、韓国政府は“訪問したければ、独立運動で亡くなった方たちに心から謝罪してほしい”と訂正)。八月十四日のことだ。

 毎年、八月十五日には、陛下ご自身によるさきの戦争における不幸、中国、韓国の国民感情に配慮なさったお言葉を耳にしているが、韓国の現職大統領と韓国人は知らないのかもしれない。

 いや、李大統領は、四年前の就任直後、日本に謝罪と反省は求めないと言っていたのだから、知ったうえでの発言だ。確信犯なのである。日本生まれでもあり、親日派として知られた大統領の、見事なまでの豹変だった。

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降旗 学[ノンフィクションライター]

ふりはた・まなぶ/1964年、新潟県生まれ。'87年、神奈川大学法学部卒。英国アストン大学留学。'96年、小学館ノンフィクション大賞・優秀賞を受賞。主な著書に『残酷な楽園』(小学館)、『敵手』(講談社)、『世界は仕事で満ちている』(日経BP社)他。


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三面記事は、社会の出来事を写し出す鏡のような空間であり、いつ私たちに起きてもおかしくはない事件、問題が取り上げられる。煩瑣なトピックとゴシップで紙面が埋まったことから、かつては格下に扱われていた三面記事も、いまでは社会面と呼ばれ、総合面にはない切り口で綴られるようになった。私たちの日常に近い三面記事を読み解くことで、私たちの生活と未来を考える。

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