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【第3回】 2007年10月12日
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週刊ダイヤモンド編集部

通販のノウハウを求人支援事業へ移植
エキセントリックデザイン社長・岡野弘文

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柔軟な発想が“売り”のフリーター社長

 「いくら求人広告を出しても、採用できない。よい人材を根こそぎ大企業に持っていかれる」

 慢性的な人手不足を嘆く中小企業経営者は多い。とりわけ、景気が好転すると労働市場は逼迫し、大企業ほどには採用コストを投じる余力がなく、採用活動は困難を極める。
 こうした悩める経営者に救世主が現れた。「募集人数に対して5~10倍の応募者が殺到する」求人広告がある。その仕掛け人は、エキセントリックデザイン社長の岡野弘文である。

求人広告プロジェクト
求人広告で使用するイラスト1つで、応募結果は異なる。あるパート募集広告では、梱包作業をする女性の顔に、しわを1本増やすだけで、40歳前後の女性が殺到した。企業が求める人材像を的確に表現することが肝要だ。

 エキセントリックデザインは、求人広告のデザインを手がけるだけではなく、顧客企業の求人活動を丸ごとコンサルティングしてしまう。過去に、求人に失敗した原因はどこにあるのか。求めているとおりの人材を集めるには、どのような広告を打てば効果的か――。顧客企業とともに、「求人成功プロジェクト」を40日間進めて、その指導料は60万円(消費税別)。「成功率はほぼ100%」というから、高くはないだろう。

 じつは、この求人支援事業のノウハウは、全社売上高の9割弱を占めるネット通信販売事業のノウハウを応用させたものだ。

 「通販は離れたところにいるお客様に、商品の魅力を伝えなければならない。求人も同様で、会社の魅力を伝える。会社を通販するようなものだ」

 誇大広告を打っても商品は売れない。同様に、「風通しのよい職場で、残業はありません」と現状を偽る求人広告を打っても、漠然としていて応募者は増えない。仮に採用できても、現状に違和感を覚えた人の定着率は低い。ならば、「就労時間は不規則ですが、こんなやりがいがあります」と包み隠さず説明したほうがよい人材が集まる。企業と人材のニーズが合致する、精度の高い求人支援が強みだ。

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