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イノベーション、ビジネス価値創造の視点からIT部門の成熟度を測定するIT-CMF (ITケイパビリティ(活用能力)・マチュリティ・フレームワーク)の日本でのサービスが開始

イノベーション・バリュー・インスティチュート

2012年9月5日

イノベーション・バリュー・インスティチュート(IVI)は本日、日本市場へのサービス提供を発表しました。IVIは、日本のCIOおよびIT部門の意思決定者に対して「ITケイパビリティ(活用能力)・マチュリティ・フレームワーク(IT-CMF)」に基づいた一連の教育・評価サービスを提供します。IVIは、日本の組織のIT管理の在り方を変える幅広いIVIサービスのエコシステムを確立すべく、すでに日本の主要大学や企業と協力関係を構築しています。今回を契機に2013年は、さらなる発展と拡張を見込んでいます。

IVIは、アイルランド国立大学メイヌース校とインテル・コーポレーションが共同で設立した、非営利のテクノロジー研究・教育機関です。現在コンソーシアムには、NTTデータ、ブリティッシュ・ペトロリアム、インテル・コーポレーション、富士通、アーンスト・アンド・ヤング、シェブロン、マイクロソフト、ボストン・コンサルティング・グループ、SAP、ミラークアーズ、BNYメロン、チューリッヒ保険、ロイド銀行グループ、シェル、シスコシステムズなどの90以上の組織が参画しています。

IVIでは、オープン・イノベーション・コラボレーションの原則に基づき、IT部門のパフォーマンスを常に向上させる、実証された、業界が認める最優良事例(ベストプラクティス)について研究、開発、配信しています。これらのベストプラクティスは、CIOやITの意思決定者に向けに「ITケイパビリティ(活用能力)・マチュリティ・フレームワーク(IT-CMF)」と呼ばれる管理システムとしてまとめられています。IT-CMFは、米国やヨーロッパの多くの組織で採用され、ビジネスのために価値を提供し、革新をもたらすよう、IT管理の在り方を変えています。

IVIは現在、日本の主要大学および企業と協力して、日本市場に合ったシステムの構築を行っています。そのうち、IT大手のNTTデータは、すでにコンソーシアムに加入し、IT-CMFを使ったコンサルティング・サービスを開始しています。

インテルコーポレーションインテル・ラボヨーロッパ代表のマーティン・カーリーは、「IT-CMFが今後、日本のCIOの皆様を支援していくという、IT-CMFの世界的な広がりを目の当たりにでき、IVI設立メンバーとして喜ばしく思います。IT-CMFは、ITを使った予想可能なビジネス価値を提供することで、事業の中核機能となるようITの役割を向上させ、変革することができます」と述べています。

また、インテル株式会社取締役副社長の宗像義恵も同様に、IVIおよびIT-CMFサービスの日本での提供を歓迎しています。「IT-CMFの管理のベストプラクティスにより、日本のCIOやIT管理者はITの利活用をさらに加速させ、企業を変革させることができます。IT-CMFは、日本の産業界が競争力を取り戻すための強力な原動力となるでしょう。インテル株式会社は、IVIおよびインテル・ラボと協力し、私どもの事業活動を通して日本の変革を支援していきます」と述べています。

インテルは、9月6日、ハイアットリージェンシー東京で開催される「JUASスクエア」でIT-CMFのプレゼンテーションを行います。

日本のITエンドユーザーの組織で、東京に拠点を置くJUAS(一般社団法人日本情報システム・ユーザー協会)では、海外の実績あるフレームワークであるIT-CMFの日本への本格進出に対し、日本のシステム・ユーザーを支援する立場から歓迎の意を表し、JUAS事業の中でIVIの活動をサポートすると述べています。

IVIはまた、日本で重要な活動を行っている学術専門機関であるJASMIN(経営情報学会)とも協力し、日本国内でのIT-CMFの展開と理解の促進を図る予定です。これらの機関の協力により、IT-CMFの採用を希望する日本のIT管理者に対して、最も効率の良い研修、コミュニケーション機会を提供できるようになります。

JASMIN理事の横浜国立大学田名部元成教授は、「JASMINは理事会でIVIとの協力関係の開始を了承しています。IVIは基礎レベルから修士課程MBSc(Master of BusinessScience)に至るまで、優れた教育・研修プログラムを提供しています。IVIと共にJASMIN会員に対しIT-CMFの普及促進と情報発信をしていきたいと考えています」と述べています。

また、IVIは、東京工業大学や東北大学などを始めとする日本の主要大学とも協力関係にあります。両大学は、日本企業とIT-CMFとの関連性の問題に特に焦点を当てながら、IT-CMFの発展に対し学術的な面から貢献していきます。東京工業大学では2013年1月から、社会人向けの教育プログラム「Career Advancement Professional School(CAPS)」の中で「ITとBusinessの整合性をいかに高めるか」に関するコース(ITValueコース)を提供する予定で、IT-CMFもその一部に含まれています。

東京工業大学大学院社会理工学研究科長の飯島淳一教授は、「ITValueコースは、情報システムの機能と構成の両面から、ビジネスでITを利用している企業が、ITとビジネスをいかに整合させるかを学ぶことができる講義です。IT-CMFは、ITとビジネスを整合させる能力を評価するための効果的なフレームワークです」と教育プログラムへの参加を歓迎しています。

東北大学大学院情報科学研究科長の亀山充隆教授は、「情報通信技術の高度利用を通じ、情報、機器、人々の融合による新たな社会の創造に向けて、システム革新を導くリーダーの育成に対し、IT-CMFが大きな役割を果たすことを私たちは願っています」と述べています。

IVIでは、日本の重要組織、専門機関、主要大学の皆様から今まで受けてきた支援と情熱に感謝しています。IVIでは、IT-CMFの普及についてこれからも強力な関係構築を進め、日本のIT管理者がIT組織を変え、さらなる変革と価値をもたらすことを期待しています。

IVIジェネラル・マネージャーのマーティン・ディレイニーは、「IVIは、IT-CMFを日本市場に展開できることを、当協会のエコシステムを広げる重要な節目として心から感謝申し上げます。今後、日本の組織のIT管理に、より高い革新性とビジネス価値がもたらされることを期待しています」と述べています。

IT-CMFおよびIVIに関する詳しいお問い合わせは以下にご連絡ください:

IVI Central,Ireland
Niamh Moore
Eメール:ivicommunications@nuim.ie
www.ivi.ie

Gibney Communications
Donnchadh O’Neill
Eメール:DonnchadhONeill@gibneycomm.ie
T:+353 1 661 0402
T:+3531872056504

IVIジャパン
加賀武志
Eメール:Takeshi.kaga@nuim.ie
電話:080-3361-6789

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